บททั้งหมดของ 独立した末っ子が執愛属性持ち『魔王』になって帰って来た: บทที่ 51 - บทที่ 52

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【最終章・第14話】癒しを大陸全てに(レオノーラ・談)

 挙式を終えた私達は王城内にあるバルコニーに案内された。 そこは街を一望出来る位置にあり、大衆に対して演説や何らかの披露をする時などに王族達が利用する箇所である。教会といい此処といい、『二度もそんな場所を、平民でしかない私が恐れ多い!』と思うけど、カラミタの正式な妻となった(書類上ではもう二ヶ月も前からそうなのだけど)事で私もそれなりの立場にあるっぽいので、「そんなに気にするな」とアリスター王太子殿下に言われても、無理だった。 私達はこれといって演説やら挨拶をするでもなく、ただ大衆の前に姿を見せて手を振るだけで良いらしい。超巨大な投影鏡を通して皆々がもう既に状況を理解しているからだ。司会による進行説明なんかも各所ではやっているし、何よりも面倒事をカラミタが嫌っているのでこの程度にしていこうという事なのだとか。「緊張する?」 私達よりも先に国王夫婦とその御子息、御令嬢達がバルコニーに出て手を振り、何やらありがたい御言葉を大衆に向けて告げているのに全然耳に入ってこないでいると、隣に居るカラミタに声を掛けられた。「そ、そりゃもう、すごく」 人見知りだというのに、下からとんでもない数の視線が自分達に集まるのだと思うだけで、もう吐きそうだ。魔族との和解が叶い、大半はお祝いムードだろうけど、私のせいで利権を逃したと思い込んでいる者達からの妬ましい視線なんかも混じっているだろう。カラミタに本気で惚れていて、私なんぞに『正妃』という立場を掻っ攫われて納得のいかない者もいるかもだし、舞台を観た“魔王・カラミタ”のファンだって中には多くいるはずだ。『あんなロリババァに持っていかれた』 『育ての親とだなんて、イカれてる』 そんなふうに思う者だってきっといる。そう思うと、大勢の前に出るのが一層怖くなってくる。カラミタからの愛情は揺るぎないものであると信じられるけど、コレはもうどうしようもない別の恐怖だ。「……ボクがいるよ。大丈夫、大丈夫」 ぴたりと隣に寄り添い、ぎゅっと手を掴んでくれる。掛けてくれる声はとても優しい。穏やかに細められたカラミタの真っ黒な瞳に、強張っている私の姿だけじゃなく、次の瞬間にはセリンや
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【最終話】二度目の初夜

 教会での挙式、続いてベランダでの民衆達へのささやかな披露を終えたカラミタとレオノーラは、王城内に用意された客室で一息つく事になった。 これ程までに大々的な挙式だったのだ。本来ならばこの後は披露宴会場に向かう流れなのだろうが、二人は参加しない。開催地が樹界内である事を理由に『魔族』側からの参列者はおらず、世界樹の麓にて引きこもり状態にあるレオノーラには友人・知人なんて者はそもそもいないからだ。街に三年間住んでいた流れでカラミタには知人程度なら複数いるが、そもそも彼はレオノーラから離れるつもりが微塵も無いから、『一人だけでも出席する』という選択肢を選ぶはずがなかった。主役二人が不在の披露宴というのもおかしな話だが、『社交の場』として考えれば開催する意味は十分あるし、代理としてセリンやテオドール達四人が出席しているので問題はないのだろう。 うっすらと日が沈み始めた窓の向こう側から、街中で開催されている宴の音が聞こえてくる。今日は国からお酒が無料で振る舞われるとかで、飲めや歌えやのお祭り騒ぎといった雰囲気だ。「……楽しそうだね」 窓の傍に立つレオノーラが嬉しそうな表情を浮かべながら言った。そんな彼女の後ろにカラミタが立つと、「そうだね」と返しつつ、レオノーラをぎゅっと背後から抱き締めた。途端に彼の尻尾が嬉しそうに床を叩く音が聞こえる。ゴリッと背後に硬いモノまで当たり始め、その気の早さのせいでレオノーラが反応に困った。「カ、カラ?……えっと、その、まだ夜では、ないと思うんだけど」 そうは言うも、レオノーラの今の姿はもう、すっかり初夜仕様のものである。ドレスのままでは休めないからと、隅々まで王族直属の優秀な侍女達に磨き上げられ、『ウェディングドレスは無理だったけど、コレは譲れないわ!』と宣言したキエラが用意した上質な夜着を着ている。上品なデザインではあるものの、使用している生地が薄手なもののせいでほぼほぼ体のラインが透けて見えてしまっているのだから、カラミタが既に暴走モードに突入してしまっていても、誰も彼を責める事は出来ないだろう。「こんなに分厚いんだ、カーテンを閉めちゃえば夜みたいなもんだよ。こっちから呼ばない限りは、この先一週間は誰も室内には入って来ない様
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