บททั้งหมดของ 異世界転移、魔法使いは女体化した僕を溺愛する: บทที่ 31 - บทที่ 40

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第31話 側室の契約

アーサーの分身は青く透き通り、美しく輝いていた。その彼が智也の前に立ちはだかり、剣を構える。カインは苦々しげにアーサーの分身を見つめる。負傷したカインを守るために、数人の兵士がアーサーの分身を取り囲み剣を抜いた。緊迫した状況で、魔法使いのギルドが口を開いた。「アーサー様の分身といえどもあの魔法使いが作り出したものだ。一介の兵士にかなうはずが無い!」その言葉の通り、早ってアーサーの分身に切りかかった兵士の一人が、分身と剣を交わすまでも無く胸から首にかけて斬られた。血を噴出しながら床に倒れこむ。ドロンとした目をした男の首から溢れ出た血が、床を赤く染めていく。壁に寄りかかるように立っている智也の足元にも血が流れてきて、智也は悲鳴を上げてしまった。「ひぃ……!」アーサーの分身は血にひるむこともなく、剣を構えて次の攻撃を待つ。カインが歯軋りをしながら、ギルドに命じた。「これが魔法使いの技なら、お前の範疇だろう。なんとかしろ、ギルド!」ギルドはカインに命じられると、抱きしめていたモモを背中に背負い、その手をアーサーの分身に向けてかざした。ギルドが何か呪文を唱えると一気に手のひらに炎が現れて、それがアーサーの分身に向かって放出された。燃え上がる炎がアーサの分身に直撃して、青い炎からできたアーサーの姿が歪む。「やったか!?」「アーサー!」智也がアーサーの名を呼んだときには、すでにそれはアーサーではなくなっていた。ギルドが放った炎をその手に軽々と受け止めニヤニヤと笑っていたのは、青く透き通った蓮の分身だった。蓮の分身は、ギルドが放った炎にさらに電撃を加えて、海パンの魔法使いに向かってそれを投げ飛ばした。蓮の分身が作り出した魔法の炎は強力だった。だが、智也は顔面蒼白になって蓮の分身に飛びついて叫んでいた。「蓮、駄目よ! ギルドを攻撃したら、モモが傷つく!」ギルドは直前で魔法の防壁を張ったのか、直撃は免れた。だが爆風を避けるために、モモを背負ったまま床にひれ伏した。防壁で二分された蓮の放った炎が王宮の見事な装飾の壁を吹き飛ばし、大きな壁の穴を二箇所作っていた。「ひぃいい、おにいちゃん、たすけてぇえーーーー!」モモがギルドの背にしがみ付いたまま、智也に助けを求めた。「蓮、お願いやめて!」智也は叫んだ。だが、蓮の分身はモモの身を案ずること
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-24
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第32話 カインの寝室

カインは智也を抱き上げたまま、王宮の最上階の廊下の奥にある部屋に連れ込んだ。そこがカインの部屋らしい。贅沢な造りで金がふんだんに使われていたが、部屋自体は思った以上に落ち着いた雰囲気を醸していた。指輪の契約によって痺れていた体や脳が、ようやく本来の状態に戻りつつあった。「カイン、もう痺れが取れたから降ろして」「駄目だ」「逃げたりしないから」「そうじゃない、そうすぐには痺れは取れないはずだ。自分で歩けば転んで怪我をするだけだ」カインは智也を抱きかかえたまま歩き出した。「さあ、こっちの部屋が俺の寝室だ」「!」寝室への扉は開いていて、内部におかれた大きなベッドが目に付いて智也は顔面蒼白になった。——やばい、このままじゃ本当にカインに犯される!智也はカインに抱きかかえられたまま必死で暴れだした。カインはアーサーの分身に左腕を切られている。簡単な治療はされていたがそれでも腕が痛むのか、智也が暴れだすと顔を歪めながら苦々しげに口を開いた。「まったく、気の強い女だなお前は。ここまできてまだ抵抗するのか?」カインは智也を見下ろした。「次期王の側室になるためなら、どんな女も簡単に股を開くと思っていたが……そんなに、アーサーが恋しいのか、トモヤ?」「好きでもない人に抱かれるなんて冗談じゃない!」「うるさい女だ!」カインはそう言うと、乱暴に智也を寝室の大きなベッドに投げ込んだ。突然の行為に智也は思わず舌を噛むところだった。智也は、カインを見上げて口を開いた。「ちょっと、いきなり投げ飛ばすって人をなんだと思っているのよ! もうちょっとで舌を噛むところだっただろ!」「そうか、それは悪かったな」カインは智也に覆いかぶさるように身を乗り出した。「では、俺の舌でお前の舌を慰めてやろう」「えっ……んぐっ」カインは智也をベッドに仰向けに押し倒すとその体で覆いかぶさり、智也の唇を奪ってきた。歯列を強引に割ると舌をさし込み、智也の舌を絡み取る。「ふっ……んんっ」両手でカインの胸を押したがびくともしない。元男とはいえ、今は女の身。負傷している相手とはいえ、押しのけることもできない。——そうだ、カインは左腕を負傷していたんだ!智也は、カインの負傷した左腕を弄り包帯の手触りを見つけると、思いっきり爪を立てて握り締めた。カインは眉をゆがめながらも、
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-26
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第33話 奪われる純潔

