All Chapters of 消えるキオクと残るキミの温もり: Chapter 11 - Chapter 20

37 Chapters

11話 昼休みの偶然と、優しい時間

 その時、ペタ、ペタ、と上履きの擦れるような足音が聞こえてきた。また、ミカが来たのかと一瞬嫌な気がしたが、すぐに昨日のことを思い出す。あいつは思ったよりも良い奴だったよな……。再び現れるのがミカなら、またご褒美のパンチラが見られるかもしれない。そんな不純な期待が、俺の心の片隅に湧き上がっていた。「……あれ? ……ユイトくん?」 顔を上げると、そこに立っていたのは、ミカではなくヒナタだった。中学時代から同じ学校に通ってはいたが、特に接点はなく、顔と名前を知っている程度で、挨拶もしたことがないヒナタだった。 ヒナタは小柄で、少し内気そうな雰囲気を漂わせていた。ふんわりとしたやわらかな茶髪は、丁寧に手入れされていて、光を浴びるとキラキラと輝いている。つぶらな瞳は、少し困っているかのように潤んでいて、見る者すべてに守ってあげたいと思わせるような愛らしさがあった。 ヒナタの性格も、見た目通りの控えめなものだ。いつも一歩引いて周りの様子をうかがっている。人見知りで、初対面の人とはあまり目を合わせることができない彼女は、俺ともまともに目を合わせたことがない。友達と話していても声が小さく、おっとりとした声で話していた。時々、恥ずかしそうに頬を染めながら、もごもごと話す様子が、俺には可愛らしく思えていた。「あ、ヒナタ。こんなところで、どうしたんだ?」 聞いておいてなんだが、その答えは一目瞭然だった。彼女は片手に弁当が入っているだろうカバンを持ち、反対の手には体操服袋を持っていた。こんなにも人が来るとは思わなかった。もしかしたら、この場所は、俺が思っている以上に穴場なのかもしれない。「……ごめんね。邪魔しちゃって……」 ヒナタは、気まずそうにぺこりと頭を下げ、引き返そうとしていた。俺はヒナタが嫌いなわけでもないし、むしろ可愛いと思っていたけれど、話す機会がなかっただけだ。それに、ヒナタは人見知りで、俺とまともに目を合わせてくれない。 考えてみれば、中学から同じ中学校に3年、高校を入れて4年間も通い、同
last updateLast Updated : 2025-09-05
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12話 彼の期待と、少女の純粋な気持ち

 その言葉が嬉しくて、俺は胸がキュンとなった。なに、その仕草はっ!? 可愛すぎでしょ……。俺が差し出したシュウマイを、そんなにも大事に思ってくれていたなんて。「……卵焼きもいる?」 つい嬉しくなって、もっと喜んでもらおうと思ってしまう。俺は、自分の弁当箱に入っている卵焼きを、箸で摘まみながらそう尋ねた。 俺の言葉に、ヒナタは目を丸くして、驚いたように声を上げた。「……え? わぁ……ユイトくん……の家の卵焼きの味!? ほしいっ」 その反応は、俺にとって意外なものだった。しかも、いつものヒナタとは思えないくらい、ハッキリとした口調で自分の意思表示をしてきた。それが、俺の家の味が知りたいということで……。 俺の家の味が知りたいということは、俺自身に興味があったってことだよな? 好意がなければ、そんなこと知りたいとも思わないだろう。俺は、ヒナタの言葉に胸が高鳴るのを感じた。 俺は、さっきまで弁当箱を差し出してヒナタに取ってもらっていたが、今度は自分の箸で卵焼きをつまみ、ヒナタの弁当箱へと入れた。すると、ヒナタは顔を真っ赤にしてモジモジし、俺をチラッと見ては、またすぐに顔を赤くさせていた。 その様子を見て、俺はなんとなく察した。間接キスを意識しているのだろうか? 俺は、女の子とおかずの交換などしたことがない。いつもは男友達と弁当を食べていて、勝手に交換したり、嫌いな物を相手の弁当箱に入れたりしていた。そんな雑な扱いしか知らなかった俺は、今更ながら、ヒナタとの間接キスを意識してしまい、胸の鼓動が速くなるのを感じた。 俺は、慌ててヒナタに言葉をかけた。「あ、ごめんな。俺の使ってた箸で……あ、もう一つあるからそっちを……」 そう言いかけたが、そのもう一つの卵焼きは、すでに俺が一口かじっていたことを思い出した。俺の言葉に、ヒナタは目を丸くして、しかし、その瞳には熱い光が
last updateLast Updated : 2025-09-06
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13話 触れるたび、加速する関係

