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第127話

last update Date de publication: 2026-04-27 19:00:00

3月10日、火曜日。

実家への挨拶を終えてから、数日が経っていた。

今日は、親友の萌花と一緒に、ウェディングドレスを選びに来ている。

「咲希、絶対素敵なドレス見つけようね!」

萌花は、朝から張り切っていた。

私たちが訪れたのは、青山にある有名なドレスショップ。白を基調とした店内には、無数のドレスが並んでいる。

シンプルなもの、豪華なもの、個性的なもの──どれも美しくて、目移りしてしまう。

「いらっしゃいませ」

ドレスコーディネーターの女性が、優雅に私たちを迎えてくれた。

「この度はご結婚、誠におめでとうございます」

「ありがとうございます」

私が答えると、コーディネーターは微笑んだ。

「それでは、まずはお好みのスタイルを教えていただけますか?」

「えっと……」

私が萌花の方を向くと、萌花が目を輝かせた。

「咲希は細身だから、Aラインが絶対似合うと思う!」

萌花

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