Semua Bab 消えるキオクと残るキミの温もり: Bab 1 - Bab 10

15 Bab

1話 不思議な出来事と、クラスメイトの違和感

 俺は、ごく普通の高校生だった。これまでに、彼女ができたことも、ましてや仲の良い女子さえいなかった。だが、ある日を境に俺の人生はがらりと変わった。 普段は昼休みには教室で友人とくだらない話で盛り上がり、じゃれ合っているのだが、その日は、なぜだかそんな気分になれなかった。一人になりたくて、人影のない、今はもう使われていない屋上へ続く階段へと足を向けた。 埃っぽい空気が澱む薄暗い階段の吹き抜け。コンクリートの壁に背中を預け、膝を抱え込むようにして座り込んだ。ドクドクと心臓が鳴り響く。理由もなく、心臓が痛いほどに脈打っていた。 その時、頭上から澄んだ声が降ってきた。「そこにいるのは誰?」 声に驚いて顔を上げた瞬間、透明な何かに腕を掴まれたような感覚に襲われる。反射的に振り返ろうとすると、次の瞬間には足が宙に浮き、身体がフワリと軽くなった。風を切る音が耳元で鳴り響き、視界が上下逆さまになる。遠い空が目に飛び込んできた。それは、人生で初めて感じた浮遊感だった。 記憶が途切れる直前、俺は確信した。 ああ、俺は死んだんだ。 そう、ぼんやりと認識した途端、世界は一瞬にして色彩を失い、俺の意識は深い闇の中へと沈んでいった。 次に意識が戻ったのは、硬いコンクリートの上だった。 ふと気がつき、慌てて体を触って怪我をしていないかを確認する。背中と頭にわずかな痛みを感じた。頭にはヒリヒリとしたぶつけたような痛み、背中には床に打ち付けたようなジンジンする痛みが残っていた。それでも、それ以上の深刻な怪我はないようだった。「いってぇ……生きてたか。あぶねぇ。よくあの高さから落ちて無事で済んだな……」 階段の踊り場で上半身を起こして座り込み、背後にある落ちてきたであろう階段を見上げる。ごつんと頭を打った鈍い痛みがじんわりと広がっていくが、それ以外に大きな傷はないようだ。奇跡的な無事に感謝すると同時に、そのことに驚きを隠せない。 ぼんやりと天井を仰いでいると、なぜ自分がここにいるのかという疑問が、靄がかかったように頭の中に湧きあがってきた。「ふぅ……で、俺……なんで、こんなところにいるんだ? 別にイヤなことがあったわけでもないし。こんな寂しいところで何をする気だったんだ?」 彼は首を傾げつつも立ち上がり、ふらつく足元に少しだけ戸惑いながらも、教室へと戻ろうと歩き出した。
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2話 彼の警戒心と、彼女の突然の変貌

