All Chapters of 消えるキオクと残るキミの温もり: Chapter 41 - Chapter 50

74 Chapters

40話 「悪い子」宣言と、悪戯な光を宿した瞳の決意

 中に入ると、外の光が遮られ、一気に薄暗くなった。壁際には、古くなった跳び箱や、錆びついた鉄棒が、影となってひっそりと佇んでいる。俺は、ユウカが完全に中に入ったのを確認すると、素早く扉を閉め、内側からカチリと鍵をかけた。「わぁ……ユイトくん、悪い子だぁー!」 ユウカは、まるで子供のように目を輝かせて、はしゃいだ。その声は、この密室に吸い込まれていく。俺は、少しだけ得意げに、そして甘く、囁くように言った。「んふふ……ユイカも、悪い子に仲間入りだな」「えぇー!? わぁー、わたしを巻き込まないでよぅー」 ユウカは、頬を膨らませ、俺の腕を軽く叩いた。その仕草は可愛らしいが、その瞳には、すでに悪戯な光が宿っている。「じゃあ、何もしないでこのまま出るか?」 俺がそう言うと、ユウカは、一瞬だけ俯き、何かを考えるように黙り込んだ。そして、ゆっくりと顔を上げると、真っ赤に染まった頬と潤んだ瞳で、俺の目をじっと見つめ、決意を秘めた声で言った。「……でない。わたし……悪い子になるぅ」 その言葉と共に、ユウカは俺の胸に、ぎゅっと抱きついてきた。俺は、その小さな体に、そっと腕を回した。静かで、埃っぽい倉庫の中は、二人の高鳴る鼓動だけが響き渡っていた。「こういうのって、ドキドキ……しちゃうね」「だよなー俺、実は初めて入るんだけどな……」「そ、そうなの?」 俺は、窓もない薄暗い壁を手探りでなぞり、記憶を辿りながら明かりのスイッチを探した。「そうそう、完全に忘れてたし、使う機会なくてさ」 そう言いながら、指先がひんやりとした壁の感触を捉えた。カチリとスイッチを押すと、天井の裸電球が、パッと明るく光を放った。埃が舞い、その光の中に無数の粒子がキラキラと浮かび上がる。 周りを見回すと、古くなったバスケットボールや、埃をかぶった跳び箱、そして隅には、真新しい予備のマットが、積み重ね
last updateLast Updated : 2025-10-29
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41話 可愛い服と悪い子

 俺の言葉を聞くと、ユウカの瞳から、大粒の涙が、はらはらと溢れ出した。彼女は、涙を流しながら、だが、今度ははっきりと、俺に告げた。「……あ、ありがと。わたしを……もらって……くださいっ」 俺たちは、言葉を交わす代わりに、互いを強く抱きしめ合った。埃っぽい倉庫の中は、二人の温もりと、言葉にならない深い愛情で満たされていくのを感じた。 俺たちは、今はトイレではない、もっと広くて、柔らかい、温かい場所にいた。二人の間に流れる時間は、前回とは全く違う、穏やかで、ゆったりとしたものだった。「今日は、ゆっくりと裸で抱き合えそうだな」 俺がそう言うと、ユウカは、くすっと笑った。「だよね、前回……トイレだったもん」 その言葉に、俺は少しだけ苦笑いを浮かべた。「今回は、ベッドみたいだし」 その言葉に、ユウカは少しだけ期待のこもった表情で、俺の顔を見つめてきた。「……服、脱いじゃう?」 俺は、その純粋な問いかけに、思わずドキリとした。だが、急ぐ必要はない。この、愛しい彼女との時間を、もっとゆっくりと味わいたかった。「えっと……もう少し後で良い?」 俺の言葉に、ユウカは不思議そうな表情を浮かべた。その可愛らしい仕草に、俺の胸は締め付けられるようだ。「んー……うん?」 ユウカは、小首を傾げ、俺の真意を探るように、じっと見つめてきた。その瞳には、少しの戸惑いと、俺への深い信頼が浮かんでいるように感じられた。 俺は、ユウカの可愛らしいワンピース姿を見つめながら、正直な気持ちを口にした。「……可愛い服を着てる上から触ったりしたいなーって……」 その言葉に、ユウカは少しだけ驚いたように目を見開いた後、楽しそうに笑った。「わ、ユイトくん&helli
last updateLast Updated : 2025-11-01
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42話 初めての逆転

