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第27話

Penulis: 桜夏
確かに、トレンドからの削除は早かった。

――だが、本家のほうではすでに事が知れ渡っていた。

翌朝早々、祖父から雷のような電話が飛んできた。

その頃、蓮司はちょうど出勤途中。スマホ越しに浴びせられた怒声に、黙って耳を傾けるしかなかった。

「透子みたいないい子を前にして、お前は何をしているんだ!?この二年、彼女がどれだけ尽くしてきたか、何も見えてないのか!」

祖父の声には、明らかな怒りと失望が滲んでいた。

蓮司は唇を引き結び、心の中で反論していた。

――尽くすって?せいぜい料理くらいだろ。洗濯は洗濯機、掃除はロボット。むしろ、俺が彼女を二年も養ってやった立場だ。

恩を仇で返されたのはこっちだ。昨日なんか、平手打ちまでされたんだぞ。

「……本当に大切にしないなら、後悔しても遅いぞ。残りの契約期間も、あとせいぜい……」

「運転中なんだ、もう切るよ、じいさん」

祖父の話を最後まで聞く気にもなれず、蓮司は声を遮った。

「最初に彼女と結婚させたのはじいさんだろ。俺は彼女に何でも与えられる、ただし――愛情だけは別だ」

そう言い残して通話を切る。

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Komen (2)
goodnovel comment avatar
mi
なんで契約結婚したんだっけ?クズ2人に早くざまぁが欲しい
goodnovel comment avatar
おすがさま
お祖父さん、あなたの孫は最低ですよ! 契約期間が満了にならなくてもいいから、早く透子を自由にしてください。切にお願いします!!
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