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第209話

Autor: 栄子
蘭はバックミラー越しに無邪気な顔をした悠人を眺め、瞳の奥に悪意がじわじわと広がっていった。

「この魔法の石はすごい力を持っているのよ。綾母さんのベッドの下に置けば、しばらくしたら赤ちゃんがいなくなっちゃうの」

悠人は目を丸くした。「そんなにすごい石なの?」

「ええ。でも、この魔法の石のことは誰にも言っちゃダメよ。誰かに話したら、魔法が効かなくなっちゃうから」

「わかった!」悠人は真剣に頷いた。「誰にも言わない!」

蘭は満足そうに微笑んだ。「じゃあ、後でちゃんとばあちゃんの言うことを聞くのよ」

「うん!」悠人は少し間を置いて、眉をひそめた。「赤ちゃんがいなくなったら、どこに行っちゃうの?赤ちゃんも母さん離れ離れになってしまうの?そしたらかわいそうになってしまわないの?僕みたいに母さんと離れ離れになって悲しくなっちゃうのかな?」

これだから子供は、考えが単純で笑える。

蘭の目に嘲りが閃めいたが、口調は優しかった。「赤ちゃんはみんな天国から来るのよ。この魔法の石は赤ちゃんを天国に送り返すだけなの。天国に戻ったら、また順番を待って、新しい母さんを見つけるの。新しい母さんができた
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Comentarios (2)
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YOKO
なんだこの邪悪な三代親子(不倫女初代祖母とその娘のその息子)‥ むかつく
goodnovel comment avatar
アオao
賢い!可愛い!縁ちゃん!!!!
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