All Chapters of 蒼人と空、君と過ごしたあの季節: Chapter 11 - Chapter 20

56 Chapters

夏祭り、君と見つけた夜の輝き

2人とも夏休みに入り、サッカー部は中体連の試合に臨んだ。しかし、惜しくも決勝戦で敗退し、3年生は卒部を迎えた。新チームでは1年生の蒼人と空にも期待が寄せられ、これからの活躍が注目されていた。そんな中、校区内で開催される夏祭りの日が近づいていた。終業式で気持ちを伝え合った二人は、新たな一歩を踏み出していた。夏祭りの前日、蒼人は家で制服を片付けながら、空からの電話を受けた。 「ソ:アオ、明日、夏祭り行くよな? 俺、楽しみでさ!」 「ア:うん、ソラと一緒なら楽しみだよ。…中体連、負けちゃったけど、大丈夫?」 「ソ:うん、悔しいけど…3年生が卒部して、また頑張ろうって決めた。アオと一緒なら、もっと強くなれるよ」 「ア:…俺も、ソラと一緒なら頑張れる。夏祭り、楽しみにしてる」 電話を切った後、蒼人は夏祭りのことを考えると胸がワクワクした。ソラとの時間がまた増える。それが、最近の何よりの喜びだった。夏祭りの当日の夕暮れ時、町は提灯の明かりと屋台の香ばしい匂いで賑わっていた。蒼人は母が用意してくれた浴衣に袖を通し、少し緊張しながら空の家に迎えに行った。空は明るい藍色の浴衣に身を包み、笑顔で出てきた。 「ソ:アオ、浴衣似合ってるじゃん! 俺、ちょっと緊張したけど、アオと一緒なら大丈夫だろ?」 「ア:ソラも、めっちゃかっこいいよ…俺も、ソラと一緒で安心する」 二人は照れ笑いを交わし、夏祭りの会場へ向かった。提灯の明かりが道を照らし、屋台からはたこ焼きや綿菓子の香りが漂っていた。 「ソ:アオ、まずたこ焼き食べようぜ! 俺、お腹すいた!」 「ア:うん、いいよ。ソラが好きなもの、一緒に食べたい」 屋台でたこ焼きを注文し、二人は小さなベンチに座って食べ始めた。空が「熱っ!」と舌を焼いて笑うと、蒼人が「気をつけてよ」とハンカチで口元を拭いてあげた。 「ソ:アオ、優しいな…ありがとう」 「ア:…ソラが笑うと、俺も嬉しいから」 その自然なやり取りに、二人の距離がまた近づいた気がした。夏祭りのメインイベントは花火。打ち上
last updateLast Updated : 2025-06-09
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8月の海辺、君と触れ合った熱い瞬間

8月上旬、夏休みが本格的に始まり、暑さがピークを迎えていた。サッカー部は中体連の試合後、新チームとしての活動を続けていたが、この日は部活が休みだった。蒼人と空は、せっかくの休日を一緒に過ごそうと、日帰りで海水浴に行く計画を立てていた。前日、蒼人は空と電話で話しながら、明日の予定を確認した。 「ソ:アオ、明日、海行くの楽しみだろ? 俺、めっちゃワクワクしてるんだから!」 「ア:うん、ソラと一緒なら、なんでも楽しみだよ。…泳ぐの、久しぶりだから、ちょっと緊張するけど」 「ソ:大丈夫だって! アオ、俺が守るからさ。泳げなくても、俺がいるよ!」 「ア:…ソラ、ありがとう。明日、楽しもうね」 電話を切った後、蒼人は海水浴の準備をしながら、ソラとの時間を想像して胸がドキドキした。ソラと二人っきりで過ごす海。どんな一日になるんだろう。当日の朝早く、蒼人は水着やタオルを入れたバッグを持ち、空の家に迎えに行った。空はすでに準備を終え、明るい色の水着にTシャツ姿で出てきた。 「ソ:アオ、早いな! 俺、めっちゃ楽しみだよ。海、めっちゃきれいらしいぞ!」 「ア:そうみたいだね、ソラ。俺も…ソラと一緒に行けて、嬉しいよ」 二人は自転車を漕ぎ、電車で1時間ほどの近場の海水浴場へ向かった。電車の中で、空が蒼人の肩に軽く寄りかかり、窓の外を眺めながら「アオ、夏って最高だな」と呟いた。蒼人はその言葉に頷きながら、空の肩の温もりにドキッとした。海水浴場に着くと、青い海が広がり、波の音が心地よく響いていた。砂浜には家族連れやカップルがちらほらいる程度で、夏休み初旬にしては静かな雰囲気だった。二人はパラソルを立て、シートを広げて荷物を置いた。 「ソ:アオ、早く泳ごうぜ! 俺、先に入るから、アオもおいでよ!」 空がTシャツを脱ぎ、水着姿になると、蒼人は思わず目を奪われた。ソラの引き締まった体、日に焼けた肌が眩しくて、蒼人の心臓が激しく鼓動した。 「ア:…ソラ、ちょっと待って…俺、準備するから…」 蒼人もTシャツを脱ぎ、水着姿になった。空が「アオ、意外と筋肉ついてるな!」と
last updateLast Updated : 2025-06-10
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8月の合宿、君と共有した秘密の夜

