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第47話

作者: 霜晨月
last update 公開日: 2026-07-14 18:00:12

ヒマワリ森沢は、虹見市の郊外、丘の中腹にひっそりと佇む高級介護施設だった。

車が自動ゲートをくぐり、並木道をゆっくり進んでいく。

数分もしないうちに視界がぱっと開けた。

白い低い塀に囲まれた広大な敷地には、低層の建物がゆったりと配置され、至るところに豊かな緑があふれている。

噴水、遊歩道、カフェはもちろん、巨大なガラス張りの温室まで備わっていた。

澪は事前にネットやパンフレットで写真を見ていたが、実際に目にすると、その規模に圧倒される。

ここは介護施設というより、森と海に抱かれた高級リゾートのようだった。

メイン棟は白い外壁に大きな窓が並ぶ洋館風の建物で、目の前には丁寧に刈り込まれた芝生が広がっている。

制服姿のスタッフが、車椅子の入居者たちを連れて

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