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第1344話

Author: 落流蛍
華恋は頭をかきながら言った。「そうなの?どうしても思い出せないんだけど」

楓怜はそれに乗じて言った。

「社長、それはまだしっかり休めていないということです。もっと時間を取ってゆっくり休んでください。会社のことは気にしなくて大丈夫です。私がきちんと管理しますから」

「うん、その言葉で安心したわ」

華恋はまた小さくつぶやいた。

「何のために電話したんだっけ」

そう言って、華恋は電話を切った。

楓怜も携帯を置いた。

置いた瞬間、大きく息を吐き出した。

さっきの電話は、ちゃんと録音してある。

これは華恋自身が言ったことだ。

会社の人間を自由に処分していいと。

それなら、最初にやるべきことは――楓怜は机の電話を手に取った。

「みのり、ちょっと来て」

みのりはおびえながら入ってきた。

「聞くけど、私が会社の金を使ったこと、あなたが社長に言ったの?」

みのりは顔色を失い、心臓が止まりそうになった。

「違います違います、竹内社長!私がそんなことするはずないじゃないですか」

楓怜は数秒じっと見つめてから、満足そうに足を組んだ。

「まあ、その度胸はないでしょうね。じゃ
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