8月中旬、サッカー部は夏合宿のため山間の宿舎に集まっていた。新チームとしての初の合宿で、中体連の敗退を乗り越え、1年生の蒼人と空にも期待が寄せられていた。合宿初日、練習で汗を流した部員たちは夕食後に部屋割りが発表され、蒼人と空は同部屋になった。海水浴での熱い一日の後、二人の関係は「友達以上」としてさらに深まり、互いに特別な存在だと認め合っていた。夜、夕食後のミーティングが終わり、部員たちはそれぞれの部屋に戻った。蒼人と空は部屋に入り、荷物を広げながら少し緊張した雰囲気だった。 「ソ:アオ、一緒の部屋になったな! 俺、他の奴らとだと気を使うから、アオと一緒で安心だよ」 「ア:うん、ソラ…俺も、ソラと一緒なら嬉しい。…ちょっとドキドキするけど」 部屋には簡素なベッドが2つ並び、窓から見える山の夜景が静かに広がっていた。蒼人は下着やタオルをバッグから出し、空が「アオ、ちゃんと荷物整理しろよ」と笑いながら手伝ってくれた。 「ソ:アオ、今日の練習キツかったな。足、疲れてない?」 「ア:うん、ちょっと…ソラ、足こりそうだよ」 「ソ:じゃあ、俺がマッサージしてやるよ! ほら、座って」 空がベッドに座るよう促し、蒼人の足を軽く揉み始めた。蒼人はその手が触れる感触に体が熱くなり、顔が赤くなった。 「ア:…ソラ、気持ちいい…ありがとう…」 「ソ:アオ、顔赤いぞ。恥ずかしがってんのか?」 「ア:ソラのせいだよ…触られると、変な感じ…」 空が笑いながら「変な感じって何だ?」とからかうと、蒼人は恥ずかしさで俯いた。二人の距離が近づくたび、心臓が激しく鼓動した。夜が更けるにつれ、部屋の空気が静かになった。シャワーを浴びた二人は、Tシャツと短パン姿でベッドに座った。窓から涼しい風が入り、虫の声が遠くに聞こえた。 「ソ:アオ、合宿ってなんか新鮮だな。…アオと一緒の部屋って、俺、幸せだよ」 「ア:…俺も、ソラ。ソラ
last updateLast Updated : 2025-06-11
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8月の合宿、君と乗り越える試練の日

