アーサーが智也の首筋に熱いキスを落とした瞬間、不意に蓮の言葉を思い出した。『アーサーを愛してセックスしろよ。そうすれば、元の世界に戻れるかもしれない』――ちょっと待って。このままいっちゃうと……処女消失しちゃうかも。でも、まだ心の準備が。アーサーはそりゃいい男だけど、ちょっと前まで男だったんだよ?おちんちんありの男だったんだよ。「ちょ、アーサー。いやぁ、待って……っあっ、んぁっ!」アーサーが智也の胸の谷間に唇を移し、肌をきつく吸って紅い痕を残す。彼は智也の胸を両手で揉みこみながら、顔を谷間に埋めると囁いた。「トモヤ、感じやすい体をしているな。乳首が布越しでも立ってるのが分かる」「嘘っ!? やだ、そんなこと言わないでよ」智也は頬を真っ赤にして、アーサーに抗議した。アーサーはくくっと笑いながら、布越しにピンと立った乳首を摘むと口に含んだ。布越しの愛撫だというのに、智也は涙目になって体の奥がじんじんするのを感じた。その熱は下半身へと移動して、股の間を濡らしていく。智也は恥ずかしくて、愛液が出たことに気づかれまいとした。でも、甘い香りがスカートの中から漏れ出る。アーサーはその甘い香りに気がつき、嬉しそうに微笑んだ。「うっ……やっ、恥ずかしい……」智也は恥ずかしくて両手で顔を覆った。アーサーはその手を掴むと左右に開けて、真っ赤な智也の顔を覗き込む。そして、アーサーが強引に唇を奪った。「ふっ……ん、んっ……」くちゅりと、アーサーの舌が智也の口内を犯す。その度に胸が高鳴り、彼が唇を解放した時に、思わず甘い吐息を漏らしていた。「はぁ……ぁあ、アーサー」「トモヤ……可愛いな」――ああ、私。完全に今夜……処女を喪失しちゃう。もしかしたら、これで一気に元の世界に戻れたりして。そうなったら、アーサーともお別れなのかな。――えっ、何この感傷的気分?ひょっとして、私はアーサーに惚れちゃったとか? 『愛する人』にいきなり出逢っちゃったって事なの?しかも、セックス目前。「すまない……トモヤ」――すまない事なんてないよ。遠慮せずに、ずこっとやっちゃって。こっちは元男なんだから大丈夫。ここまできたら男は性欲を止められないよね?「いいのよ、アーサー」――突っ込んでも許してあげる。ああ、私って寛大。「疲れて……ペニスが勃起しない。
Last Updated : 2025-11-21 Read more