 もしそうだとしたら、ヒナタには悪いとは思いつつも、俺は声をかけた。俺だって、この可愛らしいヒナタを前に、緊張しながら勇気を出して行動を起こしているのだから、どうか許してほしい。「ん? あ……」 ヒナタの視線が俺に向いた隙に、俺は一つ嘘をつくことにした。きっかけを作るために、隣に座るヒナタの頬に、ずっと前から触ってみたかったその柔らかそうな頬に、優しく指を伸ばした。 ヒナタの頬は、想像していた通り、ふにゅぅっと柔らかく温かかった。ヒナタは俺の突然の行動に、目を丸くして固まり、みるみるうちに顔を真っ赤にさせていく。「ごはん粒が……ついてたから……」 ヒナタの頬から取ったように見せかけた物を、俺は口に入れて食べる仕草をした。ヒナタは、その俺の行動に、さらに顔を赤くさせ、戸惑ったように声を上げた。「……へ? わぁ、ありがと……」 ヒナタは、恥ずかしそうに小さな可愛い手で顔を覆ってしまった。その様子が、あまりにも愛らしくて、俺は微笑まずにはいられなかった。 俺は、ヒナタの反応に少しやりすぎたか、と反省した。「……ご、ごめん」 俺が謝ると、ヒナタは両手で顔を覆ったまま、小さな声で答えた。「……ううん。ありがと……う、うれしすぎて……ちょっと……はずかしくて」「ヒナタの頬って、柔らかくて……気持ちいいな」 普段は、こんな恥ずかしいことは絶対に言えないし、言おうとも思わない。だけど、思ったのは事実で、俺はちょっとした実験をしてみたかった。明日も一緒に弁当を食べる約束をした。どこまで彼女が覚えているか、試してみたかったのだ。「……いいよ。そう……思ってくれるなら、触っても……」 ヒナタから返ってきた言葉は、明らかにいつもの彼女とは思えない反応だった。 いつもと違い、積極的で、自分の意思をはっきりと口にしている。しかし、いつものように恥ずかしがりながら話す仕草と口調が可愛すぎて、俺は胸が締め付けられるような感覚に陥った。 恥ずかしそうに手で覆っていた手を下ろし、俺から顔を逸らして、頬だけを俺に向けているように見える。「えっと……今、触っても良いってこと?」 俺がそう尋ねると、ヒナタはさらに顔を赤くして、小さく頷いた。「……う、うん。あ、教室じゃダメ……だよ。恥ずかしすぎるぅ……。ここにいる時だけ……ね」 その言葉は、まるで二人だけの秘密を共
last updateLast Updated : 2025-09-06
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14話 彼の欲望と、触れる胸の感触

