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第21話

Author: しょうの笛
永翔の言葉が落ちると同時に、制服姿の警察官たちが扉を蹴破って踏み込んできた。

「川瀬侑良はどこだ!」

永翔が1歩前に出て、床でおびえきっている侑良を指差した。

「あいつです。警察官の皆さん、私は川瀬侑良を恐喝詐欺の容疑で実名告発します。我々3人から現金3億円をだまし取りました。証拠もすべて揃っています」

「3億だと!?」

その瞬間、宴会場中が激しくどよめいた。

永翔は秘書から書類を受け取ると、侑良が狂言拉致を仕組んで身代金を手に入れるため、犯人グループと結託していた真相を暴露した。

その不正を裏付ける資料が次々と示される。

床にへたり込む侑良は死人のように顔色を失い、唇を震わせた。

「あり得ない……どうして知っているの……あなたたち、わざと……」

仕組まれたわなだと悟った侑良は、目を血走らせて叫び狂った。

「最初から知っていたのね!わざとやったのね!警察の方、こいつらが私を陥れようとして――」

わめき散らす侑良は警察官たちに取り押さえられ、連行されていった。

最悪の茶番劇は幕を下ろした。

会場に残された招待客たちがざわめき立つ中、今夜を境に、侑良の悪辣な所業
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