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第639話

مؤلف: 栄子
要は綾の頼みを聞き入れた。

ただし、綾の体調がもう少し良くなってからという条件付きだ。

そして、外出する時は必ず誰かが綾に付き添うこと。

綾は明美に付き添って欲しくなかった。

そこで若美が自ら名乗り出た。

綾は仕方なく承諾した。

3日後、綾は若美に付き添われて外出した。

目的地はS市中心部にある最大のショッピングモールだ。

その日、要には急用があり、同行できなかったため、拓馬にボディーガードを連れて、二人を守るようにと指示をした。

ショッピングモールに到着すると、二人はエレベーターで3階の衣料品売り場へ向かった。

若美はベビー服を見たかったのだ。

綾は彼女に連れられて一緒に見て回ることになった。

拓馬と数人のボディーガードは、私服姿で二人を遠巻きに見守っていた。

若美はベビー服を何着か選び、綾に意見を求めた。

「綾さん、どれがいいと思いますか?」

小さな服を眺めていると、綾の心は自然と温かくなった。

そして、二人の子供のことを思い出したのだ。

「赤ちゃんの性別は分かってるの?」綾が尋ねた。

「女の子ですよ」若美はお腹を撫でた。「北条先生も喜んでいて、
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