 そんなことを思いながら、俺はヒナタの唇を軽く指でつまみ、その柔らかさを確かめるように触った。指で唇をなでていると、小さく桃色の舌がちょこんと出てきて、唇と俺の指を舐めた。 俺の指に舌が触れると、ヒナタはビクッと身体を震わせ、恥ずかしそうに俺を見つめた後、すぐに視線を逸らした。 それでもヒナタは嫌がる素振りを見せるどころか、徐々に俺に寄りかかってきていた。 ……これ、我慢の限界なんですけど……。俺の理性の箍が、今にも外れそうだった。 俺は、ヒナタの細い腰に腕を回し、彼女の頬に俺の唇を軽く押し当てた。「……んっ」 ヒナタの口から、小さな甘い吐息が漏れたのが聞こえてきた。その吐息は、俺の鼓膜を震わせ、さらに俺の欲望を駆り立てるのだった。 気づけば、俺とヒナタは唇を重ね、夢中でキスを交わし合っていた。ヒナタは、恥じらいからか、震える手で俺の首に腕を回し、まるで溺れるように俺にしがみついている。 ちゅ、ちゅ、と、濡れた唇が擦れ合う音が、静かな階段の踊り場に響き渡る。ヒナタの吐息は甘く、熱く、そして何度も何度も、俺の唇を貪るように吸い上げてくる。俺もそれに答えるように、深く、そして激しくヒナタの唇を求めた。「んぅ……ふ、ふぅ……」 ヒナタの口から、甘く蕩けた吐息が漏れ出す。その吐息は、俺の耳に甘く響き、さらに俺を狂わせる。俺は、ヒナタの柔らかな唇を優しく吸い上げ、彼女の舌を甘く吸い上げた。 「んっ……んんぅ……」 ヒナタは、もう恥ずかしさを忘れてしまったかのように、俺のキスを受け止める。その瞳は、快楽に蕩け、潤んでいる。俺は、そんなヒナタの姿に、胸の鼓動が速くなるのを感じた。 ここは学校だ。いつ誰が来るか分からない。その背徳感が、俺たちの興奮をさらに煽る。もっと、もっと、と、お互いを求め合うように、俺たちは熱くキスを交わし続けた。 気づけば、お互いに求め合い、普段のヒナタからは想像もできない体勢になっていた。ヒナタは、いつの間にか俺の膝の上に向かい合わせで座り、熱い吐息を混ぜ合わせながら夢中でキスをしていた。舌と舌が絡み合い、甘く蕩けるような感触が口いっぱいに広がる。 体は密着し、ブレザー越しにもヒナタの柔らかな胸の感触が伝わってくる。その温かな熱が、制服の生地を通してダイレクトに俺の興奮を掻き立てる。密着した二人の身体からは、互いの体温がじわ
last updateLast Updated : 2025-09-06
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15話 ヒナタの告白

 俺は、昨夜に妹と初めてを経験し、翌日にはクラスメイトと学校でエッチをしようとしている。これは……能力の効果なのだろうか? そんな考えが頭に一瞬だけ浮かんだ。しかし、目の前の光景と、密着したヒナタの身体の温かな感触に、余計な考えはすべて吹き飛んだ。 俺は、ヒナタの細い腰を支えながら、ゆっくりとショーツをずらした。現れたのは、すでに水気を帯び、艶やかに濡れた陰唇だ。くちゅ、くちゅ……と、湿った音が俺の耳に届き、熱を帯びた陰唇に息子をそっと擦りつけた。「んんっ……ぁ、あ……」 ヒナタの甘く切ない吐息が、俺の耳元をくすぐる。ヒクヒクと震える膣口の感触が、亀頭にダイレクトに伝わり、俺はゆっくりと、そして慎重に、ヒナタの中へと入っていった。「っ……!」 俺の息子がヒナタの膣口を押し広げる。ヒナタは、初めての感覚に体を硬直させ、息をのんだ。ゆっくりと、ゆっくりと、その熱い粘膜の壁を突破し、奥へと進んでいく。「い、いた……っ……ぃ……」 ヒナタの潤んだ瞳から、一筋の涙がこぼれ落ちる。その涙は、彼女が初めての経験に耐えている証拠だった。俺は、ヒナタの痛みを感じ取り、動きを止めた。「ヒナタ……ごめん……」 俺がそう囁くと、ヒナタは涙を流しながらも、俺の顔を両手で優しく包み込み、ゆっくりと首を横に振った。「ううん……だいじょう、ぶ……」 彼女の言葉は震えていたが、その瞳は、俺をまっすぐに、そして熱い想いを込めて見つめていた。ヒナタは、俺にすべてを委ねるように、腰をわずかに突き出し、続きを促してきた。 俺は、ヒナタのその言葉と仕草に、愛おしさを感じながら、再びゆっくりと、彼女の中へと深く沈んでいった。 ヒナタの細い腰に腕を回し、俺は優しく、そして愛情を込めて動き始めた。一歩進んでは止まり、ヒナタの反応を確かめるように、ゆっくりと、ゆっくりと。「んっ……ふ、ふぁ……んっ、んぅ……」 ヒナタの口から、甘い吐息が漏れる。その膣内は、初めての異物感に慣れようと、ひくひくと震えているのがわかった。俺の息子を、内側から優しく包み込むその感触は、柔らかく、そして温かい。まるで、俺の存在を全身で受け入れてくれるかのような感覚に、俺は愛おしさを感じた。 にゅる、にゅる、と、奥へ進むたびに、ヒナタの中が締め付けられる。その度に、ヒナタの喉から小さな喘ぎ声が漏れ出した。彼女の
last updateLast Updated : 2025-09-06
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16話 ヒナタの記憶、ユイトの戸惑い

