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救い
救い
Auteur: ルビーベビー

第1話

Auteur: ルビーベビー
一ヶ月前、私は頭部に重傷を負い、視力を失うことになった。

彼氏は毎日私の生活を世話してくれた。

今日、目がひどく痛んだ後、なんと光を感じるようになって、かすかに物の輪郭が見えるようになった。

喜び勇んでベッドから起き上がり、彼氏にこの良い知らせを伝えようとした瞬間、ドアを開けたら、私は呆然とした。

彼氏は血だまりの中に横たわり、隣の殺人犯はマスクをつけながら、私をじっと見つめていた。

そのまだ血を滴らせている刃先が、まっすぐに私を指していた。

危険はすぐそこまで迫っていた。

私の脳は急速に働き、余計な動きは一切できなかった。

この瞬間、もし私が叫んだら、待っているのは確実に死だ。

そこで私はすぐに思考を整理すると、堂々と歩みを進め、手を壁に添えながら少しずつ前に進んでいった。そして、ぶつぶつと文句を言っていた。「浩さん、ご飯まだ?お腹すいたよ。目が見えなくなってから、お腹がすくのが早いのよ」

もちろん血だまりの中に横たわる彼氏は私の言葉には反応しない。

なぜなら、この言葉は殺人犯に言っているからだ。

私の目は少し回復したものの、眼球の動きがまだ鈍く、他人なら全く異常が分からない。

案の定、殺人犯は音を立てずに立ち上がり、私に近づいてきた。

彼は手を私の目の前で何度も動かし、私が本当に盲目か偽っているかを試しているようだった。

私は見て見ぬふりをしたまま、活気のない目で彼氏の遺体を踏み越えると、心が猛然と痛み、少しぞっとした。

私たちは三年間愛し合い、結婚を間近に控えていたのに、思わぬ災いで死に別れることになってしまった。

一歩、二歩、三歩。彼の体は冷たく硬くなり、地面の血はすぐに乾いていった。

殺人犯は浩さんの横で、威張りながら私に侮辱の手振りをして見せた。

私は耐えたが、心の中で怒りと無念が渦巻いていて、それを外に出すことができなかった。

私は、「私は盲人だ。何も見えていない。このまま演じ続けなければ、私は生き残れない」と、何度も自分に言い聞かせた。

私は少しずつ冷蔵庫の前に這っていき、冷蔵庫を開けながら口に出して叫んだ。「浩さん、もう出かけたの?お腹すごくすいたよ」

返事はない。殺人犯は、私の愚かさと無力さを笑っているのだろう。

私は手を伸ばしてパンを取り出し、翼々と包装を開けて口に運ぶと、あたふたと咀嚼した。

ブルーベリーと空気中の血の匂いが混じり合って、少し不気味な味がした。

何口か噛んだ後、それを戻し、次のものを取った。

冰箱の中から手渡されたのは、鮮血で浸ったまんじゅうだった。

私の心臓はほとんど飛び出しそうになったが、それでも冷静を保って受け取った。

殺人犯は口を押さえながら軽く笑い、眉と目をぎゅっと寄せていた。

私は不快感を堪えながら目を閉じ、一口かじった。吐き気をこらえながら、殺人犯に向かって甘く非難するように言った。

「浩さん、消費期限が過ぎてるのに、捨てないの。嫌だわ」

その後も、私は辺り構わず、水を飲んだり、トイレに行ったり、寝たりした。

殺人犯はそれをじっと見つめ続けた。

私は彼のわずかな息遣いさえ感じることができた。

空気がひどく静かな時、部屋の中で二人の心臓が「ドクンドクン」と鳴る音が聞こえた。

警察に通報しようと考えたが、私のスマホは殺人犯にしっかりと握られていた。

たとえ私が寝ている時でも、彼は一歩も離れず私のベッドの前に座った。

彼の温かい息が私の顔にかかり、次いで刃物が頬を切るような冷たい感触がした。

彼は待っている。私が隙を見せるのを。

そして私も待っている。彼の魔の手を逃れるための完璧な瞬間を。
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