「ユイトくん……上で、何してたの? 上から下りて来たよね……?」 不安げに潤んでいた瞳は、いつの間にか元の愛らしい光を宿していた。ミカは、口元に手を当て、にこっと微笑みながらユイトに尋ねる。 その声は、まるで猫が喉を鳴らすような甘く柔らかな響きを持っていた。 普段、俺が何をしていようが気にかけないのに、なんだこんな時だけ? 自分でも分からないっての。 ユイトは警戒心を抱きながらも、その笑顔の裏に隠された意図を探る。 しかし、彼女の表情からは何も読み取れない。ただ純粋に心配しているようにしか見えない。それが余計に恐ろしかった。「あぁー、別に? なんか、一人になりたくてさ。なんとなく……かな。上でボーっとしてただけだよ」 嘘はついていない。彼はそう心の中で呟いた。 ミカは彼の答えを聞くと、再びニコッと笑顔を向けてくる。その笑顔は、まるで完璧に計算された仮面のようだ。そこに本物の感情が宿っているようには思えない。 彼女の白い指が、スカートの裾を弄るようにそっとつまむ。その仕草は、まるで緊張しているように見えたが、ユイトにはそれが、彼女の次の行動を模索している、悪意に満ちた前兆に思えてならなかった。何を企んでいるんだか、まるで見当もつかなかった。「ユイトくん、ちょっと付き合ってよ。私も……ボーっとしたい気分なんだぁ。ね? 私一人じゃ……危ないじゃない? 人がいない場所で、女の子一人じゃさ……」 彼女は、潤んだ瞳を上目遣いに向け、悲劇のヒロインを演じるように、か細い声を震わせた。 その言葉とは裏腹に、ユイトには思いっきり何かを企んでいる匂いが、プンプンと鼻をつくように感じられた。 そもそも、こいつの言うことに付き合ってやる義理はない。関わりたくないし、巻き込まれたくもなかった。「……だったら、他の場所にすれば良いんじゃないのか?」 彼は、素っ気なくそう言って、その場を立ち去ろうと身を翻す。しかし、その肩に、まるで小鳥が止まるように、彼女の華奢な手がそっと触れた。 ユイトの肩に置かれたミカの指先が、微かに震えている。「え? 私が誘ってるのに、そんな態度……? ちょっとショックかも……ユイトくん……筆記用具忘れた時にさ、私……勇気を出して貸してあげたことあるよねぇ?」 その声は、泣き出しそうなほどに甘く、哀愁を帯びていた。 しかし、その言葉
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3話 彼の葛藤と、暴かれる本性

 ん? いやいや……俺に素の姿を見せて油断でもさせようって企みですか? ユイトは、警戒をさらに強めた。彼女が素の顔を見せるなど、ありえない。この表情も、何かの演技に違いない。そう決めつけ、身構える。 そんな彼の思考をよそに、ミカは屋上へ続く階段に腰を下ろした。ユイトは警戒して距離をとり、踊り場の隅の壁に寄りかかっていた。 おいおい、そこに座られると……スカートの中がチラッと見えるのですが? ユイトの視線が、思わず彼女の足元に引き寄せられる。座り込んだことで、膝上のスカートが少しめくれ上がり、白く滑らかな太ももが微かに露わになっていた。 彼女はそれに気づいていないのか、無防備な様子で、はぁ、と再びため息をつく。その姿は、確かに可愛らしかった。 しかし、ユイトの心は、その可愛さに騙されてはいけないと、必死に警告を鳴らし続けていた。「ユイトくんも座ればぁ? もう少し、ここでゆっくりしたいから……もうちょっと付き合ってよ」 ミカが、誘うように階段を優しく手で叩いた。その声は、どこまでも甘く、ユイトを誘惑するように響いた。 ユイトは、その言葉に逆らうこともできず、警戒しながらも、彼女が座る階段から少し離れた踊り場の隅の床に、壁に背中を預けるようにして腰を下ろした。 すると、さらに……。 チラッとどころか、白とピンクと赤のチェック模様のショーツの模様まで、しっかりと見えてしまう。ユイトの心臓が、ドクンと嫌な音を立てた。 あぁ……これで、「下着を見せたんだから協力しなさいよ」とか言って脅してくる気か? 彼女の全ての行動が、計算づくしに見えた。この無防備な姿も、きっと罠なのだろう。ユイトは心の中で反発する。 俺は「好きで見たんじゃないし……」と言って断るからな。 彼女の卑劣な脅しに屈するつもりは毛頭なかった。 ユイトが視線をそらすと、ミカは小さく満足げに微笑んだ。その様子から、彼女が何かを企んでいることは明らかだった。 ユイトは、これから彼女が何を仕掛けてくるのか、じっと身構えていた。「私って、負けず嫌いで独占欲も強くてさ……色々と大変なんだよね。うぅーん……はぁ……」 ミカは、ゆっくりと両腕を上げて伸びをした。その細い身体がしなやかに反り、制服のシャツの裾から白い肌がちらりと覗く。 先ほどまでの疲労はどこへやら、リラックスしたような表情で
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4話 彼の不運と、甘い災難

