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Author: 影畑凛星
last update publish date: 2026-09-28 13:09:31

 共同プロジェクトが終わってしばらく経った頃、佐伯から声をかけられた。

「今度、向こうのチームと軽く飲みに行くことになったんだけど、来る?」

「打ち上げですか?」

「そんな大げさなものじゃないけどな。最後にちゃんと集まってなかったし」

 参加者を聞けば、以前一緒に仕事をしていたメンバーが何人か来るらしい。

 その中には、彰人と芹奈の名前もあった。

「行きます」

 千紘はすぐに答えた。

     ◇

 当日は十人ほどが集まった。

 仕事の話をする者もいれば、すっかり雑談に移っている者もいる。

 千紘は佐伯たちと話していたが、途中で席を移動した芹奈が隣に座った。

「雨宮さん、お久しぶりです」

「お久しぶりです」

 最後に会ってから、それほど時間が経ったわけではない。

 けれど芹奈は以前より少し疲れて見えた。

 千紘は何も聞かなかった。

 代わりに仕事の話をして、最近忙しいのか、そんな当たり障りのない会話を続ける。

 しばらくして、千紘はふと視線を感じた。

 少し離れた席にいる彰人だった。

 こちらを見ている。

 千紘と目が合うと、彰人はすぐ隣の男へ顔を向けた。

 千紘は何も言わず、芹奈と
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