All Chapters of 消えるキオクと残るキミの温もり: Chapter 71 - Chapter 80

91 Chapters

70話 ゲームセンターからの脱出劇

 ふと、ミカと遊んだゲームセンターを思い出す。まだ時間はたっぷりある。そう思うと、俺の足は自然とゲームセンターの方へと向かっていた。(さ、夕方まで遊ぶぞー!) 心の中で叫び、ゲームセンターの自動ドアをくぐり抜ける。すると、賑やかな空間の中で、俺は異様な光景を目にした。 俺の妹と同じくらいの年頃だろうか、制服を着た一人の女の子が、三人の男子に囲まれている。女の子は、何やらいたずらをしたようで、男子たちは口々に文句を言っている。「おい、ふざけんなよ!」「人のゲームに勝手に手ぇ出すなよな!」 男子たちに責め立てられて、女の子は怯えた様子で俯いている。その手には、男子の一人が持っていたゲーム機のコントローラーが握られていた。女の子は、どうしていいか分からず、ただ震えているだけだった。 男子たちに責め立てられる女の子の様子を見かねて、俺は一歩前に出た。彼らの間に割って入り、少し多めに握りしめた千円札を差し出す。「なんだか分からないけどさ、女の子が怯えてるだろ。警察呼ばれるぞ? ほら、これゲーム代な。許してやれって」 俺の言葉に、男子たちは顔を見合わせ、差し出された金を受け取った。「仕方ねーな!」「次は容赦しねーからな!」 そう言い残すと、男子たちは去っていった。解放された女の子は、ホッとした表情で胸を撫で下ろす。すると、当たり前のように俺の制服の裾を掴んできた。「んで、なにしたんだよ?」 俺がそう尋ねると、女の子は掴んでいた俺の制服をそのままに、いたずらっぽく笑った。「え? えへへ♪ ひみつー」 口元に人差し指をあて、満面の笑みでそう返してくる。「秘密にするなら解放をしたお金を立て替えてもらおうか?」 俺がそう言うと、女の子は少し頬を膨らませた。「それ、いじわるー! ただ、その……見てたらさ、あいつら下手で……つい、ボス戦下手すぎて……わたしが倒しちゃった♪」 なんだ、もっと悪いことでもし
last updateLast Updated : 2025-12-05
Read more

71話 無防備なパンチラと小悪魔の挑発

 子供だった頃のワクワクするような冒険心と、自分だけの特別な場所を見つけたかのような高揚感が込み上げてくる。俺は、この場所がすっかり気に入ってしまった。 アカリに連れられてやってきた秘密基地のスペースは、古びた絨毯と段ボールが敷き詰められていた。俺は、そこに寝転がり、草木の隙間から差し込む、柔らかな昼の日差しを浴びて、ゆっくりと目を閉じる。都会の喧騒から離れた静けさが、心地よく俺の心を包み込んでいく。 どれくらいの時間が経っただろうか。ふと、俺の頭の上の方に、アカリが座る気配がした。気になり、ゆっくりと目を開け、視線をアカリの方へ向ける。 すると、目に飛び込んできたのは、無防備に開かれたアカリの両足だった。その間からは、可愛らしい水玉模様のパンツが丸見えになっている。そして、そのパンツの縁からは、可愛らしい色白の、ぷにっとしたような太ももが、付け根から見えていた。 アカリは、俺の視線に気づくことなく、両膝を立てたまま、楽しそうに何かを呟いている。その無邪気な姿と、その下にある、この上なく無防備な光景に、俺の胸は高鳴っていくのを感じた。 アカリが楽しそうにしているのを見て、俺は思わず声をかけた。「お前、無防備すぎじゃないのか? パンツ見えてるぞ」 俺の言葉に、アカリは「きゃっ!」と声を上げて、驚いたように自分の股間を見た。顔を真っ赤にさせて、慌ててスカートで水玉模様のパンツを隠す。「お兄ちゃんのえっちー♪」 最初は純粋な羞恥心で顔を赤くしていたアカリだが、俺の顔を見て、何かいたずらを思いついたのか、ニヤッと笑った。「……これで、貸し借りナシねー♪」 その言葉に、俺は呆れてしまう。「は? いや、そんな見たくもないパンチラでチャラって、おかしいだろ」「はぁ? むぅぅ。可愛い女の子のパンチラだよぅ……誰にも見せたことないのにぃ」 頬を膨らませて文句を言ってくるアカリに、俺はため息をついた。「お前な……そんな無防備なんだから、お前が見せてないつもりでも
last updateLast Updated : 2025-12-06
Read more

