100. 第六話 ルール表作成 ――異世界転移2日目 サイコロ麻雀を理解したエルはこの遊びを共有したくて町の人たちに教えに出かけた。スノウは旅の疲れでぐっすりと寝ていたのでひとりで町をうろつくことにしたのだ。 エルは神様なだけあり様々な魔法を使える。なので物質コピーの魔法で自分用サイコロを作った。 (ついでだから少し大きいサイズに仕上げよう) 麻雀セットの中に入っているサイコロのサイズは小さすぎるのである。 (おなかすいた) 魔法の発動には体力を要する。サイコロのコピーで空腹になったエルは食堂へと向かうことにした。 ◆◇◆◇ 「……ふぁああ、よく寝た………?」(アレ? ここどこだっけ?) ふと自分が置かれている場面を忘れて一瞬焦るスノウ。「あっ、ああそうだ、異世界に来たんだっけ。ここ何日も車中泊してたからこんなにぐっすり寝たのは久しぶりかも……。エルー。おはよう。エルー?」 (いないな、どこ行ったんだろう。まあ、いいや。戻ってくるまで今後の計画でも考えておくか) 「よし、サイコロ麻雀のルール表を作ろう。紙とペンないかな」 部屋をよく見たらテーブルにペンと書き置きがあった。 “お外行ってくる。そのうち戻る。エル“ 「短っ! お外って。せめてどこ行くとかいつ帰るかくらい書いてよね。……まあ、これ使えるわ。短い文章
Last Updated : 2025-12-22 Read more