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第460話

Author: フカモリ
真琴が静かに顔を向けると、信行が背中を丸め、どこか無頓着な様子で真似をして手すりに腕を乗せ、こちらに水を差し出していた。

男をじっと見つめる。

髪を染め直してからは、やはり昔と同じように端正な顔立ちで、相変わらず人目を引く。

ただ、以前よりも少しばかり哀愁が漂っている。

しばらくじっと見つめてから、真琴は少しだけ口角を上げ、淡く笑って尋ねた。

「冷やかしに来たの?」

こんなにも絶妙なタイミングで現れ、開口一番に落ち込んでいるかと聞いてくるあたり、きっと恭介に呼ばれたことを知っているのだろう。

なぜそれを知っているのかと言えば、おそらくあの交通事故のあと、密かに人をつけて様子を探らせていたからに違いない。

だから、あえて遠回しな言い方はせず、相手の意図は分かっていると直接口にした。

真琴の問いに、信行も思わずふっと笑った。

その笑みを見て、真琴も遠慮せずに差し出された水を受け取った。

キャップをひねって水を一口飲むと、信行はこちらを向いて言った。

「俺をそんなに心の狭い男だと思わないでくれよ」

そう言われても真琴は何も答えず、水を手にしたまま、ただまっすぐに対岸
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Comments (1)
goodnovel comment avatar
mami
念願虚しく貴博とは終わってしまいました泣。 あっさり過ぎて泣く。 男運がないというか、、 身近な人達との縁ばかりだから 片桐家か五十嵐家かだもんね〜 貴博の立場的に将来を共にはできないよね。 真琴ちゃんは達観してる人だから 立ち位置、引き際心得ちゃってるから 迷惑かけないように離れるよね。 こんなにあっさりに終わりにされちゃって泣く。 凄い妄想しまくりなんだけど 復縁より 智昭とならあり!なんじゃないかな! とにかく真琴が心満たされる 幸せを掴んで欲しいのですよ!!
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