カインは智也の白いドレスのような下着の裾を捲って、手を差し込んできた。太ももを揉むように触りながら、カインの指先が秘部を包み隠す生理用下着に触れる。智也は、羞恥心で涙を零しながら、懇願していた。「やめてよ、カイン。触らないで!」「生理用の下着だな」カインは智也を見下ろした。「それにしても、良い香りがする……下着にも香水を染み込ませているのか?」「そんなことするわけ無いだろ! もうやめてって。嫌よ、嫌っ!」カインが智也の懇願など聞き入れるはずがない。カインは、躊躇無くメアリー特製の生理用下着を掴むと腰からずらして足から抜き取った。カインはその下着をじろじろ見た後、意地悪な笑みを浮かべて口を開いた。「おめでとう、トモヤ。生理はほとんど終わっているようだ。これで、破瓜の血が見られる」「変態野郎! 嫌よ、冗談じゃない」智也は涙声で叫んだ。「私は……私は、はじめての人は『愛する人』って決めていたんだから! この世界から消えても『愛する人』が初めての人なら私はこの世界の事を綺麗な思い出として遺しておける。嫌なのよ、アーサーが初めてじゃないと嫌なの! 貴方じゃ駄目なの、カイン!」アーサーの名を出した途端に、カインの顔色が変わった。カインは怒りに任せて、智也の白い下着を引き裂き始めた。カインの手でびりびりと破られ、智也の裸体が露になっていく。裸になった智也にカインが覆いかぶさり、乳房を掴むと痛むほどに乱暴に揉んだ。「ひぃ、痛いっ、カイン、やめて!」「お前がアーサーの名を出すからだ! 『愛する人』を初めての人にしたいだと? だったら、俺を愛すれば良い。次期王位を継ぐこの俺を『愛する人』にすればいい」カインは智也を睨みつけた。「アーサーに抱かれても、何の得も無いぞ。俺が王になれば、あいつは俺への暗殺の容疑で幽閉するつもりだ。アーサーは、常に見張られ外に出ることもできずアーサーを訪ねる友もなく、その場所で孤独な一生を終えるのだ」「酷い! アーサーが、あなたに何をしたって言うのよ! っひ、ああっ……そんなとこ舐めるな!」カインが激しく揉んだせいで乳房にカインの赤い手形が付いてた。その真ん中の乳首をカインが口に含むと舌で舐めて咥内で転がせた。その刺激が、全身に伝わる。もう片方の乳首は感じてぴんと立ってしまっていた。カインはそれを見ると、にやりと笑い
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-29
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第34話 蓮の到来