「ふぅーん……そっかぁ……じゃあ、時間あるかな? 次の時間に使う教材を取りに行くんだけど……手伝ってくれたり……する? 先生に頼まれちゃって」「行く。手伝う!」 俺は即答していた。そりゃあ、好きな人から声をかけられて舞い上がり、お願いされれば喜んで手伝うに決まっている。「わぁ、やったぁ♪ 一緒に行こっ」 ユナちゃんの後ろを歩くと、ふんわりと優しい、甘い香りが漂ってくる。彼女の動きに合わせて栗色のロングヘアがふわりと揺れ、俺は思わず見とれてしまった。 国語の先生の準備室へ入ると、カーテンが閉められており、室内は薄暗かった。大きな棚には段ボールがぎっしりと並べられ、その棚の高さは、部屋全体を見渡せないほどだ。少し埃っぽい匂いと、印刷物の独特の匂いが充満している。先生の姿はなく、大好きなユナちゃんと二人きりの空間に、俺の心臓は高鳴っていた。「あれ? 先生いない?」「うん。いつもいないかな……次の時間に使うプリントを取りに来ただけだから。えっと……」 ユナちゃんは手慣れた様子で小さい脚立を目的の場所に移動させ、登り始めた。俺はプリントか段ボールを受け取るため、彼女の後ろで待機した。「……あ、これこれ。……きゃ!」 大きな段ボールを引き出そうとすると、思ったよりも軽かったのか、ユナちゃんはバランスを崩し、倒れそうになる。俺はとっさに彼女の身体に手を伸ばした。これ……漫画でよく見るシチュエーションだよな……そう思うと、柄にもなく興奮してしまう。 バランスを崩したユナちゃんのお尻が、ぷにっと俺の顔に当たった。ユナちゃんを支えようと伸ばした手は空振り、結果的に彼女を抱きしめるような形になる。その手は、スカート越しではあるが、ユナちゃんの太ももの柔らかさと温もりを感じていた。この数秒が、ずっと続けばいいのに……と、心から思った。「ご、ごめん!! 支えようと……」「はぅ……ありがと。ユイトくんがいなきゃ……大ケガするところだったよ」 うわぁ……最高。ユナちゃんのお尻の感触を味わいながら話をしていた。スカート越しでも伝わってくる太ももの感触も最高に柔らかい。「ん……ちょっと待ってて、段ボールを……っしょっと……っ」 俺が体を触っていても、ユナちゃんはビクッと身体を震わせただけで、大声を出したり嫌がったりはしなかった。何だか……ご褒美イベントが多すぎるな?
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5話 甘い吐息と、欲望の行方

