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第十三話

last update publish date: 2026-08-06 23:45:04

第十三話

「どうだった、面白かったでしょ!!」

水本さんは勢いよく僕と朱莉に聞いてきた。

朱莉は首を縦に振って示したけど、僕は内容全部知ってるから反応に困った。

「秋口さんは面白くなかったの?」

僕はもう正直に言って楽になろうと覚悟を決めた。

「実はこのアニメに父さんが関わってるから内容全部知ってる。しかもこの先も」

それを聞いた水本さんは三秒ほど動かなくなった。

脳内でポクポクポクチーンみたいな音が聞こえてくる。

「……えっ、マジ?」

「うん、本当」

水本さんは父さんについてとかアニメの感想とか……色々聞いてくるから、結構答えるのに疲れた。

「……水本さんはこれで満足? 流石に疲れた」

「風香ちゃん、お疲れ。何か飲み物いる?」

「ありがとう朱莉、ミルクティーが欲しいかな」

「うん、ミルクティーだね。美咲さんは何が欲しい?」

「私はプロテイン入りのカフェオレがいい。それとチキンも欲しいなぁ。お金は私が出すから、お願いっ!」

水本さんはそう言って利根島さんにお金を渡した。

「行ってくるね。二人とも」

「いってらっしゃ〜い」

利根島さんが部屋を出てから水本さんは豹変した。

「ねえ風香ちゃ
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