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第1259話

Auteur: 夏目八月
さくらは結局、山に入って探すしかないと決意を固めた。師叔は一両日中には到着するはずだが、それまでは最も単純な方法で捜索を続けるしかなかった。

二月半ばというのに、まだ寒さは厳しかった。北国の凍てつく乾いた風こそないものの、初春特有の湿った冷気が身に染みた。その湿り気を帯びた寒さは最も堪えるもので、不安と焦りに満ちた心をさらに重くしていた。

夜になっても眠れず、寝返りを打ち続けた。深水師兄が印を見つけてから既に数日が経っている。その間、二人は別の危険に遭遇してはいないだろうか。大石村の者たちに見つかって襲われてはいないだろうか。

深い山の中なら、殺し合いが起きても誰も知るはずがない。

明日の山入りに備えて体力を温存すべきだと分かっていても、眠れなかった。結局、夜明け前に起き出した。

露店が開き始めるのを待って、山での携帯食料を買い集めた。宿に戻る頃には、皆が起きていた。

今回の捜索は三隊に分かれることになった。

梅月山小隊が一隊、山田鉄男率いる玄甲軍三十名が一隊、深水師兄指揮の玄甲軍二十名が一隊。

梅月山小隊は沢村紫乃、あかり、饅頭、棒太郎、紅羽、そして二人の師姉たちで構
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