8月中旬、3泊4日のサッカー部の合宿は3日目に突入した。練習は日を追うごとに激しさを増し、新チームとしての団結力が試される時期を迎えていた。1日目と2日目の夜に深い絆を築いた蒼人と空は、部屋での親密な時間を心に秘めながらも、チームの一員として責任を果たそうとしていた。しかし、この日、役割分担や2年生との衝突が二人の関係に新たな試練をもたらした。3年生は中体連後に引退し、2年生が新チームのリーダーシップを担っていた。3日目の朝、早朝練習が始まった。顧問の田中先生が「今日から本格的な紅白戦だ。役割を決めて、チームを引っ張れ!」と宣言し、部員たちは緊張感を持ってグラウンドに集まった。蒼人と空は1年生ながら中盤での活躍が期待され、スタメン候補に挙がっていた。しかし、2年生のリーダーである山田が不満を漏らした。 「山田:1年がスタメン? 俺たちが新チームを引っ張るって決めたのに、星野(空)とか山崎(蒼人)じゃまだ頼りないだろ」 空が反論しようとしたが、蒼人は「ソラ、黙ってて」と止めた。 「ア:…ソラ、俺たち、まだ実力不足かもしれない。頑張らないと…」 「ソ:アオ、でも…俺ら、練習してきただろ? あいつらに負ける気はないよ」 空の言葉に、蒼人は頷いたが、2年生たちの視線が重く感じられた。紅白戦が始まると、蒼人はパスミスを連発し、空も焦ってシュートを外した。山田が「ほら、やっぱり1年じゃ無理だ」と嘲笑う声が響き、チームの空気がピリピリした。昼食後、自由時間に二人は部屋に戻った。蒼人はベッドに座り、俯いてしまった。 「ア:…ソラ、俺、今日はダメだった。ミスばっかりで…ソラまで迷惑かけて」 「ソ:アオ、そんなことないよ! 俺だってミスしたし…でも、アオが落ち込むの、見てられないよ」 空が蒼人の隣に座り、肩に手を置いた。 蒼人は空の温もりに少し安心したが、心の重さが消えなかった。 「ア:…ソラ、俺、合宿に来て…ソラと近づけたのは嬉しいけど、チームのこと、ちゃんとできない自分が嫌だ…」 「ソ:アオ、俺もだよ
last updateLast Updated : 2025-06-12
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8月の合宿最終日、君と築いた新たな絆

8月中旬、3泊4日のサッカー部合宿はいよいよ最終日を迎えた。山間の宿舎での練習を通じて、新チームの結束が高まりつつあったが、蒼人と空は2年生の先輩たちの目を気にしながらプレッシャーを感じていた。3日目の試練を乗り越えた二人は、互いを支え合うことで絆を深め、チームでの役割を認められる最後のチャンスに挑もうとしていた。合宿を通じて、2人部屋での親密な時間は二人の関係をさらに特別なものにしていた。4日目の朝、早朝練習が始まった。顧問の田中先生が「今日が合宿最後の紅白戦だ。チームの役割を固めろ!」と声を張り上げ、部員たちはグラウンドに集まった。蒼人と空は、先輩のリーダーである2年生の山田の視線を感じながら、緊張した面持ちで準備をした。 「ソ:アオ、俺ら、今日こそ認められよう。山田先輩の目なんか気にしないで、いつも通りやろう!」 「ア:うん、ソラ…俺、ソラと一緒なら頑張れる。…でも、ちょっと怖い…」 「ソ:大丈夫だよ、アオ。俺がそばにいるからさ」 空が蒼人の手を握り、軽く肩を叩いた。二人の視線が合い、互いに勇気を与え合った。紅白戦が始まると、蒼人と空は中盤で息の合ったプレーを見せた。空がボールを奪い、蒼人にパスを送ると、蒼人は落ち着いてドリブルで進み、2年生のディフェンダーを抜いてシュートを決めた。 「ア:ソラ、ナイスパス! やった…!」 「ソ:アオ、すごい! 俺らのコンビ、最高だろ!」 チームメイトが拍手し、山田も驚いた表情で「…やるじゃん、1年」と呟いた。試合が進むにつれ、蒼人と空はさらに連携を深め、空が追加点を決めた。紅白戦は蒼人たちのチームが3-1で勝利し、田中先生が「星野、山崎、よくやった! 中盤はこの二人で決まりだな」と評価した。山田は渋々ながらも「負けたよ」と認め、チームの雰囲気が和やかになった。 「山田:お前ら、悪くないな。…俺が間違ってた。チームのために頑張ってくれよ」 「ソ:はい、山田先輩! 俺ら、チームのために全力でやります!」
last updateLast Updated : 2025-06-13
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8月の宿題、君と過した昼間の温もり

