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第1001話

مؤلف: 小春日和
海城警察署の外。

黒澤と真奈の車が停まると、藤木署長が遠くから駆け寄ってきて言った。「黒澤様、奥様、ようやく来てくださいました!」

額に汗を滲ませ、苦しげな顔をしているのを見て、真奈は立花が署内でどれほど騒ぎを起こしているか察した。

「中にいるの?」

「ええ、中にいます!どうか早く連れて帰ってください。もう本当に限界なんです」

藤木署長は黒澤と真奈に向かって手を合わせ、まるで神に祈るかのようだった。

真奈は眉を上げて言った。「立花って、思った以上に厄介なのね」

「俺は中には入らない」

傍らで黒澤は車の鍵をくるくる回しながら言った。「俺が入れば、あいつは一言も口を開かない」

「でも、あなたを自分から呼んだんでしょう?本当に入らないの?」

「会うのが面倒だ」

黒澤の言葉に、真奈はふっと笑った。「わかった」

そのころ署内では、立花がいつの間にか取調室から連れ出されていた。手錠をかけられたままの彼の前で、二人の取調官が何度も頭を下げていた。「立花社長、まさか立花グループの社長だとは存じませんでした。あんな格好では、本当に気づけなかったのです」

「ええ、そうなんです立花
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