72話 秘密基地での接触と好奇心

 すると、アカリは、面白くなさそうに小さく唇を尖らせた。そして、俺の顔を覗き込むように身を乗り出すと、俺の耳元で甘く、誘うように囁いた。「あれー? 見なくて良いのかなぁ……」 その声は、さっきまでの元気な声とはまるで違う、甘い吐息が混じった、この上なくエロティックな響きを帯びていた。その声に、俺の全身が粟立つ。「ほらぁ……見えちゃってるかもよ? わたしの、あそこぉ……ねぇ……」 アカリが言っているとは思えない、甘く、そして淫らな言葉が、俺の耳を焦がしていく。俺は、その言葉に、再び顔を背けることができなくなった。アカリの吐息が、俺の耳朶をくすぐり、全身の感覚を痺れさせる。俺は、その甘い声に抗うことができず、ゆっくりと顔をアカリの方へと向けた。 俺が顔をアカリの方へ向けると、その距離は、俺がアカリのスカートでパンツを覆い隠せるような近さまで迫っていた。アカリの吐息が、俺の唇にかかる。その熱い息は、俺の理性をさらに揺さぶった。「……アカリって、いつもこんなことしてるのか?」 俺がそう尋ねると、アカリは、先ほどの挑発的な表情から一変し、顔を赤くして俯いた。その瞳には、羞恥心と、ほんの少しの寂しさが見えた。「……してない。お兄ちゃん……会ってくれないって言うから……また、会ってもらいたくてしてるのっ」 その口調は、先ほどの甘く誘うようなものではなく、震える声だった。その声に、俺は嘘偽りのない本心を感じ取った。アカリの顔に浮かんだ羞恥心と寂しさが、俺の心を締め付ける。 俺は、何も言わずに、ただアカリをじっと見つめていた。アカリは、そんな俺の視線に耐えられなくなったのか、顔をさらに下へと向け、俺の腕にそっと触れた。その小さな手は、熱を帯びていた。 俺の腕に触れたアカリの小さな手が、震えている。その震えは、恐怖からではなく、好奇心と期待、そして興奮が入り混じったものだと、俺にはすぐに
last updateLast Updated : 2025-12-07
Read more

73話 理性を超えた衝動と無邪気な誘惑

「なにその反応、絶対……初めてじゃないだろ? ここに男子を誘ってエッチなことしてたんじゃないのか?」 俺の言葉に、アカリはカチンときたように顔を赤くする。「はぁ? 違うし……勇気を出して誘ったのに……ひどい。ばかっ……!」 アカリは、拗ねたように唇を尖らせた。その様子が可愛らしくて、俺は、アカリの股の割れ目に沿って、パンツの上からゆっくりと、優しく愛撫した。 俺の指が、アカリの柔らかな割れ目に沿って動く。布越しでも伝わってくる、ぷにぷにとした柔らかさと、その奥にある熱。アカリは、俺の指の動きに合わせて、腰をわずかに浮かせた。「あっ、あぁ……やぁ……んっ」 アカリは、言葉を失い、甘い声で喘いだ。俺の指が滑るたびに、パンツの布と柔らかな肉が擦れ合い、微かな、しかし淫らな音が響く。その音に、アカリの身体は、ピクッ、ピクッと小刻みに震えている。 俺は、指を滑らせるように、アカリの熱い場所を愛撫し続けた。すると、水玉模様のパンツの中心から、じんわりと愛液が染み出してくるのが分かった。布地の色が、濡れて濃い色に変わっていく。その光景は、アカリがどれだけ興奮しているかを物語っていた。「んんぅ……っ、やぁ……っ」 アカリは、さらに甘い声を漏らし、腰をわずかに突き上げる。俺の指が、パンツ越しに、アカリの濡れた割れ目をなぞる。その感触は、柔らかく、熱く、そして粘り気のある愛液で、しっとりと湿っていた。 俺は、我慢ができなくなり、アカリの水玉模様のパンツに手をかけた。その裾を横にずらすと、俺の視界には、ぷにっとした柔らかな太ももと、その間にある、愛液で濡れた割れ目が露わになる。「んっ……ふ、ふぅ……っ。あぁ、あっ……」 アカリは、甘い吐息を漏らし、俺に全てを委ねるように、腰をわずかに開いた。
last updateLast Updated : 2025-12-08
Read more

