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第7話

Auteur: お酒さん
桃香は今までの人生で、親から支配され、無視されるのが本当に嫌だったと書いていた。

死に臨んでも、やはりそれが嫌だ。

でも、いくら嫌いだと言っても。

娘として父親と母親への愛は否定しようがない。

だからだ。

彼女はこれ以上、お互いに苦しめ続けるのを終わりにするため、死を選んだだけだよ。

父親と母親には関心を寄せる大切な姉もいるし、仲良くしている友人もいる。日々順調に成長を続ける事業もある。

一方、桃香には何もない。自分の家族すらも、自分よりも輝いている姉を選んだ。

だから、彼らに無関係で重要でない桃香一人、死んだところで問題はない。その死は一番の選択なのだ。

桃香が死んだ後。

みんなの人生はもっと幸せに満たされることだろう。

なんて素晴らしいことなんだろう。

遺書を読み終わった瞬間、母の心の防波堤は決壊し、後悔の波が押し寄せて止まらなかった。

彼女はもう他人も自分も騙すことはできない。携帯を手に持ち床に崩れ落ちると、両目から大粒の涙を絶えず流し続けた。

「桃香……私の桃香ちゃん……私の可愛い娘……ごめんなさい、ごめんなさい……

ママはあまりにもあなたに無関心
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