 俺はゆっくりと顔をユナちゃんの方へ向け、その頬に唇を押し当てた。ユナちゃんの頬は柔らかく、髪の毛からは良い香りがする。俺は思わず、ぎゅっと彼女を抱きしめた。「……っん、はぁ、はぁ……」 ユナちゃんから甘い吐息が漏れ、その温かな吐息が俺の首筋にかかり、ゾワッとした快感が全身に広がり、鳥肌が立った。 もっと、もっとユナちゃんを感じたいという衝動に駆られ、俺は近くにあった彼女の耳たぶに「ちゅっ」と音を立ててキスをした。ユナちゃんはビクッと身体を震わせた。「……あっ、んっ……んんぅ……だめ……っ」 ユナちゃんはモジモジと身体を動かすが、逃げる気配はない。嫌がっていない……。俺は、その耳たぶを「ちゅぷっ」と口に含み、舌で舐めた。「はぅ……っ。ん……っ、あ、やぁ、んっ……んんぅ……ユイトくん……だめぇ」 完全に興奮し、息子が大きくなって襲ってしまいそうだった。そのとき、廊下から足音と「大丈夫か!?」と先生の声が聞こえてきた。その声に、お互い我に返り、恥ずかしそうに離れた。 なんだ、このご褒美イベントは!? ユナちゃんの反応もなんだかおかしかった気がするぞ。今まで、そんな素振りもなかったし……。今まで目が合ったこともないのに、俺が昼休みにいつも教室にいるって、知っててくれたけど。「あ、大丈夫です! 重いと思った段ボールが軽すぎて……バランスを崩して」 駆けつけた先生に事情を説明し、落ちていた段ボールからプリントを取り出して、俺たちは無事に準備室を出た。 先生に事情を説明している間も、ユナちゃんは顔を逸らして頬を赤くさせ、チラチラと俺を見てきていた。 ユナちゃん、その仕草……俺、勘違いしそうなんですが!? いつものユナちゃんならば、俺が事情を説明する場面で、積極的に話してくれているはずだ。 だが、今のユナちゃんは違う。未だに頬を赤くさせ、チラチラと俺を見つめてくる。「……ユイトくん……ケガ、ない? 大丈夫かな?」 その言葉に、俺はホッとした。抱きつき、キスをして、ユナちゃんの耳たぶを舐めたことは、許してくれたのだろうか。「あ、うん。問題なさそうかな……痛みもないし」「はぁ……心配したよっ。ごめんね……」「いやいや……俺こそ、ごめん。俺で良ければ、次回も誘ってね……」「え? いいのかな……? ありがと」 あれ、先生が来なかったら、完全に唇
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6話 彼の嫉妬と、妹の優しさ

「あぁ、大丈夫だって……宿題は終わったのか?」 何とかこの場を離れ、一人になりたい一心でそう問いかけると、ユアは屈託のない笑顔で答えた。「ん? おわったー♪」 そういうと、いつものようにユアは俺の隣に横になり、スマホをいじりだした。彼女の横顔は、妹ながらに本当に可愛いと思う。くりくりした大きな瞳、すっと通った鼻筋、そして、ぷっくりと柔らかそうな唇。これが、妹ではなく彼女だったら……どんなに幸せだろう。そんな叶わない思いが、胸の奥でチクリと痛んだ。「だれかとやり取りしてるのか?」 無意識に、少し探るような口調になっていたかもしれない。しかし、ユアは俺のそんな思惑を知る由もなく、スマホの画面を俺に見せるように向きを変える。「ううん。ゲームしてるー! ほらぁ」 彼女の画面には、可愛らしいキャラクターが跳ねるゲーム画面が映し出されていた。その無邪気な様子に安堵しつつも、俺はさらに踏み込んだ質問をしてみる。「学校で好きな男子とか出来てたりするのか?」 その言葉に、ユアの指がピタリと止まる。そして、少し視線をさまよわせながら、もごもごと口ごもった。「えぇーいないよ……」 声のトーンが、いつもよりほんの少しだけ高かった。いや、これは完全に動揺している。俺の言葉に、ユアの頬がうっすらとピンク色に染まっていくのが分かった。 え? なに、その反応……。絶対にいるじゃん、好きなやつ。まー、中2だもんな。そういう年頃か。頭では分かっているのに、心がざわつく。 そっか……俺のユアに彼氏が? 想像しただけで、胸の奥が熱くなるような、じりじりとした嫉妬の炎が湧き上がる。 『お兄ちゃん、だぁーいすきっ』とか言って、俺の腕に抱きついてきてくれてたのにな……。そんな可愛らしい仕草が、もう他の男に向かうかもしれない。その考えが、頭から離れなかった。 俺が少し落ち込んでいると、ユアは近いのにさらに顔
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7話 彼の葛藤と、妹の誘惑