74話 無邪気な誘惑と柔肌の感触

 アカリは、甘い声を漏らしながら、ワイシャツの裾をさらに捲り上げた。露わになったお腹から、さらに上の白い肌が覗く。そして、ワイシャツの隙間から、アカリのふっくらとした胸が、チラリと見えた。 俺は、その無防備な光景に、息をのんだ。アカリの胸は、まるで柔らかな餅のように、白い肌が透き通るようだった。「ねぇ……お兄ちゃん……」 アカリは、そう言って、俺の視線が胸に釘付けになっているのを確認すると、くすりと楽しげに微笑んだ。そして、人差し指をワイシャツのボタンにかけ、その小さな指先でボタンを一つ外す。すると、ワイシャツの隙間から、淡いピンク色の小さな乳首が、俺を誘うかのように、顔を覗かせた。 その乳首は、俺の視線を感じたのか、小さく、しかし確実に硬くなっていた。アカリは、その様子をじっと見つめている俺の顔を見て、満足そうに微笑んだ。その表情は、もう羞恥心など微塵も感じられない、純粋な好奇心と、悪戯な光を帯びていた。アカリの唇が、ゆっくりと弧を描く。 俺は、その挑発に抗うことができなかった。ふわりと香る、アカリの甘い匂いに、俺の全身が痺れる。アカリの柔らかな胸に手を伸ばし、その膨らみを優しく包み込んだ。ふっくらとした感触が、俺の手のひらに伝わってくる。その肌は、まるで絹のように滑らかで、温かかった。 アカリは、俺の指が胸に触れた瞬間に、甘い吐息を漏らした。その吐息は、熱を帯びて俺の頬にかかる。俺は、アカリの小さな淡いピンク色の乳首に、そっと指を這わせた。硬くなった乳首の先端が、俺の指先に触れる。その感触に、アカリの身体は、ビクンと震えた。 俺は、親指と人差し指で、アカリの硬くなった乳首を挟み、優しくつまんだ。アカリの身体が、弓なりに反る。すると、アカリの口から、今までにないほど甘く、切ない声が漏れた。「んんぅ……っ、ひゃぁ……っ」 アカリは、身体を震わせ、俺に全てを委ねるように、身体を預けてきた。俺は、アカリの乳首を摘まんだまま、顔を近づけ、その先端に舌を這わせた。硬く尖った乳首に、温かい舌先が触れると、アカリはさらに
last updateLast Updated : 2025-12-09
Read more

75話 秘密基地での愛の証

 俺は、アカリの腰をしっかりと支え、一気に、その壁を突き破った。「ぁあっ……!!」 アカリの全身が、ビクンと大きく震えた。その瞳からは、生理的な涙が溢れ出し、頬を伝って枕を濡らす。俺は、アカリの額にキスを落とし、痛みに耐えているアカリの腰を、優しく撫でた。「ごめん、痛かったよな……」 俺の言葉に、アカリはふるふると首を横に振る。そして、ゆっくりと俺の顔を見つめ、涙でぐしゃぐしゃになった顔で、ふっと微笑んだ。「ううん……お兄ちゃん……」 アカリは、熱い息を漏らしながら、俺の背中に腕を回し、ぎゅっと抱きしめてきた。初めての、そして確かな繋がりが、二人を包み込んでいた。 アカリに覆いかぶさると、彼女はふぅと安堵の息を吐いた。熱を帯びた白い肌が、俺の肌と密着する。互いの心臓の鼓動が、重なり合うように、トクン、トクンと鳴り響く。俺は、アカリの額にキスを落とし、彼女の腰に手を回して、ゆっくりと腰を揺らし始めた。 一度、中へと入ってしまえば、もう痛みはない。それどころか、俺の熱いものがアカリの柔らかい内側を擦るたびに、くすぐったいような、心地よい快感が、二人を包み込んでいく。「んぅ……っ、お兄ちゃん……」 アカリが、甘く蕩けた声で俺の名前を呼ぶ。その声は、熱い息と共に俺の耳に届き、俺の快感をさらに煽った。俺は、アカリの耳朶をそっと舐め、彼女の首筋に顔を埋めた。アカリから漂う甘い匂いが、俺の嗅覚を刺激する。 ゆっくりと、じっくりと、腰を動かす。深く、奥まで、そしてまたゆっくりと抜き差しするたびに、じゅぷ、じゅぷ、と甘い水音が、静かな部屋に響き渡る。その音は、まるで二人の愛を祝福しているかのようだった。 アカリは、快感に身を捩り、俺の背中に回した腕に、きゅっと力を込める。彼女の爪が、俺の背中に食い込む感触に、俺はたまらない衝動に駆られた。「あぅ……っ、ぁ、ぁ…&hel
last updateLast Updated : 2025-12-10
Read more

