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第1295話

Author: 栄子
「今回はちゃんと数日休むのよ」梓は優希を支えてバスルームへ向かいながら言った。

「あなたは頭いいんだから、数日授業を休んでも、後でちょっと勉強すればすぐ追いつけるでしょ。それにコンペも終わったし、研修に行けなくても他のメンバーに遅れる心配はないわ。だからこの数日は、家でゆっくりしてて。私が毎日ご飯を作りに帰ってくるからね」

そう言われ優希は本当に感動して、笑いながら言った。「梓、いっそ兄さんと結婚してくれない?こんなに優しくて面倒見がいいあなたを、他の人の嫁になんてさせたくないよ!」

すると梓はうつむき、瞳に複雑な色が浮かんだ。

「あんなに素敵なあなたのお兄さんに、私なんて釣り合うわけないじゃない!」

「どうして釣り合わないのよ?」優希は眉をひそめ、梓の肩を叩いて真剣に言った。

「梓、あなたはとっても素敵な子よ。いつも自己否定しないで。家の事情がどうであれ、あなたのせいじゃない。あなたはあなた自身で、誰よりも努力家で、本当に優しい女の子なんだから。あなたには絶対、素敵なイケメンがふさわしいの。たとえ兄さんじゃなくても、それ以下の男なんて探すことはないわよ?分かった?」

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