「あっ……はぁ、嫌っ……無理。痛い……ひぃぁあ!」膣口に圧しつけられていたカインのペニスが強引に膣に入ってきた。指しか知らないそこは、ペニスの質量に耐えかねて侵入を阻むように絞まっていく。カインが苦しそうな声で、智也の髪を撫でながら口を開いた。「もっと……緩めろ。入り口でいってしまいそうだ」「いってよ。無理、入らない」「馬鹿言え。女のここは入るようにできているんだ……力を抜け。大丈夫だから」「怖い。ひっっく……いや、いやぁあ!」智也が逃げ出そうと腰を引くとカインのペニスが膣口から抜け出してしまった。怯えて震えシーツを握る智也の姿を見たカインは、ベッドから降りた。智也は恐怖のあまり、ベッドに顔を埋めていた。——アーサーや蓮は何時王の間から出てくるの? 早く助けて!「トモヤ、これを飲め」「えっ……?」カインは智也との性交を諦めてはいなかった。それどころか、その目はぎらぎらと光って智也を見つめていた。彼の差し出した緑色のガラスの小瓶には、液体が入っていた。「恐怖が和らぐ。これを飲め」「嫌よ。きっと、麻薬の類でしょ。私を薬漬けにするつもりなんだ」「疑り深い奴だな。薬草を煎じたものだ、体に害はない」カインは智也を見据えた。「気持ちを楽にして、体を弛緩させてくれる。今のお前には丁度いい」そう言うと、カインは瓶の蓋を取るとその液体を口に含んだ。そして智也の顎をつかみ強引にキスしてきた。咥内に流れ込んできた苦い液体が、さらさらと咽に流れていってしまう。「うっ……げほっ……」「魔法使いが魔法をかけながら丹念に作った薬液だ。俺は、眠れない夜に飲むことがある」カインは智也の体を見つめた。「すぐに効果が現れてくる……ほら、体が緩んでくるだろ?」「何が薬草を……煎じたものよぉ。魔法使いが作ったなんて……聞いてないわよぉ……はぁ……あっ、はぁあ」恐怖の心が解けていくのが智也自身でも分った。肉体も緩まり、思考までぼんやりとしてくる。カインが再び智也の足を押し開いてもあまり怖さを感じなかった。カインが智也の耳元で呟く。「大丈夫だ、怖くない。お前は、俺の側室なんだぞ? そう手荒には扱わない」飲まされた薬液が智也の口を軽くする。「嘘……私を犯すくせに。私は、本当はアーサーと……したいのよ。元の世界に帰りたくないから……彼とできないだけで」
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2025-12-31
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第35話 蓮の契約

「レンだと、まさか!? まだ王の間の扉が開く時刻じゃないはずだ」カインが驚きの顔で、蓮を見つめる。「どうやって、あそこから出た!?」蓮はそんなカインの問いを無視して、ベッドに近づいてきた。蓮の目が、痛々しげに智也を見つめている。智也はカインに犯された姿を蓮に見られたくなくて、びりびりに引き裂かれた服をベッドから掻き集めた。だが、胸も精液で穢れた下半身もそんな布切れでは隠せない。智也は涙をぼろぼろ流しながら、蓮の視線から逃れるように彼に背中を向けて顔を手で覆った。いきなり、智也の隣にいたカインがベッドから吹き飛ばされた。そのまま壁にぶつかり、カインはうめき声を上げた。「ぐっうぅ……」蓮が魔法でカインを吹き飛ばしたのは明らかだった。蓮はベッドを軋ませながら上り、智也の剥き出しの肩にそっと触れた。智也は、触れられただけでびくりと震えていた。蓮は、そんな智也の反応を見てすぐに肩から手を放すと、囁くように口を開いた。「すぐにドレスを用意する」その言葉の通り、智也の体が青い光に一瞬包まれた。すぐにその光が消えてドレスとなって智也の身を包む。純白のドレスで、花の模様が細やかに刺繍されたものだった。それはまるで、ウエディングドレスのような衣装で——蓮が智也に触れることなく目の前に回りこむと、真剣な顔で口を開いた。「智也の髪飾りに異変を感じた時、俺は王の間の中にいた。すぐに外に出たいと頼んだが、しきたりがどうとか言って王の間の扉を開けようともしない」蓮は苦しげに続けた。「埒が明かないから、王の間の扉を魔法ですり抜けようとしたら、魔法陣に阻まれた」蓮の声が嗄れる。「仕方ないから片っ端からその魔法陣を引きちぎって扉をすり抜けてきたんだが……時間が掛かりすぎた。間に合わなかったんだな……すまない、智也」「蓮……」「……智也」智也は泣きながら蓮の胸に飛び込んでいた。そんな智也を蓮が抱きしめ、智也の名を愛おしげに呼んだ。だが、その蓮の声はしわがれ嗄れていつものような張りが無い。蓮に抱きしめられて、智也は初めて気が付いた。漆黒のマント以外の衣服は無残に引き裂かれ、その隙間から見える彼の素肌には深い切り傷があった。それも一箇所だけではない。何箇所にもその傷があり、夥しい血が流れ出ていた。それが彼の声を張りの無いものにしている原因だった。
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-01
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第36話 女医ギーナ

