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第7話

Auteur: 椀田空子
「燦星グループ?それなら当然、姓は深嶋でしょ。だってこれは私の彼氏の家の事業なんだから」

西山は自信満々にそう言い放ったが、自分がまるで道化のようになっていることに気づいていなかった。

特に、私が階上から降りてきて、大勢の人々に囲まれながら記者たちの前に進み出たときは。

「深嶋社長!今日一体何が起きたんですか?旦那様とこのお嬢さん、本当にそういう関係なんですか?」

「どういう関係ですか?」私は慌てふためく拓斗の様子を一瞥し、「愛人かね?」と答えた。

安田早苗は事態が不利だと悟り、私を連れ出そうと駆け寄ったが、長嶋が人を呼んで彼女を脇へ追いやった。その隙に西山が彼女の腕を掴み詰め寄った。「どういうことなの?あなた、燦星グループはあなたの家のものだって言ってたじゃない!お兄さんが燦星グループの大社長だって!どうして今みんなが深嶋理沙のことを社長って呼んでるのよ?!」

安田早苗は言葉を失い、助けを求めるように拓斗を見つめた。「お兄ちゃん、早くお姉さんを連れて行ってよ!」

長嶋はその言葉を聞くと、さらにセキュリティチームを呼び寄せて命じた。「この女を監視して、うちの取締役社長に近
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