次の日、俺たちが起きたのはお昼前だった。シャワーを浴びて俺の部屋に移動してベッドの上でダラダラしてるんだけど… 実はさっきから拓ちゃんが俺の髪の毛弄ったり首筋にキスしたりしてくすぐったくてしょうがない。 あ…俺ベッドの上で拓ちゃんに後ろから抱き締められてます。 「ん~…拓ちゃんくすぐったいって」 そう抗議してみてもやめてくれる気配はない。もしかして甘えてる?「ねぇ…拓ちゃん、学校休んでよかったの?」 俺はもう一つの疑問を口にしてみる。 「ん? …あぁ。今日と明日は欠席扱いだ」 拓ちゃんはそう言って俺の肩に頭を乗せる。ほえ?「それって俺も? てかなんで?」 拓ちゃんの行動にも疑問があるが…。 「あぁ。ちょっと用事があって…本当は連れて行きたくないけど…」 なんていいながらガブって肩を噛んでくる。 「ちょ…拓ちゃん? さっきから何? もしかして甘えてるの?」 俺は拓ちゃんの髪に触れ聞いてみる。 「いいだろ? …今回の件…俺もかなりショックだったから…甘えたいんだよ」 拓ちゃんはそう言ってギュウって抱き締めてくる。あぁ。やっぱりそうだったんだ。「ごめんね?」 俺は拓ちゃんの頭を撫でて言う。 「お前からのごめんは聞かないって言ったろ? いいんだよ。どうせお前の所にも行くと思ってたし…」 拓ちゃんはそう言って顔を上げ俺にキスをしてくる。 「…ん…」 触れるだけのキスだけどやっぱり拓ちゃんとのキスは気持ちがいい。 「今日は何処行くの?」 俺は拓ちゃんの手を握り締め聞いてみる。 「俺の実家。姉貴が煩い。後この間行った定食屋の女将さん真帆さんていうんだけど真帆さんにお前の事お袋にリークされた。連れてこいって煩い」 拓ちゃんは俺の指に指を絡め言ってくる。 「うえぇぇ~! マジですか?」 俺はその言葉に驚いた。拓ちゃんは俺を抱き締めたまま横に倒れ 「マジ。大マジ。夕方から行くからな。別に普通にしてればいいから」 そんなことを言ってくる。 「えぇ~ちょっとまった…俺が行ってもいいの?」 俺は身体の向きを変えながら聞いてみる。 「いやお前が行かないと俺が困るんだけど…」 拓ちゃんは苦笑を浮かべ言う。 「あ…そっか…判った…いいよ」 俺が呼ばれてるんだから行かなきゃだめか…。初めてだよな人の家に行くのなんて…
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