その後、ミリアと国王と兄の王子、王妃、ユリシス王女が深刻な表情で難しい話をしだしたので、俺とシャルロッテ、妹の王女、弟の王子は退屈そうにしていた。「難しい話をしてるから俺はソファーの方で休んでるわ」 ユウヤは、居心地の悪さを感じ、テーブルを離れることを提案した。「はい。すみません……」 国王は、恐縮した様子でユウヤに謝罪した。「ユウヤ様……えぇ……隣に居て下さい」 ミリアは、ユウヤが席を離れることに不安そうに訴えた。「同じ部屋だし見える所に居るから大丈夫だろ?」 ユウヤは、ミリアを安心させるように言った。「は、はい……分かりました」 ミリアは、渋々ながらもユウヤの言葉を受け入れた。「わたしも、ご一緒致しますわっ♪」 シャルロッテは、退屈な会話から解放されることを喜び、明るい声でユウヤに続いた。「そっちの、ちっこい二人も一緒にソファーの方へ行くか?」 ユウヤは、手持ち無沙汰にしている妹の王女と弟の王子に声をかけた。「はいっ♪」 妹の王女は、キラキラとした瞳で即座に返事をした。「はぁい♪」 弟の王子も、少し緊張が解けた様子で、笑顔で続いた。 俺が、子ども達に声を掛けると、周囲に控えていたメイドやお付きの者達が一斉に驚きの表情を浮かべ、国王の方を気にして見ていた。しかし、国王はニコニコしながら子供たちを見ていて、優しい眼差しを向けたまま声を掛けた。「お前達、ユウヤ様にご迷惑をお掛けをするなよ」「はいっ」 妹の王女は、元気いっぱいの声で返事をした。「はぁ~い」 弟の王子も、少しだけ背筋を伸ばして答えた。 4人でソファーの方へ移動すると、小学校低学年くらいの小さい王子が隣に、ちょこんと座り、反対側に小学校高学年くらいの女の子が座った。それを見たシャルロッテが、珍しく
Last Updated : 2025-12-14 Read more