俺の風邪も何とか治り学校に行くようになったらクラスのみんならか熱い抱擁が待っていた。「織田~!お前最高!」「やっぱただもんじゃねぇ~!」なんて言われる。「あ~そう。ってことは?」皆からの抱擁を逃げつつ自分の席に着こうとして後ろを見て気付く。そこには優勝の文字。デカデカと書いてあった。A組優勝!ってね。クラス対抗だから1年から3年までの結果もプラスされるのだが……どんだけ強いのA組って感じ?まぁ俺は途中でぶっ倒れたからどうなったのかなんて知らないけどさぁ。拓ちゃんにも聞かなかったしね。まぁもともと俺こういうのって気にしないから。「ふぁぁ…ねむ…」欠伸を一つついて自分の席に座り早速に寝る体勢に入れば「そういえば今日転校生が来るらしいぞ?」なんて言葉が耳に入る。時期外れの転校生ねぇ~。まぁ俺には関係ないね。そう思ってたはずなのに……俺には関係ないはずだったのに……教室がざわつく中HRが始まり吉田がやってきた。「お前ら元気だなぁ~。まぁいい。転校生の佐久間渡だ。仲良くしてやってくれよ。」吉田の言葉に驚き顔を上げ問題の転校生を見てさらに驚いた。昔の男。よりによってあいつが……あいつが転校してくるなんて……俺は小さく息を吐き、また寝る体勢に戻った。関わらなきゃいいだけのこと……あいつの事だ俺のことなんて忘れてるはずだから……。俺は寝る体勢のまま、耳だけは吉田の話を聞いていた。まぁ特に変わったことはないか……なんて思ってるうちにHRも終わりその
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