モノクロの華。今の俺はまさにそれだね。心も身体も黒く染まったモノクロの華。 誰にも気付かれずに枯れていくの。それは俺が望んだこと。俺が俺でなくなるのなら壊れてしまえばいい。 誰にも気付かれないまま壊れていけばいい。俺にはそれが丁度いい。だって闇に染まりすぎてる。 血に染まりすぎてる。 だから俺にはそれがお似合い。あの人と出会って楽しかった数ヶ月。 きっと忘れられないけどさ…… でも俺はあの人を忘れるって決めたんだ。ほんとはね、今でも好き。大好き。愛してる。 でも……俺にはあの人の傍にいる資格はないから…… 俺にはあの人は似合わない…… だから忘れるんだ。だからモノクロの華。 二つの太陽を失った俺はモノクロの華。 色褪せている。色褪せてるのは俺の世界。 俺の心の中。でも後悔なんかしてない。 自分で決めたことだからな。そういえば、ちゃんと荷物届いたかな?なんて、別にどうでもいいことだけど……。 なんて思って歩いてたら、やだなぁ~。 着いちゃったよ……自分の住んでた家。あれだけ暗かった家には灯りが灯ってる。 外灯も門灯もついてる。 ちゃんと届いたみたいだね。ならいいや。もうこの場所にも用はない。俺は結局なんだったんだろうな? あの二人にとって……。 俺が生まれてきた意味はなんだったんだろうね? 結局何も認められないまま別れて終わり。 それなら最初から俺なんて産まなきゃよかったのにね。 面倒なお荷物作らなきゃよかったのにね。 ほんと馬鹿らしい。俺はどこへ行っても邪魔になるだけ……。なら俺は一人でいることを選ぶよ。壊れてもいい。いっそのこと壊れちゃえばいいのに。こんな中途半端なままじゃなくてさ……。俺って結局なんだったんだろうね。それすらもう分からないや……。ふふ。こうやって思ってる時点で壊れてるのかもね。まぁいいけどさ……。 俺はまた夜の街をふらつき始める。 昼間の俺は病院に行き、点滴をする。もうそれすらも億劫だ。病院に行くのが嫌になってきている。 でも入院とかさせられるのはもっと嫌だし、仕方なく通院している。 当たり前だよな……。 まともにご飯なんて食べられないんだから。朝も夜も食べられなくなった。 辛うじてヨーグルトなら口にできる。 ヨーグルトだけじゃダメな
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