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第635話

Author: 雲間探
月曜日。

玲奈と茜が朝食を済ませ、荷物をまとめて出かけようとした時、門の外で車の音が聞こえた。

智昭が到着したようだ。

茜は嬉しそうに駆け出す。「パパ、来たんだね」

「うん」智昭は玲奈に軽く頷く。「おはよう、先に車に乗ろう」

玲奈は何も言わず、茜と一緒に彼の車に乗る。

車で学校へ向かう途中、前回玲奈が本家を出る際に、少し気まずい雰囲気になったため、玲奈と智昭はほとんど口をきかなかった。

学校に着いて車を降りると、茜は玲奈の手を引いて教室の方へ向かい、智昭は黙って玲奈の左側を歩いている。

今日は日差しが良いが、風は強い。玲奈が首をすくめると、智昭が玲奈を見る。「寒い?車に――」

玲奈は淡々と答える。「寒くない」

玲奈は無理をしているわけではなく、本当に寒さを感じていなかった。

智昭は黙って彼女を少し見つめて、本当に寒くないようだと判断すると、それ以上は何も言わなかった。

茜が玲奈の手を引いて先に教室に入ると、山西先生は玲奈と茜を見て、二人だけが来たかと思い、少し戸惑った。

しかし、山西先生が口を開く前に、智昭も中に入ってくる。

智昭の姿を見ると、山西先生は笑顔
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ルビー
山西先生が 生徒の事を良くみてくれる 良い先生だとは思うし 玲奈の味方とも思うけど どれだけ2人が玲奈を苦しめて 来たかは知らないでしょう… 同じ女性として 玲奈の苦しみも 理解して欲しいけど無理か… 兎に角 茜には愛情深い父親がついてるし 心配いりませんからね 今迄智昭と茜が玲奈にして来た事 知っても子供の事大切に なんて言えるかな
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陽子
nさん 確かに優里は直接的に悪くは言わないけど「実はママには優里おばさん、嫌われてて…」て言って玲奈がまるで酷い仕打ちをした態度をとってるように印象操作してそうです。 茜はもう少し成長したら、父親のひどい仕打ちに気づきそうです。気づくと思いたい!「パパ嫌い!」て言われてガン無視されろ、と思います。 今ちょっと思いましたけど、茜が玲奈と暮らす!てなったら、親子で素敵なパパ候補を探す、ていうのもいいな、て思っちゃいました。
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陽子
トラ子さん 私も山西先生は、智昭に向けて言ったのだと思いたいです。 それにしても智昭は、優里とは結婚する気ないこと、付き合ってもいないことを玲奈に仄めかすこともしないんですよね。 離婚回避したい割に自分からはアクション起こさない智昭は、何考えてるんでしょうね。 茜が精神不安定なことを理由に離婚回避はしてくるでしょうね。 でもそれだけじゃその場しのぎなのに、何も話し合わない二人は、一体どうしたいのか? 玲奈は玲奈で茜のことを持ち出されると、渋々でもつきあってしまうのに、智昭に怒ることはあっても自分の気持ちや今後のことを話もしない。 これじゃ全然話が進みませんよね…。
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