76話 愛の証と羞恥心の克服

「ひゃぁ……っ!」 アカリの口から、甘い悲鳴が漏れた。その瞬間、彼女の身体がじょわぁぁと、さらに大きく震え、彼女の愛らしい場所から、温かいものがじわりと溢れ出した。それは、初めての絶頂を迎えたアカリの、愛の証。 俺は、アカリの震える身体を抱きしめ、彼女の耳元で優しく囁いた。アカリの瞳からは、快感と安堵の涙が溢れ、俺の肩を濡らしていた。二人の熱い体は、しばらくの間、ぴったりとくっついたまま、快感の余韻に浸っていた。「うぅぅ。漏らしちゃった……」 アカリは、絶頂の余韻に震えながら、恥ずかしそうに顔を歪めた。その瞳は涙で潤んでいる。「気にすんなって……気持ち良かったんだろ?」 俺は、震えるアカリを優しく抱きしめ、その耳元に囁いた。だが、彼女の羞恥心は収まらない。「でも……お兄ちゃん濡らしちゃったし、汚いでしょ……」 アカリは、そう言って、俺の腰から顔を離そうとする。だが、俺は、そんなアカリの身体を強く抱きしめ、逃がさない。「汚い? そうか?」 俺はそう言いながら、絶頂を迎えて敏感になっているアカリの割れ目に顔を埋めた。甘く、少し酸っぱいような、アカリの匂いが鼻腔をくすぐる。俺は、その愛らしい場所を、そっと舌先で舐め始めた。「ひゃぁっ!?」 突然のことに、アカリの身体が大きく跳ねた。彼女の太ももが、ビクンッと震え、俺の顔に密着する。 濡れて熱を持ったそこは、少しだけしょっぱく、そして甘かった。俺は、アカリの熱い蜜を、舌で掬い取るように舐め上げ、その割れ目を優しく広げた。アカリの敏感な粘膜に、俺の舌が触れるたびに、彼女の身体がビクビクと痙攣する。「や、やだぁ……っ、もう、そんなことっ……」 アカリの声が震えている。だが、俺は、彼女の言葉を無視して、舌をさらに奥へと這わせた。彼女のクリトリスを、舌先で優しくなぞる。「んんぅぅっ&
last updateLast Updated : 2025-12-11
Read more

77話 本音と自撮りの背徳

 二人は、興奮のあまり、互いの唇を激しく貪り合った。熱い舌が絡み合い、アカリの甘い吐息が、俺の口の中を満たす。キスをしながら、俺は腰の動きをさらに早くした。深く、早く、アカリの柔らかい内側を突き上げる。「んんぅぅっ! あ、ひゅ、ひゅぅ……っ」 アカリは、快感のあまり、まともな声も出せずに喘いだ。彼女は、俺の背中に回した腕に、全身の力を込める。俺も、そんなアカリの身体を強く抱きしめ、さらに激しく腰を動かした。二つの身体がぶつかり合う音と、アカリの甘い悲鳴が、部屋に響き渡る。 そして、ついに、二人同時に絶頂の波が押し寄せた。俺は、アカリの中でゆっくりと動き、奥に押し付けるように、何度も、何度も、精を注ぎ込んだ。熱い白い精が、アカリの柔らかい内側を、じわりじわりと満たしていく。 その熱い感触に、アカリの腰がヒクヒクと痙攣するように動き始めた。そして、奥を突き上げられるたびに、快感のあまり、アカリは腰をさらに激しく動かし、「……っ!! ひゃぁぁっ!」 ぷしゃぁっ……! と、甘い悲鳴と共に、俺の腰と重なるように、温かい潮を噴き出した。奥を突かれる度に、ぷしゃぁ、ぷしゃぁ、と、潮が噴き出し、二人の身体を熱く濡らす。それは、失禁などではなく、純粋な快感の絶頂、その証だった。アカリは、全身を震わせ、何度も何度も潮を噴き続け、俺の腕の中で、完全に力を失った。 俺は、ぐったりとしたアカリの身体を強く抱きしめ、二人の熱い交わりが生み出した、甘い余韻に浸っていた。「お兄ちゃん……わたしの初めて……って、わかったぁ!? ほらぁ……血でてるでしょ……ふんっ」 アカリはそう言って、可愛らしく頬を膨らませた。彼女の膣口からは、俺の出した精と、二人の愛液、そして彼女の処女の証である血が混じり合い、トロォっと溢れ出ている。その光景は、純粋さと官能が混じり合い、俺の視線を釘付けにした。「それは、お前が手慣れてる感じで誘ってきたからだって」 俺がそう言うと、アカリはさらに不満そうに口を尖らせる。「だって……お兄ちゃん……最後だとか言うからでしょ」 その拗ねた声は、まるで小さな子供
last updateLast Updated : 2025-12-12
Read more