「お前、俺にキスしてるけど?」 俺がそう言うと、ユアは再び俺の胸に顔をうずめてきた。「嫌われちゃうって思って……がまんしてたキスをしちゃったぁ……」 その言葉は、俺の心の奥深くに突き刺さった。がまんしていたキス……? いったいどれだけの気持ちを、この小さな身体は抱え込んでいたんだ?「お前、好きな人が出来たんだろ?」 もう一度、確認するように尋ねた。すると、ユアは俺の胸に顔をこすりつけるようにして、甘い声で答えた。「うぅーん……お兄ちゃんの方が……すきぃ……」 その“好き”は、兄としての“好き”を明らかに超えている。いや、超えているよな……。俺も、必死に抑えていた感情が、今にも溢れ出しそうだった。 ユアの「好き」という言葉を聞いた瞬間、俺はもう理性を保つことができなかった。ふいに彼女に背を向けていた体を素早く反転させ、その小さな顔を両手で包み込むと、そのまま彼女の唇を奪った。 ユアは一瞬ビクッと身体を震わせた。それは驚きとは違う、甘い快感に似た反応だと、俺の肌が感じ取った。ユアの柔らかい手が、おずおずと俺の首に回される。彼女の指先が、俺のうなじの髪をそっと撫でた。 ちゅぅ、ちゅぱっ、ちゅぷっ……と、濡れた唇が絡み合う音が静かな部屋に響く。俺がユアの甘い唇を吸い上げると、彼女は小さく喘ぎ、応えるように舌を絡め合ってきた。彼女の舌は、ひんやりとしていて、まるで蜜のように甘かった。俺は、その熱くて甘い感触に酔いしれながら、さらに深く舌を絡め合った。 布団の中にユアが滑り込むと、彼女の小さな体が俺に密着した。甘く熱い吐息が、俺の顔や首筋にかかり、ゾクゾクとした快感が全身を駆け巡る。「はぁ、はぁ……お兄ちゃん……すきぃ……。だいすきぃ
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8話 歪んだ愛情と、触れる胸の感触

「あっ、あぁっ。や、やぁ……んっ……んんぅ……」 俺の部屋には、ユアの甘く蕩けるような吐息だけが響き渡っていた。俺が吸い上げるたびに、彼女の喉から、今まで聞いたことのないような甘い声が漏れ出す。俺の腕の中で、快感に身を任せ、全身の力を抜いたユアは、まるで柔らかな人形のようだ。 彼女は、快感に目を閉じていたが、その表情は蕩けるように甘く、うっすらと開いた唇からは、熱い吐息が零れ落ちる。頬は、興奮でほんのり桃色に染まり、汗ばんだ額には、茶色い前髪が張り付いていた。俺は、その愛らしい顔をじっと見つめながら、片方の乳首を優しく吸い上げた。ちゅぷ、ちゅる、と濡れた舌が乳輪を這い、ぷっくりと膨らんだ乳首を咥えると、ユアの身体がびくりと震え、背中が弓なりに反る。 「んっ……お兄ちゃん……そこ……んんぅ……」 彼女は、快感のあまり、俺の背中に回した指先を食い込ませ、しがみついてくる。俺が吸い上げるたびに、彼女の腰は勝手に動き出し、俺の息子を擦り付けた。くちゅ、くちゅ……と、水気を帯びた音が布団の中で響く。俺は、もう片方の乳首を指で弄びながら、吸い上げた乳首を舌先でころころと転がした。 「んぁっ……あぁ……だめぇ……もう……だめ……」 ユアは、小さな声で喘ぎながら、俺の頭を優しく撫で、さらに深く快楽の淵へと落ちていった。 ユアのスカートを捲り上げ、その下にある可愛らしいパンツに手をかけた。つるりと滑らかな生地が指先を滑り、ゆっくりとパンツを脱がせる。現れたのは、蜜で濡れた、ぷっくりとした可愛らしい陰唇だった。 その濡れた陰唇を指先で優しくなぞる。ひく、ひくと痙攣するように震えるユアのアソコは、俺の指の動きに快感で応えた。「んっ……あぁ…&
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9話 彼の欲望と、背徳の階段

