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第330話

Penulis: 一燈月
「氏名は?」

「高宮小夜」

「年齢は?」

「二十九歳」

「性別は?」

「……女」

「居住地は?」

「帝都」

「目的地は?」

「陽光の都」

「なぜ森に入った?」

「旅行者の車列で通りかかった時、突然数台が故障して……」

その男が言葉を遮った。

「何台だ?」

「……四台」

「続けろ」

小夜は深く息を吸い込んだ。

「私たちは十三人でその場に残り、キャンプを張って救援を待っていました……そこへ男が二人やって来て……

深夜、私が番をしていた時、そのうちの一人が銃で私を殺そうとしたんです。仲間がいるとも言っていました。標的は私一人だと、はっきりそう言いました……」

「……」

この一帯は特務機関の管制区域として封鎖されており、許可なき者の立ち入りは固く禁じられている。

薄暗い小屋の中。

数人の黒い詰襟を着た男たちが、背筋を伸ばし、厳しい表情で机の向こうに座っている。

対面する木の椅子には、泥まみれで疲労困憊した女――小夜が、同じく背筋を伸ばして座っていた。

銃撃から逃れる最中、不運にも特務機関の管制区域に迷い込んでしまったのだ。

足を踏み入れた瞬間、
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もちむぎ玄米
小夜にとって、先ずは、直ぐにやって来るであろう圭介と対峙して、7年前に遡り、過去7年間の小夜に起こった全ての出来事に決着を、そして主犯である悍ましく諸悪の根源である狂人圭介と、本当の意味での最後の決着を付けねばならない! そして、小夜に異常執着する狂人圭介の手から完全に解放されなければならない!! がんばれ!小夜!! それと…今回の、小夜が刺客に命を狙われた事件は、おそらく圭介の耳に入ることになるだろう… その事を知って圭介は事件の詳細を調べるのか? 指示を出した本当の犯人を探すのか? 犯人の若葉に辿り着いた時、圭介は彼女に報復するのだろうか? それとも、やはり…擁護するのだろうか?
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もちむぎ玄米
とりあえず、良かった! 軍事重要区域に紛れ込んで不幸中の幸い! 若葉が送った刺客から一旦は助かったんだよね? おそらく?どこかに隠れて身を潜めているだろうし、今も諦めずにまだ小夜の命を狙い続けるはず!! 軍事重要区域内から解放されても、正直、不安しかない!! だけど…それプラス… 小夜が氏名を名乗ったことで、おそらく身元確認をする為に確認連絡が圭介に入ったはずなので、速攻でここに圭介がやってくるってことだよね? 青山にもその情報は入るのだろうか?! 入ると良いけど… とにかく、いよいよ小夜と圭介が対峙する時が刻一刻と近づいてきたのね… 小夜、がんばれ!魂を奮い立たせろ! 決着をつけるんだ!
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