78話 ミカの告白とユナの誘い

 俺とアカリは、敷かれた段ボールに座りながら、お互いに向き合った。まだ繋がったままの熱い場所から、くちゅ、くちゅ……ちゅぷ、ちゅぽっ、と甘く濡れた音を立てる。その音は、まるで二人の快感を物語っているかのようだった。 アカリは、蕩けた瞳で俺を見つめ、俺の頬に手を添えた。そして、熱い吐息を漏らしながら、再び俺の唇に吸い付いてきた。二人で深く、甘いキスを続ける。舌を絡ませ、互いの熱い唾液を交換し合う。その濃厚なキスは、俺たちの理性をさらに溶かしていく。 俺は、アカリの柔らかい背中を撫で、そして腰に回した腕に力を込めた。アカリも、俺の首に腕を回し、ぎゅっと抱きしめ返してくる。互いの身体は、熱く、そして互いの存在を強く求め合っていた。 腰を少し動かすたびに、くちゅ、ちゅぽっ、と、甘い水音が響き渡る。その音に、アカリの身体は敏感に反応し、小刻みに震えた。快感に耐えきれないように、彼女の口から、甘く、か細い喘ぎ声が漏れ出す。 キスをしながら、アカリは、俺の肩に顔を埋め、熱い息を吐きながら囁く。「……お兄ちゃん……大好き……」 その言葉は、俺の心臓に直接響いた。俺は、アカリをさらに強く抱きしめ、熱いキスを続けた。二人は、座ったまま、互いの熱と愛を確かめ合うように、その時間を堪能していた。 翌日、学校に登校し、教室に入ると、ミカが俺に近寄ってきた。「……おはよ……ユイトくん」 その声は、昨日とは打って変わって、甘く、そして、どこか恥ずかしそうだった。俺は、その声に、思わず、戸惑ってしまった。「ん? あぁ……おはよ?」 俺の頭の中は、疑問符でいっぱいだった。な、なんで、こいつが、俺に挨拶しに来てんだよ!?「うふふ……なんで、挨拶に疑問形なのよ」 ミカは、俺の様子を見て、可愛らしく笑った。その笑顔は、どこか、昨日、俺の腕の中で甘えてきた女の子の面
last updateLast Updated : 2025-12-13
Read more

79話 二人きりの昼食への誘い

 え? あれ? ユナも、記憶が残っているのか? 前回、俺は、国語の教材というか、プリントを取りに行ったときに、アクシデントでユナに抱きついたんだよな。あの時、俺の能力は、発動していなかったのだろうか。まあ、あれはアクシデントだったし、俺からユナに、声をかけたわけではない。 記憶が残っていても、こうして、声をかけてくれるんだ。アクシデントだったとはいえ、抱きついて、少し気まずい雰囲気になっていた。俺の起こしたアクシデントの記憶が消えているだろうか。それとも、俺の行動を覚えていて、嫌われているだろうか……と、ずっと不安に思っていた。 俺にとって、ユナは、ただ可愛くて好みの女の子というだけではなかった。俺が困っている時に、さりげなく助けてくれたり、いつも優しい言葉をかけてくれたり。俺は、憧れの人であるユナに、能力を使って、エッチなことをしよう、などとは、一度も考えたことはなかった。 俺は、ユナの言葉に嬉しさと、そして、少しの戸惑いを感じながら答えた。「う、うん。もちろん手伝うよ」 ユナの隣を歩いているだけで、俺の心臓は、高鳴っていた。だがユナは、どこか、そわそわしているように見えた。チラチラと、俺の顔を見てくる。「……最近、ミカちゃんと……仲いいんだね?」 え? 最近というか、今朝からなんですけど……。いや、そういう問題じゃないか。もしかして、ユナは、俺のことを気にしてくれてる?「え? あぁ……ちょっと昨日の……昼休みに話す機会があってさ。仲良く……というか、話すようになっただけだけどね」 俺がそう言うと、ユナは、ふふ、と微笑んだ。だが、その表情は、どこか、俺の言葉を信じていないようだった。「うん。すごいと思うよ。それと……最近、昼休み……また、見かけないよね?」 その言葉に、俺は、少しだけ戸惑った。ユナは、俺のことを、気にかけてくれているのか?
last updateLast Updated : 2025-12-14
Read more
PREV
1
...
5678910
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status