女医を見て——自然と『女医』に『調教』と言葉を足してしまうのは、元男の性なのだろうか?いや、違う。この目の前の女医があまりにも露出が激しいからだ。負傷した蓮は、カインの指示により王宮の医療を一手に担う治療院に運ばれた。そこでは、数人の医者とかなりの人数のスタッフが働いていた。その治療院を仕切っているのが女医のギーナだった。彼女は、白衣の代わりにマントを羽織っていることから魔女と思われるが、そのマントの中が問題だった。はち切れんばかりのバストを覆うにはあまりにも小さいビキニを身に纏っているだけだった。蓮を治療する彼女の顔は真剣そのものだったが、蓮の傷口を覗き込むたびに、その巨乳がゆさゆさとゆれて蓮の体に自然と押し付けられる。もちろん、蓮の事が心配でたまらないのに——自然と女医の胸に目がいってしまうのはどうしたものか。——やはり、私には男の部分がまだ残っているのか?「おい、トモヤと言ったかな? さっきから私の胸ばかり見ているがそんなに気になるのか?」智也の視線を感じていたのか、治療に一段落ついたギーナが口を開いた。智也は慌てて彼女の巨乳から視線をそらすが、少々顔が赤くなってしまった。——それにしても、男みたいな言葉使いだな……ま、人の事は言えんが。咳払い一つした後に、智也は口を開いた。「その……あなたってマントを羽織っているから、魔法使いなんですよね?」「ああ、魔法使いだが女だからな、大して魔法の能力は無い」ギーナは蓮の傷口を縫い続けながら答えた。「だが、心配するな医学に関してはプロだ。薬学にも精通している。だから、心配しなくてもこいつの事は治してやるよ」ギーナは蓮を見下ろした。「もっとも、この魔法使いは意識を喪失しているくせに意識下で魔法で自分を治療しているらしい。見てみろ、傷口の血が止まった」さっきまで、ギーナがどれほど丁寧に傷口を縫い合わせても流れ出る血が止まる事がなかった。なのに、指差したまだ治療されていない傷口は確かに血が止まっていた。他の治療済みの傷も同様に血が止まっている。——魔法陣のトラップにかかって血が止まらない呪いをかけられたと蓮は言っていたけど、幼馴染はその呪いを解いたということなのだろうか?ギーナは、最後の傷口を糸で丁寧に縫い合わせると大きく息を吐いて治療の終了を宣言した。智也はほっとして気が抜
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-05
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第37話 決別の接吻

ギルドを引き連れて王宮の最上階のカインの部屋に行くと、彼の部屋は蓮の分身が魔法で開けた壁の穴を修理しているところだった。ギルドからカインが別の部屋に移動したと聞いて、『それを早く言え!』と海パン魔法使いに文句を言いながら移動先の部屋に向かった。ノックもせずに、その部屋に入った智也はその場で凍り付いてしまった。アーサーが目の前にいたから。彼がすぐ手の届くところにいた。智也は、思わず駆け出して彼に抱きついていた。「アーサー無事だったのね! あなたが罪に問われると聞いて私……」アーサーの顔を見ていると思わず涙がぽろりと溢れてしまった。その涙を、アーサーが指で拭い、頬を撫でてくれた。「トモヤ……」優しげに呼びかけてくれるその声が、信じられないくらい懐かしく思えて智也は頬を撫でる彼の手に自分の手を重ねた。その重ねた智也の右手を見て、アーサーが怒りの籠った暗い目をしたので、智也ははっとした。彼は震えながら智也の側室の指輪に触れて撫でながら、囁くように呟いた。「すまなかった、トモヤ。お前を王宮で一人になどするのではなかった」アーサーの声が震えた。「まさか、カインと側室の契約を結ばされるなんて思いもしなかった。浅はかな俺を恨んでくれ」「アーサーのせいじゃないよ」智也は、アーサーにそう言ったが、彼の側室の指輪に触れる指先の震えは止まらなかった。「いい加減、夫の前で人妻を抱きしめるのはやめてもらえないかな……アーサー兄さん?」そう声をかけてきたのは、ソファに座ったカインだった。彼はニヤニヤと笑いながら智也たちの様子をさっきから黙って見ていたのだ。アーサーは悲痛な思いを込めて弟に向かって叫んでいた。「カイン、貴様……どれだけ、俺の大事なものを奪えば気が済むんだ!」アーサーの言葉にカインが皮肉な笑みを浮かべる。「それは『トモ』の事を言っているのか? ふん、今回は随分ましだろ?」カインは智也を見た。「トモヤを殺さず、俺の大事な側室として扱ってやるんだから感謝してほしいほどだよ。それに、トモヤはアーサー兄さんのものではなかったようだしね」カインは愉快そうに笑った。「トモヤの最初の男はこの俺だよ……兄さん」「やめて!」智也は思わず叫んでいた。カインはそんな智也の反応を面白がるようにさらに言葉を続けた。「破瓜の血を流しながら、俺のペニス
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-07
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第38話 婚礼の宴