2人はサッカー部の合宿が終わり、2日間の休みを取ろうとしてた。合宿での疲労を癒しつつサッカー部自体が休みで、もう少しで二学期が始まる時期を迎えていた。 夏休みの宿題がまだ終わっていない2人は、この休みを利用して一緒に片付けることにした。空は蒼人の家に泊まることになり、電話口で蒼人の母も「空くん、ゆっくりしていってね」と温かく迎えてくれた。 合宿最終日から2日後、朝早く、空は蒼人の家にやってきた。蒼人の部屋に入ると、机の上には宿題のプリントや教科書が広げられていた。 「ソ:アオ、宿題…俺、ほとんど手つけてないんだよな。…アオ、終わってる?」 「ア:…俺も。読書感想文と数学のプリントが残ってる…。一緒にやろうよ」 「ソ:うん、アオと一緒なら終わる気がする! …でも、アオの部屋、落ち着くな。なんか…アオの匂いがする」 「ア:…ソラ、変なこと言わないでよ。恥ずかしい…」 蒼人が顔を赤くすると、空が笑いながら蒼人の肩に軽く寄りかかった。 二人は机に向かい、宿題を進め始めた。 午前中は数学のプリントに集中した。蒼人が問題を解く横で、空が「アオ、この方程式、わかんない…教えてくれ」と甘えた声で言う。 「ア:…ソラ、ここ、こうやって解くんだよ。ほら、xを移項して…」 「ソ:アオ、頭いいな…俺、アオに教えてもらうの、好きだよ。…アオ、顔近いな…」 空が蒼人の顔を覗き込むと、蒼人はドキッとして手を止めた。 「ア:…ソラ、からかわないでよ。宿題、進めないと…」 「ソ:ごめん、アオ。…でも、アオがかわいいから、つい…」 二人は照れ笑いを交わし、宿題に戻った。 数学のプリントを終えた後、読書感想文に取り掛かったが、空が「俺、文章書くの苦手なんだよな…」とぼやくと、蒼人が「ソラ、俺が手伝うよ」と優しくサポートした。 「ア:ソラ
last updateLast Updated : 2025-06-14
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8月の夜、君と一緒のお風呂時間

夜、空と蒼人は、夏休みの宿題を終え達成感に浸っていた。合宿後の2日間のサッカー部休みを利用して、二人は蒼人の部屋で親密な時間を過ごしたばかり。夕食前、蒼人の母の提案でお風呂に入ることになり、空が「一緒に入ろう」と誘ったことで、二人は浴室へ向かった。二学期がもうすぐ始まる前の貴重な休みを、二人で共有する特別な夜が始まろうとしていた。浴室に入ると、蒼人は恥ずかしそうにタオルで体を隠しながら湯船に浸かった。空は堂々と服を脱ぎ、蒼人の隣に座った。「ソ:アオ、隠さないでよ。俺ら、もう…全部見せ合ってるだろ?」「ア:…ソラ、言うけど…やっぱり恥ずかしいよ…」二人は湯船に浸かり、温かいお湯が合宿の疲れを癒してくれた。湯気の中で、空が蒼人の肩に手を置き、そっと寄りかかった。「ソ:お湯、気持ちいいな」「ア:…あぁーうん」二人はしばらく静かに浸かっていたが、空が突然蒼人の体をじっと見つめた。「ソ:ちょっと…下、見ていい?」「ア:…えっ 何!? 恥ずかしいから…やめてよ…」「ソ:いいじゃん、アオ。ちょっとだけ、ねぇ?」蒼人は顔を真っ赤にしながらも、湯船の中で体を隠していた手をそっと離した。空が蒼人の股間を見つめ、ニヤリと笑った。「ソ:アオ…なんか、俺と形違うな。…アオのち〇こ、ちょっと小さいけど…かわいいな」蒼人のち〇こは、まだ毛が生えてなくツルツルで、皮が有り余っている、サイズも小さかった。「ア:…ソラ、からかわないでよ! 俺、恥ずかしい…! ソラの…見せてよ…」空が笑いながら自分の股間を見せると、蒼人も興味津々で観察した。「ア:…ソラ、俺より…大きい…。なんか、先っぽの形が…面白い…」空のち〇こはというと、蒼人のち〇こと一緒でツルツルで、こちらも包茎、いわゆるドリチンと呼ばれる形をしていた。「ソ:アオ、先っぽって…はは、俺、先が尖ってるってよく言われるんだよ。」二人は互いの股間を見つめ合い、違いを面白がって笑い合っ
last updateLast Updated : 2025-06-15
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夏休み最後のブール、君と隠された更衣室の視線