 俺は、その中で、可愛らしいレースのショーツに手をかけ、ゆっくりと、そして優しく、下へとずらした。布が肌から離れる、ひそやかな音が響く。 ユウカは、まさか俺がそこまで大胆な行動に出るとは思っていなかったのだろう。「ふぁっ……!?」 驚きに満ちた、か細い声が、俺の頭上から聞こえてきた。だが、彼女は、俺の頭を押し出すことはしなかった。むしろ、震える両手を、俺の頭にそっと伸ばし、躊躇うように触れてくる。そして、その指先が、俺の髪を、まるで愛おしいものを扱うかのように、優しく撫で始めた。 その温かく柔らかな感触に、俺の胸は、安堵と、この上ない幸福感で満たされていく。俺の頭の上からは、甘く、そしてどこか満ち足りたような、ユウカの吐息が聞こえてくる。 そのショーツを足首まで下げると、俺の視界いっぱいに、愛液で濡れて、しっとりと光るユウカの陰部が広がった。ふくよかで、淡い桃色の花びらが、俺を誘うように開いている。 俺は、我慢することができず、その花弁に、そっと唇を押し当てた。温かく、柔らかな感触。そして、ほのかに甘い愛液の匂いが、俺の鼻腔をくすぐった。「んっ……ふぅ……」 ユウカの、熱く甘い吐息が、俺の頭上から降り注ぐ。俺は、舌をそっと割り目に這わせた。じゅるり、と水気を含んだ音が、静かな倉庫に小さく響く。ユウカは、その感触に、体をビクンッと震わせた。「ひぁ……っ……ああぁ……」 その喘ぎ声は、快感と、そして微かな驚きが混ざり合っていた。俺は、その声を聞きながら、ユウカの小さな花びらを、さらに丁寧に、そして執拗に、舌で愛撫し続けた。 俺は、ユウカの柔らかい陰唇に唇を押し当て、愛液で濡れた割れ目を優しく舐めた後、その小さなクリトリスに、舌の先を這わせた。「ひぁっ……!」 ユウカの息が、一瞬で止まる。俺は、その反応に、さらに熱心に、そして優しく、クリトリスを舌で愛撫し続けた。彼女の
last updateLast Updated : 2025-11-02
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43話 ユウカの純粋な問いかけ

 ユウカは、震える小さな手を、ゆっくりと、そして慎重に、俺の息子へと伸ばしてきた。その指先が、俺の熱を帯びた先端に、そっと触れた。その柔らかな感触に、俺の体はビクンと震える。ユウカは、その感触に驚いたのか、自分の手を見つめ、また俺の顔を見つめた。その瞳は、何かを決意したかのように、真っ直ぐに俺を捉えていた。 ユウカの指が、震えながら俺の息子に触れた。その柔らかな指先が、俺の熱を帯びた先端を優しく包む。彼女は、まるで初めて触れる不思議な生き物のように、恐る恐る、そして興味津々に、独り言を漏らした。「……わぁ、かたーい。これ……わたしの中に入ったんだぁ? すごーい……」 その純粋な言葉に、俺は思わず、くすりと笑ってしまった。ユウカは、まるで玩具で遊ぶ子供のように、質問を重ねてきた。その瞳は、キラキラと輝いている。「これ、痛いかな?」 彼女の指が、俺の先端を優しく撫でた。俺は、その問いかけに、首を振って答える。「ここ、きもちいー?」 彼女の指は、今度は、根元から先端まで、ゆっくりと、そして優しく撫で上げた。その度に、俺の体がびくりと震える。「これは?」 ユウカは、そう言って、まるで確認するように、また俺の息子を優しく、愛おしそうに触った。俺は、そんなユウカの質問の一つ一つに、優しく、そして丁寧に答えていたが、彼女の純粋な好奇心と、その手つきが、俺の興奮を、抑えきれないほどに高めていった。 ユウカの純粋な質問に答えているうちに、俺は、自分の性に関する知識の源を思い返していた。俺が知っていることといえば、エロ動画をこっそり見たり、経験豊富な先輩からの武勇伝を聞いたり、ネットで調べた知識だけだ。それは、ただの「情報」でしかなく、ユウカのように、純粋な好奇心からくる、触れてみたい、知りたいという気持ちとは、全く違うものだった。 ユウカは、なぜこんなにも無知なのだろう。きっと、彼女は、性的なことに興味がなかったのかもしれない。あるいは、周りに聞ける友人がいなくて、誰にも相談できなかったのかもしれない。これまで、彼女がおど
last updateLast Updated : 2025-11-03
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44話 心と体の満たされ方