次期王位を継ぐカインと正妃のフレアの婚礼の儀は、とても盛大で華やかなものだった。現王の契約魔法使いが魔法で占った吉日に、婚姻は王宮の婚儀の間で執り行われた。王国の首都アザンガルドは祝賀ムードに包まれていた。首都に住む国民も辺境からはるばる来た少数民族や、豪商、豪農もそれぞれ祝いの正装を身にまとい華やかだった。朝から祝いの酒を飲むためにパブは開放され、花束を売る商人や食べ物を売る商人がいてアザンガルドは商業的にも賑わっていた。その首都の中心にある王宮は、さらに華やかだった。王族、有力貴族はもちろん、辺境を治める諸侯もこぞって若い二人の門出を祝って煌びやかな馬車で王宮にやってきた。その馬車から降り立つご夫人たちの衣装も艶やかで、一部王宮の庭園を庶民に開放していることもあり、その豪華絢爛なご夫人たちの様子に、淡いため息をつく庶民の女性も多かった。といっても、そのため息に王侯貴族への反感のような感情は感じなかった。もともと、この国は豊かな土と川に恵まれ豊富に食料も取れることから、王国に反することをしない限りは飢えることなくそこそこの生活が庶民にも保障されていた。ただ、辺境では宗教や種族との違いから、小競り合い程度の紛争は長々と続いていた。それでも、国の財政を逼迫させるほどのものではなかった。そのためか、次期王位を継ぐカインにもその正妃フレアの婚儀も好意的に受け止められていた。王宮のバルコニーに主役の二人が出て庭園に集まった庶民に手を振ったときには、盛大な歓声と拍手が沸き起こった。国民への婚姻の報告が終わると、その後は王侯貴族たちとの婚姻のパーティーが広間で行われた。現王は病に伏し彼の正妃は数年前になくなっていることから、王と王妃の席は空白だったがその心許無さを忘れさせるような存在が、このパーティーにはいた。まずは、カイン。婚礼の正装を身に纏った彼は、凛々しくかなりの男前で貴族の未婚の女性はもちろん夫人たちまでも甘いため息をつかせていた。そのカインの両脇を固める、魔法使いの蓮とギルド。ギルドのマントの濃い色もさることながら、蓮の漆黒に近いマントの色が初めて彼を見た王侯貴族の度肝を抜いた。彼らのマントには王家の紋章が青く刻まれ、その二人がカインを守るように両脇に立っている姿は、王家に反感を持つ貴族や地方を治める諸侯に衝撃を与えた。まだ病み上が
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-09
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第39話 初夜の訪問者

