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第79話

Auteur: ミス・シャドー
柚希はそう思うと、じっとしていられず、すぐに暗めの服に着替え、マスクをつけて、タクシーで現場へと急いだ。

……

俊永はシャワーを終えて浴室から出てきたが、どうしても頭から離れないのは、風歌が「lover」を踊っていたあの映像だった。

もし最終的にあんなに疲れることになると分かってたら、彼女の手助けなんかしなかったのに。

ベッドに横になっても、まぶたを閉じても開けても、脳裏に浮かぶのは風歌の顔だった。あの星のように澄んでいて、どこまでも強い瞳。一度見れば決して忘れられない、そんな目をしていた。

それに……どこかで見たことがあるような気もする。

何かを思い出しかけた俊永は、少し迷いながらも風歌に電話をかけた。

どうしても、確かめたいことがあった。

一度目の発信には出なかった。

二度目の発信では、「電波の届かない場所にいる」という案内が流れた。

そんなに彼と話したくないってことかよ?

俊永はなぜか妙に苛立ち、スマホを無造作に放り投げて、そのまま布団に潜り込んだ。

……

柚希はタクシーで郊外の廃屋に到着した。

晴香は玄関の前で待っていた。

柚希が近づき、彼女の顔と
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