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18 蒼風石と棚の奥の秘密

作者: 缶小豆
last update publish date: 2026-07-21 20:33:48

レオンハルトが、ミレイユに服だけ渡して、自身のタウンハウスに向かっていた頃――

ミレイユは、レオンハルトにお礼をいい、受け取った服の袋を抱えて部屋に戻った。

試しに着替えてみると――

無難そうな白いブラウスと膝丈スカートを選んだはずなのに、鏡の前に立つ自分は、なんだか接客用の制服を着た店員みたいだった。

(……お店に立ってた頃を思い出すな)

ついこの間まで毎日客と笑って話していたはずなのに、今はもう遠い夢みたいだ。

また店を持てる日が来るんだろうか。

お金を貯めて、別の国で――そんな未来をほんの少し想像する。

袋の中には、今流行りの透け感シャツ(下のタンクトップが見えるタイプ)や、清楚系ワンピースも数着。

もちろん冒険者向けの服もあったが……こちらは無駄を削ぎ落とした動きやすさ重視のデザインで、逆に体のラインがくっきり出る。まるで暗殺者か盗賊が着そうな感じだ。

「全体的に……服は清楚系女の子路線かな?これ、レオンハルトさんの趣味なのかしら?」

ごそごそと探ると、下着まで入っていて思わず赤くなるが、普通に安心の普通だった。無機質な雰囲気で、実用的だ。

「レオンハルトさんらしい」

思わず
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