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249話

Author: 籘裏美馬
last update Petsa ng paglalathala: 2026-06-02 18:51:27

「──あ!す、すみませんもみじさん!」

「ご、ごめんなさい!」

2人から声をかけられたもみじと髙野辺は、顔を見合わせて互いの距離の近さを再確認した。

そして、あまりの近さに慌てて離れる。

「それでは社長、我々は昼休憩に行ってまいります」

「玖渡川さん、改めてよろしくお願いします」

蒔田と田島が2人に軽く頭を下げ、わたわたとしているもみじと髙野辺を気にする事なくその場を離れてしまった。

「──昼休憩……、そうか、だからうちの社員がもうこんなに……」

「えっ、あ!本当ですね。さっきの騒ぎのせいでこんな時間になってしまい、すみません髙野辺さん」

「いえ、気にしないでください。気を取り直してご飯に行きましょうか?」

お互い、少し気恥しさはあるものの、気を取り直して昼ご飯を食べに行く事にした。

髙野辺が連れて行ってくれたのは、オフィス街にあるこじんまりとした定食屋さんだった。

髙野辺にしては意外なチョイスに、もみじが驚いていると髙野辺が悪戯っぽく笑いながら口を開く。

「ここ、こじんまりとしていて、隠れ家的な定食屋さんなんです。良くここでご飯を食べているんですけど、う
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