「……そっか、でもさ、いつも通り仲良くしてよ」 男子生徒の声に、俺は腹の底から怒りがこみ上げてきた。俺のユアと仲良く……? そんなことは絶対に許さない。俺は、独占欲に駆られて、つい意地悪をしてしまった。ユアの耳たぶに顔を寄せ、甘く噛みついた。「ひゃぁ……っ!?」 ユアは、情けない悲鳴を上げ、その瞬間、きゅぅぅと膣内が締まり、俺の息子を強く締め付けてきた。その背徳的な快感に、俺は思わず深く挿れ、彼女の身体を強く抱きしめた。「んっ……んんぅ……はぅ……すきぃ……」 ユアも、トロンと蕩けた目で俺を見つめ、俺の背中に腕を回し、抱きしめ返してきた。「ユアちゃん!? 大丈夫? ねえ?」 スマホから、まだ心配そうな声が聞こえてくる。ユアは、その声に、か細い声で答えた。「ごめん。飼ってる犬に……耳舐められちゃって……変な声出ちゃった……お友達として……んっ……んんぅ……ね!」 ユアの言葉は、まるで俺を犬扱いしているようだった。その言葉に、俺はさらに深くユアを求め、彼女の奥に息子を押し当てた。ヌチャ、ヌチャ……と、二人から水気を帯びた音が聞こえる。まるで、この背徳的な行為を祝福しているようだった。俺は、ユアの熱い身体を感じながら、腰をゆっくりと動かし始めた。 俺が腰を動かし始めると、ユアはもう電話の向こうの友達などどうでもよくなっているようだった。完全に俺しか見えていない。電話中だというのに、俺の腰の動きに合わせて、彼女もヒクヒクと求めるように腰を動かす。「んんっ……んぅ……」 ユアは、甘い喘ぎを必死に抑えようと唇を噛みしめた。しかし、快感は抑えきれ
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10話 彼の記憶と、妹の空白

 リビングに降りて、ユアにスマホを見せてもらうことにした。どうしても、昨夜のことが夢ではなかったと確かめたかった。「昨日、電話したよな?履歴って見せて?」 俺の言葉に、ユアは首を傾げ、記憶を探るように小首を傾げた。「……え? 電話? 誰だろ……? わたし……電話するような男子……いないよ?」 恥ずかしそうに、昨日の会話を完全に覚えていない様子のユア。その表情は、本当に何も知らないように見えた。俺は、半ば諦めながらも、ユアのスマホの音声通話の履歴を見せてもらった。 すると、そこには確かに昨日、ユアが電話をかけた形跡が残っていた。それを見たユアは、みるみるうちに顔を真っ赤に染めていく。その頬は、リンゴのように赤く、熱くなっていた。 ユアのスマホの画面に表示された通話履歴を見て、俺はホッとした。これで、昨夜の出来事が夢ではなかったことが証明されたのだ。「わぁー!? わたし……電話してる!?」 ユアは、信じられない、というように声を上げた。そんな彼女に、俺は昨夜の出来事を少し意地悪く思い出させた。「それ、昨日……俺とイチャイチャしてる時に掛けてくれたんだけど……?」「……え? えぇぇ!?」 ユアは、驚きのあまり固まってしまった。その様子が可愛くて、俺はさらに言葉を続けた。「ユアに仲の良い男子ができたっていうから……俺とどっちが好きなんだって……。俺が妬いちゃってさ」 俺の言葉に、ユアは再び顔を真っ赤に染め、恥ずかしそうに視線を逸らした。「……そっか。うん……そりゃ……お兄ちゃんかな」 蚊の鳴くような小さな声で呟いたユアは、その言葉を口にして、何か納得したような表情を浮かべた。
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