 俺は、限界が近いことを悟り、震える声でユウカに告げた。「ちょ、ちょっと待って……出る!」 すると、ユウカは口の中に俺の息子を含んだまま、コクリと小さく頷いた。その頷きに、俺の胸は締め付けられるようだった。それは、俺の全てを受け入れるという、彼女からの答えだった。 俺は、もう何も考えることはできなかった。ユウカの愛に応えるように、全身の力を込めて、数回の強い痙攣と共に、熱い精液を、彼女の温かい口の中へと、全て吐き出した。「んっ……んんんぅ……」 ユウカは、精液を受け止めるように、熱心に吸い上げてくれた。俺の体は、快感の余韻で、びくびくと震えていた。俺は、マットの上にぐったりと横たわり、天井を見つめていた。ユウカは、俺の顔を見上げ、満足そうに、にこりと微笑んだ。 俺は、熱い精液を吐き出し、マットの上にぐったりと横たわっていた。ユウカは、まるで何事もなかったかのように、にこりと微笑んでいる。俺は、未だ痺れている体を引きずり起こし、ユウカの顔を見つめ、尋ねた。「はぁ……そんなの、どこでおぼえたんだ?」 俺の言葉に、ユウカは、不思議そうに首を傾げた。その瞳は、まるで「何を言っているの?」と言わんばかりに、純粋な好奇心に満ちている。「しらなーい。舐めてたら……口の中に入れたくなっただけだよ?」 その無邪気な言葉に、俺は言葉を失った。「教えてもらわなくても…してくれたしなら……思うんじゃないかな? ユイトくん……だってぺろぺろって……してくれたし」 ユウカはそう言って、俺の顔を覗き込んだ。その言葉を聞いて、俺は、彼女の頭の中が、俺がしたことを、そのまま真似ただけなのだと理解した。彼女の行動は、知識や経験ではなく、ただただ、俺への愛と、純粋な好奇心からくるものだったのだ。その事実に、俺の胸は、再び愛おしさで満たされていった。 俺は、ユウ
last updateLast Updated : 2025-11-04
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45話 理性を超えた衝動

 俺は、ユウカの甘く熱い誘いに抗うことはできなかった。理性の箍は、完全に外れていた。俺は、マットに横たわり、俺の息子を愛おしそうに見つめるユウカの、ワンピースのスカートを捲り上げ、その股間に顔を寄せた。 先ほどの俺の愛撫で、ユウカの陰部は、愛液でぐっしょりと濡れ、熱気を帯びていた。俺は、その濡れた場所を、優しく指で広げ、熱く膨張した俺の息子を、そっと当てた。「ひぁっ……!」 ユウカの体が、ビクッと震える。俺は、彼女の反応に、ゆっくりと、そして慎重に、俺の息子を、彼女の膣口へと押し込んだ。ぬるりと温かい感触。だが、完全に挿入するには、もう一歩が必要だった。「んんっ……!」 ユウカは、苦しそうに、だが、甘い声で喘いだ。俺は、ユウカの表情を見つめ、彼女の痛みが和らぐのを待った後、再び、ゆっくりと、そして深く、奥へと差し込んだ。「あぁ……」 ユウカの瞳から、一筋の涙が溢れた。だが、その表情は、苦痛だけではなかった。それは、新しい快感と、俺と一つになったことへの、感動に満ちた表情だった。 完全に俺の息子を受け入れたユウカは、俺の首に腕を回し、顔を俺の胸にうずめた。俺は、その小さな体を強く抱きしめ、二人の間の、熱く、そして深い愛を、感じていた。 俺の熱い息子が、ユウカの温かい内側に収まった。俺は、その熱い感触に、全身の力が抜けていくのを感じた。ユウカは、俺の胸に顔をうずめたまま、小さく、だが、はっきりと喘いでいる。 俺は、ユウカが完全に俺を受け入れたことを確認すると、ゆっくりと、腰を動かし始めた。最初は、優しく、そして丁寧に。ユウカは、その動きに合わせて、甘い吐息を漏らす。「ん……ふぅ……」 じゅぷ、じゅぷ、と、二人の熱がぶつかり合う、生々しい音が響く。その音は、外から聞こえてくる子供たちの楽しそうな声や、ボールが壁に当たる音と、奇妙に混ざり合っていた。 俺は、その音を聞きながら、背徳感に、ゾクゾクと体が震えるのを感じた。ここで行
last updateLast Updated : 2025-11-05
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46話 未来への無邪気な願い

