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第962話

Auteur: かんもく
マイクはとわこの期待を敏感に察知し、容赦なく彼女の幻想を打ち砕いた。「どこに出張するにしても、絶対に君が行く青山大学ってことはないよ。あいつ、あれだけプライドが高いタイプじゃん?成功体験を他人とシェアするなんて、彼の性格からしてあり得ない。ネットで調べてみなよ、個人インタビューなんてほとんど受けたことないし、あの言葉を惜しむ性格で講義なんて無理」

マイクの一言一言が、とわこの目を覚まさせた。

彼のことを一番よく知っているはずなのに、なんでこんな現実味のない妄想を抱いていたんだろう?

自分でも恥ずかしくなって、顔が赤くなる。

マイクはそれ以上彼女をからかうことはせず、少し表情を和らげて提案した。「じゃあさ、子遠に聞いてみようか?もしかしたら本当に青山に行ってるかもよ?青山ってさ、自然が豊かで空気も綺麗な場所だろ?出張って言いながら、実はリフレッシュしに行ってる可能性だってあるよ?」

「彼が出張だろうがバカンスだろうが、私には関係ないから。知りたくもないし、子遠にも聞かないで」

とわこはそう言って、ゆで卵を一つむいて彼の皿に乗せた。

マイクは一口かじりながら尋ねた。「で、何時
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