数分後。栄子が恐る恐るメッセージを送ってきた。【華恋姉さん、もし私たちが本音を言ったら、絶対に怒らないでね】【言っていいよ。私の性格、みんな分かってるでしょ?私が言ってほしいって言ったんだから、怒るわけない】華恋のこの一言で、水子たちはようやく安心して、グループのビデオ通話を開いて、自分たちの考えを話し始めた。「華恋、確かに時也は身分のことではあなたを騙していたけど、それ以外のことでは嘘をついてないと思う」「つまり水子は、私はもうそのことにこだわらないほうがいいって思ってるの?」「まあ、そんな感じかな」「栄子、あなたは?」「じゃ私も……あ自分の考えを言うね。時也さんはすごくいい人だと思う。世界中探しても、あんなにあなたに良くしてくれる人はなかなかいないと思う。だからもし私だったら、その一点だけで責め続けたりはしないかな……」栄子は言葉を選びながら、ゆっくり話した。どの一言で華恋を不機嫌にさせてしまうか分からなかったからだ。だが華恋が再び口を開いた時、その声は相変わらず落ち着いていた。「つまり、私は大げさに考えすぎているってこと?」「華恋姉さん、そういう意味じゃないよ!」栄子は慌てて説明した。華恋は手を振った。「栄子、説明しなくていいし、気にする必要もない。あなたがそう思うなら、私があなたの中ではそういう存在なんだと思う。人それぞれ物事の見方は違うし、出る結論も違う。あなたを責めるつもりはない。あなたの言うことに納得できる部分があれば、ちゃんと考えるから」栄子はようやく安心した。最後は奈々だった。「華恋姉さん、私のことは分かってるよね。恋愛経験ないし。どう思うかって言われても、時間に任せるしかないと思う。時間が経てば、きっと答えが出るよ」華恋は小さく呟いた。「時間に任せる……そうだね、このことは時間に任せよう。どうせ拓海の件も、そんなに早く解決するわけじゃない。それまでに、まだ考える時間はたくさんある。この問題は時間に委ねよう。もし最後に時間が出した答えが、私に残れと言うなら……私はその答えに従って、時也のそばに残る。もう彼に騙されたことも、彼が賀茂家の人間だということも、気にしない」そう言い終えた瞬間、華恋は胸の中が少し軽くなっ
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