夏休み最終日。蒼人と空は、同級生の律と大晴から「区民プールに行こう」と誘われ、4人で近くの区民プールへ出かけた。合宿や蒼人の家での泊まりを経て、二人の関係はさらに深まり、互いに「愛してる」と言葉を交わすほどになっていた。しかし、律と大晴は二人の親密な様子を学校や部活で見て、関係を薄々気づいていた。二人は「蒼人と空のイチャイチャを生で見たい」という好奇心からこの計画を立て、プールでの時間を楽しむと同時に二人の反応を観察しようと企んでいた。 律と大晴は同級生の中でも特に幼い雰囲気を持つ二人だった。背が低く、小学生に見えるくらいの華奢な体型で、丸い目と少し赤みを帯びた頬が可愛らしい。律は明るい茶色の髪を短く切りそろえ、大晴は黒髪を少し長めに伸ばして前髪が目にかかるくらい。二人とも無邪気な笑顔が印象的で、部活でも「可愛い」とよくからかわれる存在だった。 朝、4人は区民プールの入り口で待ち合わせた。蒼人と空は水着とタオルが入ったバッグを持ち、律と大晴が先に到着していた。 「リ:おはよう、蒼人、空! 遅いぞ! 夏休み最後にプール、楽しもうぜ!」 律が小さな体でぴょんと跳ねながら言うと、大晴がニコニコしながら手を振った。 「タ:だな! 俺、めっちゃ泳ぎたい気分! 蒼人、空、準備できてる?」 「ア:うん、楽しみだよ。」 「ソ:俺もだよ。律と大晴、誘ってくれてありがとな!」 律と大晴は意味深な笑みを浮かべ、互いに目配せした。 「リ:(大晴、蒼人と空…やっぱり怪しいな。俺、絶対見たいぜ)」 「タ:(俺もだ、律。更衣室で…なんか見れるかもな)」 蒼人と空はそんな視線に気づかず、4人で更衣室へ向かった。 更衣室に入ると、蒼人と空はロッカーを開けて水着に着替え始めた。律と大晴は隣のロッカーで着替えながら、チラチラと二人の様子を伺った。蒼人がズボンを脱ぎ、黒のボクサーパンツも脱いで、水着に履き替
last updateLast Updated : 2025-06-16
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夏休み最後のプール、君と見られた秘密の瞬間