 そして、俺は、ユウカのその限界を察し、最後の力を振り絞り、腰を突き上げた。「あぁああああああああぁっ!」 ユウカの体が、ビクンッ、と大きく跳ね上がった。そして、その悲鳴のような叫びと共に、全身を痙攣させ、快感の波に溺れていき「ぷしゃぁぁぁ」とアソコから熱いモノが噴出した。俺もまた、そのユウカの絶頂に導かれるように、熱い精液を、彼女の奥へと、全て吐き出した。 俺とユウカは、同時に絶頂の波を迎え、ぐったりとマットの上に横たわっていた。俺の息子は、まだユウカの温かい内側に収まったままだ。激しい息遣いが、薄暗い倉庫に、甘く、そして、ひっそりと響く。 やがて、その激しい息遣いが落ち着き、静けさが戻ってきた。ユウカは、俺の首に腕を回したまま、愛おしそうに俺の胸に顔をうずめた。汗ばんだ俺の肌に、ユウカの温かい吐息がかかり、その感触が、たまらなく心地よかった。 俺は、ユウカの背中に腕を回し、彼女の柔らかな髪を、優しく撫でた。ユウカは、まるで安心したかのように、俺の胸に、さらに強く寄り添ってきた。「……ユイトくん、好き」 ユウカの、満ち足りたような、小さな声が聞こえた。俺は、その言葉に、何も返すことはできなかった。ただ、この愛おしい彼女を、強く、強く抱きしめ返すことしかできなかった。俺の体の中に残る、熱い余韻と、ユウカの温もりが、二人が一つになったことを、静かに語っていた。 俺は、ユウカの柔らかな体を抱きしめたまま、安堵の息を吐き出した。そして、何気ない独り言のように、呟いてしまった。「ふぅ……また、ユウカの中に出しちゃったな」 その言葉を聞いたユウカは、抱きしめられていた腕の中で、少しだけ身を強張らせた。そして、顔を上げて、潤んだ瞳で俺を見つめた。「……ん? それ、なんだか……事故とかイヤそうに聞こえるよぅ?」 ユウカの不安げな声に、俺は自分の言葉の軽率さに気づいた。慌てて、言葉を続ける。「まだ、俺達には早いだろ……?」
last updateLast Updated : 2025-11-06
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47日 初めての制服デート

 俺は、その言葉に、ただただ、頷くしかなかった。それから俺は、理性を失い、ユウカの熱い体と、甘い吐息に導かれるまま、さらに3度も、たっぷりと彼女の中に、熱い精液を注ぎ込んだ。 俺は、ユウカの温かい体を抱きしめ、お互いの存在を、ただひたすらに感じていた。先ほどまでの激しさが嘘のように、二人の間には、穏やかで、満ち足りた空気が流れている。 ユウカは、俺の胸に顔をうずめたまま、愛おしそうな声で、俺に告げた。「ユイトくん、だぁーいすきぃ!」 その言葉は、まるで子供のように純粋で、俺の胸に、じんわりと温かさを広げた。俺は、彼女の髪を優しく撫でながら、素直な気持ちを口にした。「俺も、好き」 俺の言葉を聞いたユウカは、んふふ、と可愛らしく笑い、俺を見つめてきた。その瞳は、キラキラと輝いている。「んふふ……♪ 舐めちゃいたいくらいでしょ?」 ユウカは、そう言って、桃色に染まる頬を、少しだけわざとらしく、俺に差し出してきた。その可愛らしい仕草に、俺の胸は、再び愛おしさで満たされていく。「そうだな。持って帰りたいほどになー」 俺がそう言うと、ユウカは、パァッと花が咲いたように、満面の笑みを浮かべた。「えへへ……♪ それ、うれしぃー」 その喜びの表情は、まるで、俺の言葉が、世界で一番の宝物だと言っているかのようだった。 俺たちは、誰にも見つかる事なく、体育倉庫から抜け出した。ひっそりとカギを元の場所へ戻すと、二人だけの秘密を、固く胸にしまったかのような、不思議な高揚感が、俺の体を満たしていた。 埃っぽく、薄暗い倉庫の中とは違う、明るい日差しと、賑やかな街の喧騒が、俺たちを包み込む。ユウカは、まるで夢から覚めたかのように、眩しそうに目を細め、俺の手を、ぎゅっと強く握った。 その後は、二人で他愛もない話をしながら、街を歩いた。手を繋ぎ、雑貨店や洋服店を覗いて回り、そして、美味しそうなレストランに入り、向かい合って食事を楽しんだ。ユウカは、まるで世界で一番幸せな少女のように、満面の笑みを浮かべ、俺
last updateLast Updated : 2025-11-07
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48話 純粋な要求と不安