「……んぅ……あ、やぁ……」 ヒナタの口から、甘い喘ぎが漏れた。その細い首筋は、白い肌をさらに際立たせ、俺の唇を拒むどころか、誘っているようだった。俺は、その熱を帯びた肌を、さらに深く貪るように吸い上げた。 ヒナタには悪いが、せっかく体育着から制服に着替えていたのに、俺の欲望は止まらなかった。ヒナタの柔らかな胸をこの目で見て、この手で触りたいと、その一心だった。 俺が片手でワイシャツのボタンを一つ、また一つと外していくと、ヒナタはハッとしたように、震える手で俺の腕に触れた。「や、やだ……だめ……ユイトくん……」 ヒナタの声は、制止の言葉とは裏腹に、甘く蕩けている。俺がワイシャツのボタンをすべて外し、その下から現れた柔らかな白い肌を露わにすると、ヒナタは顔を真っ赤にして、恥ずかしそうに両手で胸元を覆った。「見ないで……や、やだぁ……」 その必死な抵抗と、漏れる甘い声が、俺の興奮をさらに煽る。俺は、ヒナタの両手を優しく引き離し、目の前に現れた柔らかな膨らみを、じっと見つめた。 ヒナタの柔らかな胸が目の前に現れた。そのあまりの白さと、中心にある可愛らしいピンク色の乳首に、俺の興奮は頂点に達した。俺は、その小さな乳首に吸い付いた。「んっ……やぁ、ぁ……」 ヒナタは、甘い吐息を漏らし、俺の頭を優しく抱きかかえるように支える。俺が舌で乳首を転がすように舐めると、ヒナタはビクッと体を震わせ、小さな悲鳴を上げた。「んんっ……あぅ……やぁ……」 ちゅ、ちゅ、と、濡れた舌と乳首が触れ合う音が、静かな空間に響く。俺の舌がヒナタの乳首をくすぐるたびに、ヒナタの腰が甘くひくつき、俺をさらに求めてくるのが分かった。「&hell
last updateLast Updated : 2025-10-01
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17話 能力の試行と欲望の証明

「……へ!? あ、う、うん。また、明日ね……ユイトくん……」 その言葉を聞いて、俺は確信した。昼休みの出来事は、彼女の記憶から消えている。 まだ能力の詳しいことは分からないが、どうやら愛し合った記憶は消えるらしい。それと、この能力は相手を積極的にさせるのかもしれない。普段大人しい妹のユアも積極的になっていたし、人見知りで恥ずかしがり屋なヒナタが、あんなにも大胆に行動していた。 俺の中で、いたずら心と試してみたいという好奇心が芽生え始めていた。午後の授業が早く終わったので、俺は久しぶりに公園に寄ってみることにした。 見上げると、青い空がどこまでも澄んでいて、心地よい風が頬を撫でていく。ベンチに腰を下ろすと、近くの遊具で子供たちと母親が何人か遊んでいるのが見えた。その平和な光景は、俺の心を穏やかにしてくれた。 公園には、若く可愛らしい母親と、まだ二、三歳くらいの小さな子供が遊具で遊んでいた。子供と目が合うと、無邪気な笑顔で俺のところに駆け寄ってきた。「お兄ちゃんもいっしょに、あそぼー!」 子供はそう言って、俺の手を小さく引っ張った。すると、母親が慌てて駆け寄ってくる。「え!? あ、ごめんね……この子だれにでも声を掛けちゃうの」 母親はそう言って、申し訳なさそうに眉を下げた。俺は、笑って答える。「あぁ、大丈夫ですよ。一緒に遊ぼうか!」 俺の言葉に、子供はキラキラと目を輝かせる。「うん! あそぶー!」 子供に手を引かれ、俺たちは三人で遊ぶことになった。動物の形をした、中に入って遊べる遊具だ。滑り台もついており、中は簡単な迷路のように入り組んでいて、子供は楽しそうに走り回っていた。 子供を追いかけながら、母親とも仲良く話しているうちに、何度か体が触れ合った。子供が急に止まったので、俺も慌てて足を止めると、すぐ後ろにいた母親と体が密着した。まるで、後ろから抱きつかれているような格好になってしまった。「わっ。ごめんね
last updateLast Updated : 2025-10-02
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18話 隠れ家での抱擁と、理性の崩壊