夏休み最終日の午後。蒼人と空は、同級生の律と大晴と区民プールで過ごしていた。律と大晴は二人の親密な関係を薄々気づき、「イチャイチャを生で見たい」と企んでいた。午前中の更衣室で二人の股間を覗き、「毛が生えていない」ことを知った二人は、蒼人と空の秘密を探るため、さらに観察を続けていた。午前中の競争で負けた律と大晴はジュースをおごり、4人でプールサイドのベンチで休憩した後、午後のプール遊びが始まった。流れるプールは家族連れや若者で賑わい、水が緩やかに流れる中、浮き輪や笑い声が響いていた。律と大晴は蒼人と空を二人きりにするように仕向け、離れた場所から観察する作戦に出た。 「リ:なぁ大晴、蒼人と空…絶対何かやるだろ。流れるプールなら、見やすいよな」 「タ:だな、律。俺、めっちゃ見たい…! カーブのとこで隠れてみようぜ」 二人は流れるプールのカーブした場所で立ち止まり、水面から顔だけ出して、木陰のような場所に隠れた。そこからは流れるプールの全体が見渡せ、蒼人と空の動きをしっかりと捉えられる絶好の位置だった。蒼人と空は流れるプールの流れに乗り、互いに手を繋いでいた。水面がキラキラと反射し、二人の水着姿が涼しげに見えた。蒼人は黒のシンプルな競泳用の水着、空は青と白のストライプ柄の海パンで、二人とも水をかきながら楽しそうに笑っていた。 「ソ:アオ、流れるプール楽しいな。アオ、もっと近くに来てよ」 蒼人が少し離れそうになると、空が優しく手を引いた。 「ア:うん、でも、律たちどこ行ったん?」 蒼人が辺りを見回そうとすると、空が「気にしないでいいやろ」と蒼人の腰に手を回し、そっと引き寄せた。 「ソ:アオ、俺プールでも感じたい…」 空の声は小さく、水音にかき消されそうだったが、蒼人にはしっかりと届いた。 「ア:ソラ、ここ人多いよ」 二人は水の中で密着し、蒼人が空の首に手を回した。空の肩に触れる蒼人の指先が少し震え、空が蒼人の耳元で囁いた。 「ソ:俺、ちょっと勃ってる。アオもだろ?」 蒼人は顔を赤くして小さ
last updateLast Updated : 2025-06-17
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二学期の始まり、君と迎える新しい日常

9月1日。初秋の風が教室の窓からそっと入り、窓辺に置かれた鉢植えの葉が揺れていた。二学期が始まり、夏の熱気が少し落ち着いた校舎に、新しい季節の気配が漂っていた。蒼人と空は夏休みの濃密な時間を経て、互いに深い絆で結ばれていた。教室のドアを開けると、クラスメイトたちの賑やかな声が響き、黒板には「二学期始業式」と書かれていた。蒼人は窓際の席に、空は隣の列の席に荷物を置き、二人の視線が自然と絡み合った。 「ア:ソラ、2学期、始まるね。ソラと一緒なら、どんな日も最高だ」 「ソ:アオ、俺もだ。夏の記憶がまだ熱いよ、アオとまた近くにいられる」 二人が目を合わせて微笑むと、教室の後ろから律と大晴が元気よく入ってきた。夏休みのプールでの出来事で、蒼人と空の情熱的な関係に惹かれ、気持ちが高まっていた。 「リ:おい、蒼人、空! 2学期だぜ! 宿泊学習、超楽しみだな!」 「タ:うん、律! 蒼人、空、夏休みはどうだった? 」 律と大晴が無邪気な笑顔で話しかけると、蒼人と空は少し照れながら答えた。 「ア:律、大晴、おはよう。ほとんど部活だった」 「ソ:うん、。律、大晴、プール誘ってくれてありがとな。2学期もよろしく」 二人が顔を見合わせ、互いの手が自然と絡むと、律と大晴は目を輝かせた。 「リ:蒼人、空、めっちゃラブラブだ! 夏よりさらに増してるぜ!」 「タ:うん! 俺、蒼人と空見てると、胸がドキドキする!」 律と大晴の純粋な反応に、蒼人と空は微笑んだ。夏休みを経て、二人の関係は一学期をはるかに超え、情熱的な愛に満ちていた。授業中も互いの膝を軽く触れ合い、視線だけで深い感情を伝え合う姿が目立っていた。ホームルーム前、蒼人が空の耳元に唇を寄せると、空の頬が赤らんだ。 「ア:ソラ、2学期も頑張ろう、部活も勉強も」 「ソ:おう、俺ら一緒なら乗り越えられるよ」 二人の囁きが教室のざわめきに紛れ、律と大晴が遠くからその情熱的な雰囲気を眺めた。始業式が終わり
last updateLast Updated : 2025-06-18
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