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第1115話

Author: かおる
星は、航平に謙信の素性を調べるよう頼んだ。だが、結局のところ決定的な情報は何ひとつ得られなかった。

星自身わかっていた。

一度に約一兆円もの資金を動かせる人間など、自分の手の届く相手ではない。

そもそも、こちら側から調べがつくはずがなかった。

その報告を聞いた航平は、会社から慌てて駆けつけ、星を説得する。

「星、あいつの話なんて信じるな。詐欺師の可能性だって十分ある。もしくは、わざとお前の資金調達を邪魔して、契約を潰すつもりかもしれない」

星も一度はそう考えた。

だが、あの男の口ぶりはあまりにも自信に満ちていて、はったりにしては不自然だった。

これまで数えきれないほど人と会ってきた星の目から見ても、謙信はいかにも詐欺師というタイプには見えない。

航平は、それでも言葉を重ねた。

「星、資金のことなら心配するな。私と雅臣がなんとかする。三日以内に、必ず用意する」

星は、静かに首を振った。

「ふたりがここまで力を貸してくれるのは、本当にありがたい。でも……この額は決して小さくない。もし御社に何かあったら、資金繰りが一気に苦しくなるわ」

星は、まっすぐ航平を見上げた。
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Comments (20)
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nocccoo
ゆーいさん 優芽利は、明日香が仁志を好きとか思わないかなーとか期待でワクワクしています。 怜央は明日香のために人生捧げてますもんね。切られたとき、明日香に利用されていたと分かり、サマーが星だと知ったら!これまたワクワクします。 明日香は新たな駒として仁志に接するかも?仁志の本性分かってないですしね。仁志は優芽利と同じように転がすかも。明日香って物理が得意で特許も取っていて…って描かれてますけど、ところどころに?頭良い??ってなる事があります。 小林家、そうか!同姓ですね!!全く忘れてた! 回収されてない伏線、今後の展開が楽しみです。 一番楽しみなのは仁志の身分明かされるときです。
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ゆーい
明日香の腹黒書かれましたね。 あれだけ使い勝手のいい怜央を切って、これからどうするつもりなんだろう。 「同じ私生児なのに」ってのが根底にあるから、あれだけの事をした怜央なのに、私生児とバレた今、明日香にそこまでする御曹司なんていないだろうし使えるコマもどんどん減っていますね。 明日香も仁志の能力を見謝ってるんなら無能三兄弟とあんま変わらないですね。 溝口家程の家を制圧した当主が、世界一の富豪が何でピンポイントで星の創業株の為だけに動いてると思うんだろ…ともずっと思ってました。 航平も悲惨な末路を迎えそうですね。 あと気になってるのは「小林家」 中々退場しない清子が令嬢として戻ったりしてw
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nocccoo
仁志大明神様、神の采配が凄くって!次元が違いますよね!! 明日香が仁志の身分を明かさないのは何故なんでしょうね。仁志の実力分かってないし軽んじてるのかな? 仁志が星のそばに居るのは創業株狙いと思っているから、雲井家の駄メンズに話して星から引き離そうともしていないし。 明日香は怜央だけでなく、評判が落ちた優芽利も切るかな?と思っています。自分の評判も落としたくないでしょうからね。 怜央と優芽利が明日香に利用されていたと気付くといいな。 どう展開するんでしょう。楽しみです!
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