その事件が起こったのは、婚姻の儀が済んだ夜。カインとフレアが結婚初夜を迎えている時間。智也は、無関係とばかりにパーティーで疲れたこともあり、王宮の自室で眠っているところに誰かが扉をノックした。側室の間は結構広くて一番奥の智也の寝室まではなかなかその音が届かなくて、別室で寝ていたモモが智也を起こしに来てくれた。「誰か扉をたたいてるよ、トモヤお兄ちゃん」モモはそう言いながら智也のベッドにもぐりこんできた。「モモは眠いにゃ……んん」そのまま、モモは熟睡してしまった。「ちょっと、モモぉ。えー、私一人で確認に行けってのぉ。怖いんだけどぉお?」元男としては情けないが、召使の一人からこの王宮に幽霊が出るらしいなどと聞いてしまっているだけに、深夜の扉を叩く音を聞くとぞっとしてしまった。おそるおそる扉を開いてみて、その音源の主を見て智也は目が点になってしまった。「フレア! ……とと、えーフレア様。どうしたんですか、こんな深夜に?」——というか、今日はカインとフレアの初夜のはず。二人で、ベッドを軋ませて楽しんでいる時刻のはずなのに。智也は困惑した。目の前には下着姿だけ身に付けたフレアがいる。「トモヤ様……お願いです」フレアは智也に抱きついてきた。「私に、セックスの方法を教えてください!」薄いネグリジェは、彼女の乳房や乳首や太ももが薄っすらと透けて見える仕様になっていて、智也は思わずごくりと唾を飲み込んでしまった。——あ、いや私にレズの趣味はないんだけどね。って、違うか。元男なんだから乳首を見て唾を飲み込んでもよいのだ!智也は内心で言い訳した。フレアは顔はイマイチだが、小柄なわりに胸は大きく綺麗な形をしていた。思わず、智也は彼女の胸に手を伸ばし揉んでいた。——ん、乳房は御椀型。乳首はピンク色で清楚。太ももは……ちょっと太い。でも、それはそれでいい。「なんだ、フレアって結構いい体しているのにカインの奴は何してんだか」智也は呟いた。「初夜に花嫁が逃げ出すなんて……どんな、荒業を使ったんだ。まさか、四十八手のアクロバティックな技を披露したとか?」「あのー私、まだカイン様とは……その、寝ていません」フレアは顔を赤らめた。「怖くて……私は処女の上にブスだしカイン様に失望されると思うと怖くて逃げてきましたの」フレアは涙声になった。「ああ、
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-12
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第40話 蓮の告白

「誤解よぉ……ひぁあ、ちょっとフレア中止して」智也は喘ぎながら叫んだ。「だめ、襞を噛むのは反則だって……ひいい、ああ……蓮、フレアが暴走中なのぉお。何とかしてぇえ……ひん」智也は涙声になった。「ああっ、舌を中に入れないでぇえ……あん、はぁ……ああん。蓮、お願い……やめて」智也がそう言うと、蓮が眉を寄せて口を開いた。「『蓮、お願い……やめて』ってなんだよそれ」蓮は苦笑した。「それじゃあ、俺が智也のこと犯しているみたいだろ」「いちいち言葉の端々に引っかかるなっての。ひゃん」智也は喘いだ。「あっ……蓮は、心の狭い男だな。ひぃああ、だめぇえーーーフレアそこ、や、あああっ」いつの間にか涙が滲み出ていて、智也は恥ずかしくなって顔を両手で覆った。仕方ないと思ったのか、蓮が智也たちに近づくとフレアの透けたドレスの襟元をむんずと掴み、そのまま持ち上げて壁に彼女を放り投げた。「げっ! 蓮、なんて乱暴な!」智也は彼女が投げられた壁を見たが、その壁にもその壁の下の床にも彼女の姿は無い。智也が部屋中に視線を走らせても彼女の姿はどこにもなかった。「心配するな。フレアならカインの部屋のベッドに魔法で飛ばしたから」蓮は淡々と続けた。「ついでにフレアの衣服を脱がして裸にしておいたから、いくらなんでもカインが彼女の処女を奪うだろう」——うわぁ……フレア、裸でカインのベッドに瞬間移動させられたんだ。かわいそう、頑張ってね。喘ぎよ、喘ぎで、カインをイかしちゃうのよ。智也は内心で応援した。——いや、まてよ……処女で喘ぎまくったら男はひいちゃうかも。うーーん。「確かに、処女で思いっきり喘がれるより恥ずかしそうにしているほうがツボかもな」蓮が呟いた。「涙とか流して、ちょっと嫌がったりして。でも潤んだ目で震えながら女から抱きしめられたら、萌えるな」「蓮の意見はきいてねーよ」——蓮のやつまた私の思考を読んでるな。まあ、もう慣れたけど。智也は内心で毒づいた。——それにしても、そうか……やっぱ、恥じらいが必要だったか。智也は、ソファにぱふっと横たわってあの日の事を思い出していた。——そういえば、カインに処女を奪われた時って……私どんなだったっけ? 泣いてたのは、泣いてたな。怖くて抵抗して、膣がきゅってしまってカインのペニスが先っぽしか入らなくて。智也は思い
last updateปรับปรุงล่าสุด : 2026-01-14
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