学而は沈黙してしまう。続いて、早苗の連続食レポが始まる――「うわっ!これすごく美味しい!」「ソースはちょっと辛いけど、ピリッとした辛さじゃなくて、香ばしい風味が効いてて、具材との組み合わせも、まさにこの世の絶品だよ」「生地はふわふわで、噛むと中にサクサクした部分があって、カリカリ音がするくらい……」「凛さん、これはどこで買ったの?」凛は言う。「自分で作ったの」「!!!」凛さんよ!あなたにはまだなんというサプライズが隠れてるの!「凛さん、実験室でもっと料理した方がいいよ。新しい鍋や食器のためにもね。本当に」早苗は真面目な顔で、まるで学術討論のように言った。学而が冷ややかに言う。「君の企みはバレバレだよ」「学而ちゃんは黙ってて!」「……」「凛さん、明日さっそく実験室の食事コーナーに小麦粉を買ってくる。あ、電気ホットプレートもね」下心が丸見えだとも言える。凛は愛情たっぷりに笑う。「いいわよ」「やった!」わーい!なんて幸せなことだ~!早苗は自分の分のピザを平らげ、牛乳をゴクゴク飲み干すと、にやにや笑いながら学而のそばに寄る。「学而ちゃん、どうして黙ってるの?ピザ、美味しい?」学而は頷く。早苗は言う。「なんでそんなにゆっくり食べてるの?もしかして、お腹空いてないの?大丈夫、私が代わりに食べてあげる――」そう言って、手を伸ばしてくる。しかし、学而はそれを先読みして、身を反らして避ける。「何をする?僕の分を奪おうとしてる?」早苗はきまり悪そうに咳払いをする。「そんな言い方ないでしょ、奪うだなんて?私はただ親切で、食べきれない朝食を手伝いたいだけよ!」「その心遣いはありがとう」学而は作り笑いで唇を歪める。「でも結構だ、全部食べられるから」そう言って、残りの部分をあっという間に平らげる。「??」ふん!ケチ!一口ぐらい、分けてくれてもいいのに!早苗の頬がまんまるに膨らもうとする時、ある人の手が差し伸べられ、朝ごはんの袋も一緒に渡される。学而は言う。「食べて、二つくらいは残してある」「!」午前中の授業が終わり、三人は食堂へ向かう。早苗がLINEのメッセージを見ると、急に目を輝かせ、嬉しさのあまり飛び上がる――「凛さん!一先輩が博士に合格したって!
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