 俺は言われるがままに、お母さんを後ろから抱きしめた。そして、その柔らかく大きな胸に手を伸ばし、優しく触れた。「んっ、んんぅ……はぁ、はぁ……や、んっ、んんっ……」 お母さんはトロリと蕩けた顔で、甘く、小さく抑えた喘ぎ声を漏らした。そして、まるで我慢ができないかのように、勢いよく俺に振り向くと、俺の唇を舐めるように吸い付いてきた。 興奮した俺は、お母さんの身体を優しく抱きしめ、人目につかないよう、スカートの中に手を忍ばせた。「ねぇ、誰かに見られたら、どうするのよ……」 お母さんは、少し震える声でそう囁く。しかし、その声は拒否ではなく、この背徳的な状況を楽しんでいるようにも聞こえた。 俺の指が彼女の愛しい場所を優しく愛撫し始める。お母さんは、俺の胸に顔を埋め、熱い吐息をこぼした。遠くから聞こえる車の音や、風に揺れる木の葉の音が、二人の秘密の時間を包み込んでいく。 俺の指が彼女の愛しい場所を優しく愛撫し始める。ショーツの上から、ふっくらとした柔らかな感触を指先でなぞった。お母さんは、ビクッと体を震わせ、俺の胸に顔を埋め、熱い吐息をこぼす。「んんっ……ふぅ……や、やぁ……」 お母さんの震える声が、俺の胸に響く。俺は、その声を聞きながら、ショーツの中に指を滑り込ませた。潤滑油のように、すでにたっぷりと濡れていた。指を這わせるたびに、愛液がじゅるり、じゅるりと音を立てる。「……ひっ……く、くちゅ……」 くちゅくちゅと指を動かすと、お母さんの腰がヒクヒクと甘えるように動く。その感触が、俺の理性を完全に吹き飛ばした。俺は、遊具の中に隠れるように身を潜め、お母さんと秘密の時間を過ごしている。遠くから聞こえる子供たちの声や、遊具の鉄骨を揺らす風の音が、俺たちの背徳的な行為をさらに興奮させるのだった。 子供たちの隠れ
last updateLast Updated : 2025-10-03
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19話 友人の妹の誘いと、廊下での予期せぬ出会い

 俺は、お母さんの華奢な体を支え、遊具の壁に優しく押し付けた。そして、熱い衝動のままに、息子の先を彼女の奥へと強く押し当てた。「んんんっ……あぁああ!」 熱い塊が、お母の奥底に深く突き入れる。同時に、俺の体の中で熱いものが奔流となって溢れ出した。「きゃあああっ……!」 お母さんも、その激しい刺激に耐えきれず、悲鳴のような嬌声を上げる。腰を痙攣させ、俺にしがみついてきた。 熱い奔流は止まらず、お母の奥深くへと注ぎ込まれていく。二人で迎えた激しい絶頂。お互いの心臓の音が、激しく鼓動しているのが伝わってきた。お母さんの体は、まだ小刻みに震え、甘い吐息が漏れ続けていた。 二人で絶頂を迎えている時に、驚いた子供が心配そうな声で聞いてきた。「ままぁ? だいじょうぶぅ? いじめられてる?」 お母さんは、必死に息を整えながら、甘く、そして震える声で答える。「ち、違うわよ……ちょっとお兄ちゃんに……ママも遊んでもらってるだけよ……ちょっと……びっくりしちゃったぁ……」 子供は、母親の言葉を素直に信じたのか、納得したように頷いた。「そっかー」 この状況にも関わらず、俺は興奮し、射精を続けていた。「もぉ……ビックリした。ばかぁ……んっ、んんう、きもちぃ……ちゅっ」 お母さんはそう言って、俺の背中に回した腕にさらに力を込めた。そして、二人でぶるぶるっと震えながら、互いを強く抱きしめ合った。「中で、出しちゃった……」 俺がそう呟くと、お母さんは俺を優しく抱きしめながら、甘く笑った。「んふふ……♪ 大丈夫よ……気にしないでね」 その言葉に、俺は思わ
last updateLast Updated : 2025-10-04
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