相変わらずシャルロッテは、可愛いオーラを放ちユウヤとミリアに話しかけた。その笑顔は、まるで花が咲いたように華やかだった。パステルピンクのドレスが、明るい光を放っているように見える。「お姉様~用事は済んだのですよね? この様な危ない場所から離れませんか?」 シャルロッテが、ミリアの腕をそっと掴む。その声は、優しく、ミリアを気遣っているのが伝わってくる。「そうですわよね……」 ミリアは、シャルロッテの言葉に頷いた。「他の王国の兵に任せましょうか。事情の説明は一緒に同行をしていた貴方に任せます」 ミリアは、護衛の一人に手紙を書き、渡した。その手つきは迷いがなく、テキパキとしていた。手渡された手紙は、上質な紙と、帝国の紋章が刻まれた封蝋で厳重に閉じられていた。「また手紙か~俺にも手紙を書いてくれよ」 ユウヤが軽い調子で言うと、ミリアは少し顔を赤らめた。その青く透き通った瞳が、わずかに揺れる。「えっと……今のは、この者に現場の指揮権を与えると書いただけですわよ」 ミリアは、手紙の内容を説明した。「そっかぁ……ミリアから手紙を貰えれば嬉しいんだけどな」 ユウヤが少し拗ねたような口調で言うと、シャルロッテがキラキラとした目でミリアに詰め寄った。「手紙ですか!わたしが書きますわっ♪」 シャルロッテが可愛いオーラを放ち、会話に参加してきた。その無邪気な様子に、ミリアがシャルロッテの腕を掴み、シャルを睨むと近くにいたユリシスが顔を青くさせて首を横に振っていた。ユリシスの表情からは、ミリアの怒りの兆候を感じ取っていることが見て取れた。「シャルロッテ……貴方いい加減にしなさい」 ミリアは、シャルロッテを窘める。その声には、我慢の限界といった響きが混じっていた。「シャルからの手紙も嬉しいかも~」 ユウヤが、楽しそうに言うと、ミリアは頬を膨らませた。その青く透き通った瞳に、拗ねたような不満の色
Last Updated : 2025-11-19 Read more