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第675話

Author: ミス・シャドー
風歌のジュースを飲む手がピタリと止まった。

彼女は淡々と笑った。

「考えすぎよ。私が時間を稼ぐ理由があるの?それが私に何のメリットになるっていうの?」

旭は全く信じなかった。

彼は気絶する前、風歌と口論になった時に彼女が言った言葉を不意に思い出した。

「オウヒ国に来て、もう嘘はつかない、包み隠さず話すって言ったわよね。あなたはそれを実行したの?」

あの時は頭に血が上っていたが、今考えてみると、あの言葉には何か含みがあるように思えた。

そう考えると、彼は危険なほど目を細めた。

「君は、血清が俺の手にあることをすでに知っているのか?」

風歌は眉を上げ、わずかに驚いた様子を見せた。

「血清がどうしてあなたの手にあるの?王室の倉庫に保管されているって言ってたじゃない?」

旭は彼女の表情を凝視し、不安感はますます強くなった。

彼はすぐに携帯電話を取り出し、アルゼル宮の外に配置した衛兵に連絡したが、誰も出なかった。

出ないということは、何か起きたということだ!

彼はまたジェイミーに電話した。

「今すぐアルゼル宮に戻れ。不法侵入者がいないか確認しろ!」

電話を切ると、
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