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第1624話

Autor: 桜夏
だが今、警察側の言葉を聞き、博明はようやく事態の重さを理解した。自分にとんでもない濡れ衣を着せられている。しかも、父を意図的に死なせようとした疑いまでかけられているのだ。

博明は目を血走らせ、さらに大きな声で怒鳴り返した。

「ふざけるな!俺はやってない!誰も殺そうなんかしていない!

あれは俺の父親だぞ。実の父親だ!俺がどうして父を殺さなきゃならないんだ!

お前ら、ものを考えてから口を開け!そんな頭でよく警察なんかやっていられるな。使えない連中ばかりだ。給料泥棒の役立たずどもが!」

博明の怒りは、先ほどとは比べものにならないほど膨れ上がっていた。感情のままに体を揺らすたび、手錠が椅子に当たって、ガチャガチャと耳障りな音を立てる。

「新井博明さん、落ち着いてください。取り調べに応じてください」

尋問を担当する警察官が、マイク越しに厳しい声で告げた。

「こちらは、あなたが直接手を下したと言っているわけではありません。あなたが人を使い、ドローンで新井会長を刺激し、容体を悪化させた疑いがあると言っているのです」

「だから俺じゃないって言ってるだろうが!俺はただ父に会いたかっただ
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