All Chapters of 同じ日の涙、同じ空の下で: Chapter 21 - Chapter 30

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第21話 4月20日 おばあちゃんが帰ってきた日、そして「新しい家族」の始まり

病院からの電話が鳴った瞬間、俺たちはまだ布団の中で裸で抱き合っていた。 昨夜は結局、涙と熱と愛を何度も交わしたあと、そのまま眠りに落ちた。 シーツは白い跡と汗でぐちゃぐちゃ、体はまだ熱を持ったままだった。 電話に出たのは颯音だった。 颯音「はい……え……ほんとに……!? 今すぐ行きます!」 颯音が受話器を置くと同時に、俺に抱きついてきた。 颯音「おばあちゃん……今日、退院できるって……!」 俺は言葉にならなかった。 ただ、颯音の背中をぎゅっと抱きしめて、 声を上げて泣いた。 颯音「生きてる……ほんとに生きてる……!」 急いでシャワーを浴びて、服を着て、家を片付ける。 台所は血痕を徹底的に拭き取り、 割れた皿は全部捨てて、新しいのを並べた。 おばあちゃんの部屋には新しいシーツと枕を用意して、 窓を開けて空気を入れ替え、 玄関には手作りの「ようこそお帰りなさい」のボードを飾った。 颯音「……蓮、ちゃんと笑えるかな」 蓮「……俺も緊張してる」 でも胸の奥は、熱くて、震えて、 生きている奇跡に、ただただ感謝しかなかった。 タクシーが家の前に停まった。 運転手さんに支えられて、おばあちゃんがゆっくりと降りてくる。 顔色はまだ悪いし、右半身が少し不自由そうだったけど、 確かに、生きて、笑顔で、 「おかえり」と言う準備ができていた。 おばあちゃん「……ただいま」 颯音が真っ先に駆け寄って、おばあちゃんの腕にすがりついた。
last updateLast Updated : 2025-12-11
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第22話 4月25日 春の終わりと、「学校復帰」

おばあちゃんが退院してから五日が経った。 右半身の麻痺は残っているが、毎日少しずつリハビリを続けて、 今朝は自分で箸を持ってご飯を食べられるまでになった。 医師も「予想以上の回復」と驚いている。俺と颯音は久しぶりに制服に袖を通した。 鏡の前でネクタイを直し合いながら、颯音が小さく呟いた。颯音「……蓮、行けるかな」蓮「……行こう。一緒に」おばあちゃんが玄関で見送ってくれた。おばあちゃん「無理はしないでね。何かあったらすぐ電話しなさい」颯音「……うん」蓮「……行ってきます」手を繋いで歩く道は、もう新緑が眩しい。 桜は完全に散って、代わりに若葉が風に揺れていた。学校に着くと、クラスメイトが一斉に振り返った。クラスメイト「おかえりー! 蓮くん! 颯音くん!」「大丈夫だった!?」「おばあちゃん元気になったって聞いた!」みんなが駆け寄ってきて、肩を叩いたり、握手を求めてきたり。 颯音は最初びっくりしていたけど、すぐに笑顔になった。颯音「……ありがとう……みんな、心配してくれて」蓮「……ただいま」担任の先生が教室に入ってきて、二人を見て目を細めた。先生「よく戻ってきたね。無理は禁物だから、今日は早退してもいいよ」授業が始まっても、俺たちは普通に受けた。 欠席していた分のプリントを山ほど渡されたけど、 颯音と目が合うたびに、小さく頷き合って、 「これから取り戻す」と心の中で誓った。昼休み、屋上で二人きりになった。颯音「……蓮」蓮「ん?」颯音「生きてるって……すごいね」颯音が空を見上げて、深く息を吸った。颯音「空も、風も、ご飯も、全部……当たり前じゃなかった」蓮「……うん」
last updateLast Updated : 2025-12-11
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第23話 5月1日 新学期最初の「身体測定」と、隠せなくなった変化