「かっこいーねぇ……モテそう……」 ユウカはそう言うと、ベンチに座る俺の隣に、ちょこんと可愛らしく座った。そして、俺が驚く間もなく、彼女の柔らかな唇が、俺の頬に押し付けられ、ちゅっと音を立てた。 突然のキスに、俺の心臓は、ドキッと高鳴った。いつもとは違う、少しだけ大胆になったユウカの雰囲気に、俺は胸がときめくのを感じていた。それは、ユウカも同じだったようで、彼女は、照れくさそうに、チラチラと俺を見ては、色白の頬を桃色に染めていた。 俺は、このままでは、彼女を抱きしめたいという衝動を抑えられないだろう。俺は、少しだけ声のトーンを落とし、ユウカの耳元に口を寄せた。「俺、我慢できなそう……」 俺の言葉に、ユウカは、きょとんとした表情で俺を見上げてきた。「我慢?」 その可愛らしい問いかけに、俺は、少しだけ笑ってしまった。「んー……俺、ゴム買ってきた」 俺の言葉を聞くと、ユウカは、ふぇ、と、小さな声を漏らした。そして、彼女の頬は、先ほどの桃色から、一瞬で真っ赤に染まり、恥ずかしそうに俯いてしまった。 ユウカは、俺の胸に顔をうずめ、まるで自分の存在を隠すかのように、小さな、か細い声で呟いた。「わざわざ……買わなくても良いのにぃ……」 ユウカの「わざわざ……買わなくても良いのにぃ……」という言葉は、俺に無駄遣いをするなと言っている感じではなく、もっと直接的に「わたしの中に出してほしい」と、そう訴えている口調に聞こえた。俺は、その言葉に、たまらない興奮を感じると同時に、妊娠という言葉が、頭の中に浮かび、背筋が凍るような感覚を覚えた。 俺は、その思考を払いのけるように、わざと明るい声で、彼女の耳元に囁いた。「これで、安心してエッチができるだろ?」 その言葉を聞いたユウカは、俺の胸に押し付けていた顔を、ゆっくりと上げた。彼女
last updateLast Updated : 2025-11-08
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49話 制服の背徳と熱

 防災倉庫の裏へと、駆け足で向かった。公園の喧騒から隔てられたその場所は、薄暗く、ひっそりとしていた。 二人は、お互いのカバンを地面に下ろすと同時に、言葉を交わすことなく、自然と唇を重ねた。夕方のわずかな光が届く場所で、俺たちは、まるでこの数日間の情欲を全て吐き出すかのように、夢中で、深く、そして、激しく舌を絡め合った。 ユウカの柔らかく温かい舌が、俺の舌に絡みつき、ねっとりと愛撫してくる。そのキスは、俺たち二人の興奮を、さらに高めていった。俺は、ユウカの腰に腕を回し、彼女の細い体を、俺の胸に強く引き寄せた。二人の間には、もう、一寸の隙間もなかった。 俺は、ユウカの唇から離れると、彼女の耳元に、熱い吐息を吹きかけながら囁いた。「後ろから挿れるけど……いい?」 俺の言葉に、ユウカは何も言わなかった。ただ、コクリと小さく頷くと、防災倉庫の壁に両手をつき、可愛らしくおしりを突き出してきた。俺は、その姿に、たまらない興奮を覚えた。 俺は、ユウカの紺色のスカートを捲り上げた。すると、そこには、薄水色の可愛らしいショーツが、彼女の白い肌を包んでいた。俺は、そのショーツに指をかけ、ゆっくりと、そして優しく、ずらしていった。 露わになった彼女の割れ目は、すでに、俺との会話だけで、たっぷりと濡れているようだった。俺は、その濡れた場所を、確かめるように指で触れた。ちゅく……と、水気を帯びたエッチな音が、薄暗い防災倉庫の裏に響く。そして、俺の指先には、熱い愛液が、じわりと伝わってきた。 ユウカの濡れた陰部に触れ、俺の理性は、完全に吹き飛んでいた。せっかく買ってきたゴムの存在など、とうの昔に頭から消え失せていた。 俺は、制服のズボンのチャックを、ゆっくりと、そして熱い吐息を漏らしながら下ろし、大きくなった息子を外に出した。そして、それを、ユウカの可愛らしく突き出され、たっぷりと濡れた陰唇に、そっと押し付けた。「ひぁっ……!」 熱い肌と肌が触れ合った瞬間、ユウカの体が、ビクリと震えた。俺は、その濡れた場所を確かめるように、少しだけ
last updateLast Updated : 2025-11-09
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