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第228話

Author: ラクオン
うん……

南希をちゃんと立ち上げられますように。

私も、私の大切な人たちも、どうか健やかに過ごせますように。

目を開けてロウソクの火を吹き消すと、来依が腕時計を見てにっこり笑った。

「ギリギリセーフ。ちゃんと日付変わる前に願えてよかった~」

「……子どもっぽいなあ」

口では呆れたように笑ったけれど、胸の奥はぽかぽかと温かかった。

こういう、ほんの1、2分の違いを気にかけてくれるのは、きっと本当に私のことを想ってくれる人だけだ。

ひと口食べたお寿司は、しょっぱくてむせ返るほどで、思わず来依を見た。

「これ……来依が作ったんでしょ?」

「え?まずい?」

「まずいっていうか……その上。もう殿堂入り」

彼女もひと口味見して、即座に吹き出した。

「ちょっ、私が作ったの何?これ、豚に出したら夜逃げするレベルじゃん……これは無理。ちょっと捨ててくる!」

どかどかと立ち上がる来依を慌てて制し、私はまたひと口食べた。

「もったいないし。来依がせっかく作ってくれたのに、粗末にはできないよ。手は切ってないよね?」

「え、あ……ないよ別に」

彼女が首を横に振りかけたタイミン
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