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第1387話

Author: かおる
優芽利がふと尋ねた。「お兄さん、誰にメール返してるの?」

怜央は、最後の一文まで打ち切ってからようやく顔を上げた。「summerだ」

優芽利は目を丸くして、怜央をじっと見つめる。「お兄さん、summerを見つけたの?」

怜央は首を横に振った。「見つけたわけじゃない。連絡先を手に入れただけだ。たまにメールする程度だよ……それに、summerは干渉されるのが好きじゃない。そんな気がする」

その言い方に、優芽利は兄を見る目が少し変わった。

怜央は元々、押しが強い。いったん決めたら簡単に曲げない。本気でsummerを探す気なら、地面を掘り返してでも引っ張り出すはずだ。

実際、少し前まで彼はsummerの居場所を調べさせていた。明日香に肖像画を描かせるために。

それなのに今は、手がかりを得ても追わない。「邪魔されたくない人だ」と言う。

明日香以外に、いつからこんな気遣いをするようになったんだろう。兄は言っていたはずだ。summerが明日香より大事になることはない、と。

それでも――目の前で返信を待つ怜央を見ていると、胸の奥に説明のつかない違和感が生まれた。

優芽利は訊く。「お
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