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第444話

Author: ミス・シャドー
彼女が我に返った時、その言葉はもう取り消せなかった。

男としての負けん気が、俊則を瞬時に奮い立たせた。

「誰がダメだと言った?試してみるか?」

彼の整った顔立ちは血の気を失ってはいたが、それでも膝が砕けそうになるほど魅力的だった。

風歌の一言で、彼の黒い瞳には闘志の炎が燃え盛った。

彼はそう言うと、無理やり起き上がろうとし、身をもって自分を証明しようとした!

風歌はふっと笑い、彼をそっと押し戻して、起き上がるのを制した。

紅い唇が、彼の真っ赤な耳元にゆっくりと近づく。

妖艶な声は、この上なく蠱惑的だ。

「とし兄さん。私の言いたいのは、今夜は、私に任せてってこと。あなたを、抱きたい……」

ゴホッ、ゴホッ……

俊則の瞳の炎は、彼女のその一言で瞬時にかき消され、耳元から首筋まで真っ赤に染まった。

彼女は自分が何を言っているのか、分かっているのだろうか?

彼が戸惑いの目を向ける中、風歌は彼の上に跨った。傷を圧迫するのを恐れ、膝をベッドについて体を支えている。

彼女は有無を言わせぬ様子で彼の顎を掴み、再びキスを落とした……

感情が抑えきれない。

自分の風歌は本当に
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