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第1011話

Penulis: ラクオン
鷹はつまらなそうに「チッ」と舌打ちした。

南が一言聞いた。「こんなに可愛い娘がいたら、嬉しくないの?」

海人はみっちゃんを一瞥した。

小さな頬にえくぼが二つ、宝石のように輝く大きな瞳。

まるで人形のように精巧な顔立ちだった。

来依との間にこんな娘が生まれたら、もちろん嬉しいに決まってる。

けれど、目の前の子は明らかに違った。

彼にも来依にも似ていない。

二人ともえくぼなんてないし、何より、せめて八重歯くらいは遺伝してもいいはず。

でも、それもなかった。

「俺と来依には、可愛い娘がきっとできる」

南はさっと身を引き、みっちゃんを連れて部屋を出た。

二人きりにしてあげようと気を利かせたのだった。

そのことを忘れていた鷹が、のんびりと口を開いた。

「おめでとう。お前、多分娘ができるぞ」

「……は?」

南は慌てて鷹の口を塞ぎ、引っ張って隅に連れて行った。

「こういうサプライズは、来依ちゃん本人の口から言わせるべきでしょ」

鷹は海人と冗談を言い合うのに慣れていたせいで、つい口が滑った。

女の子がこういうのに敏感だってことを、すっかり忘れていた。

彼は海人の方を見て言った。

「……俺の願望ってことにしといて」

「……」

南は小声で怒った。

「黙ってられないの?」

鷹は腰をかがめて言った。

「じゃあ、黙らせてくれる?一つだけ受け入れられる黙らせ方があるけどね」

みっちゃんが二人の間にぬっと顔を出し、好奇心で目を輝かせて聞いた。

「ねぇ、おじさん、どんな方法?」

明日菜はさっとみっちゃんを引き寄せ、そのまま海人のベッドに近づいて、彼の脈を取った。

そして来依に向かって言った。

「もう大丈夫よ。二日ほど休めば、帰国しても問題ない。私は往診があるから、先に行くね」

ちょうどよく南が言った。

「私と鷹が送るわ。あなたたちは話してて」

部屋を出るとき、ちゃんとドアも閉めてあげた。

車へ送る前に、南は部下に買いに行かせたものを手渡した。

「道中で食べて」

明日菜は笑みを浮かべた。

「ありがとう」

車が出発すると、鷹はすぐに南を抱きしめた。

南は彼を睨んだ。

「本当に、あなたっておしゃべり」

鷹は笑いながら、彼女に顔を寄せた。

「じゃあ、何も言わないでキスする」

「……」

……

病室の中。

海人が来依
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