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第151話

作者: かんもく
常盤奏は、「心配には及びない」と冷たい言葉で三木直美を切り捨て、彼女は肩を落としてその場を立ち去った。

その時、携帯のベルが鳴り、静けさを破った。

常盤奏は携帯を手に取り、画面で三千院とわこの名前を見てこめかみがぴくりと跳ねた。

もうすでに昼の十二時に近づいていた。彼と三千院とわこは昨夜、今日の午前中に会う約束をしていた。

しかし、朝、出発する前に三木直美からの電話を受け、そのことをすっかり忘れてしまった。

彼は電話に出て、「ごめん。今日は用事があって、約束を守れなかった。離婚の手続きを弁護士に任せるつもりだ」と告げた。

とわこは一瞬驚いたが、冷静に答えた。「分かった。今日は週末なので離婚手続きはできないわ。月曜日にあなたの弁護士から連絡をもらうようにしてください」

「わかった」常盤奏は答えた。

話が終わり、電話を切ろうとしたが、一言付け加えた。

「三千院グループのビルについてだが、売ることにする」

彼はすでにとわこに対する復讐したい気持ちを捨てていた。

今、彼の唯一の関心事は、妹の病を治すことだった。

結菜は彼の妹であり、双卵双胎の兄妹だった。

しかし、結菜
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