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第95話

Penulis: フカモリ
信行のいい加減な態度に、紗友里は隠しきれない嫌悪感を向ける。

傍らで、真琴はただ黙って食事をし、何も言わない。

食後、由紀夫は信行を一人、書斎に呼びつけて叱責する。真琴と紗友里は階下で幸子に付き添っている。

今や、幸子も孫娘たちに付き添ってもらうまでもなく、自分で眼鏡をかけ、リビングでショートドラマに夢中だ。

毎回、ドラマの中の悪役令嬢が登場すると、幸子は歯ぎしりして腹を立てる。由美こそがあの悪役で、自分の孫があの愚かな男性主人公だ。悪い女に騙されているに違いないと。

そして、スマートフォンを持って真琴と紗友里の元へやって来て、このドラマを信行にシェアする方法を教えろとせがむ。

幸子の真剣な様子に、真琴と紗友里の二人は笑いが止まらない。

しかし、やはり言われた通りにシェアする方法を教える。紗友里は祖母のアプリを浮気防止の特集に切り替え、一日に四、五本のビデオを信行に送りつけ、悪い女に騙されないようにと注意を促すよう言いつける。

四、五本?

とんでもない。信行が祖父に叱られているこの間に、幸子はすでに四、五十本は送っている。ドロドロの恋愛ドラマか、愛人が家庭を壊すショー
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