おばあちゃんの回復も順調で、今日は久しぶりに自分で朝ごはんを作ってくれた。 右半身はまだ少し不自由だけど、笑顔で「もう大丈夫」と言う姿に、俺たちは毎朝泣きそうになる。今日で学校復帰からちょうど一週間。 新学期最初の身体測定の日だ。颯音が鏡の前で制服のシャツを着ながら、小声で呟いた。颯音「……蓮、ちょっと……見える?」俺は颯音の背後に立って、首筋を覗き込んだ。 確かに、鎖骨のあたりに、薄い赤い痕が残っている。 先週、俺が夜に強く吸いすぎてしまったキスマークだった。蓮「……やばい」颯音「体育のとき、着替えるんだよね……」二人で顔を見合わせて、青くなった。颯音「絆創膏……貼る?」蓮「それだと逆に怪しまれるかも」結局、颯音はハイネックのインナーを着込んで、なんとかごまかすことにした。 俺も自分の首を見たら、同じように薄い痕が残っていて、慌てて同じ対策をした。学校に着くと、体育館で身体測定が始まった。 順番はクラスごとに、男子は男子、女子は女子で分かれて行う。まずは身長・体重。 俺は去年より4.8cm伸びて148.2cm。 颯音は5.1cm伸びて147.9cm。 ほぼ並んだ。次は視力・聴力。 二人とも問題なし。そして最後に、保健室で「胸囲・握力・座高」の測定。 ここで、保健の先生が一人ずつ個室に呼ぶ。俺が呼ばれたとき、先生が少し困った顔をした。先生「蓮くん……シャツ、ちょっと上げてもらえる?」蓮「……え?」先生「最近、成長期で胸が張ったりする子がいるから、胸囲のときに確認してるの」俺は真っ赤になって、震える手でシャツをめくった。 胸の先が、少しだけ膨らんでいて、触ると敏感になっていた。 最近、颯音に触られすぎて、乳首が少し色づいてきて
last updateLast Updated : 2025-12-12
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第24話 5月2日 初めての「一人で出ちゃった夜」と、朝まで離れなかった手

おばあちゃんが寝静まってから、もう二時間近く経っていた。 部屋の明かりは消して、窓から差す街灯の淡い光だけが、 颯音の寝顔をぼんやりと照らしている。颯音は今日も疲れていた。 学校復帰してまだ二日目。 授業に追いつくために放課後も図書室に残り、 帰宅後はおばあちゃんのリハビリを手伝って、 夕飯の支度もほとんど一人でこなした。だから今は、俺の腕の中で小さく寝息を立てて、 長い睫毛をぴくぴくさせながら、ぐっすりと眠っている。俺はまだ眠れない。 理由は、はっきりしていた。今日の体育の授業。 颯音が白い体操服で走る姿。 汗でシャツが背中に張り付いて、 肩甲骨のラインが浮き出た瞬間。 俺はそれを見てから、ずっと疼いていた。布団の中で、そっと手を滑らせる。 もう完全に皮は剥けるようになっていて、 先端は敏感に空気に触れるだけでびくんと跳ねる。 根元にはまだ数本の薄い毛が生えていて、 指に絡む感触がたまらなく恥ずかしくて、興奮する。颯音の寝顔を見ながら、ゆっくりと手を動かした。 「颯音……颯音……」って心の中で何度も呼ぶ。 腰が勝手に浮いて、息が荒くなる。もう限界だった。びくびくっと体が跳ねて、白い熱が腹と布団の上に飛び散った。 量はまだ多くないけど、確実に増えてきている。 息を荒げながら、指に絡んだそれを眺めて、 また颯音の唇に塗る妄想をしてしまう。そのとき、颯音が小さく寝返りを打った。颯音「……蓮……?」寝ぼけ眼で俺を見上げて、すぐに異変に気づいた。颯音「……あ……蓮、また……一人で……?」俺は真っ赤になって、布団を頭まで被った。蓮「……ごめん……起こすつもりじゃなかった……」颯音が布団に潜り込んできて、俺の腹に付いた白
last updateLast Updated : 2025-12-12
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第25話 5月3日 初めての「声が出すぎてバレそうになった朝」

昨夜は結局、5月2日の夜から朝までほとんど眠れなかった。 颯音と何度も何度も愛し合って、 布団は汗と白い跡でぐちゃぐちゃ、 体はまだ熱を持ったままだった。でも、今日は土曜日。 学校がない。 だから、俺たちはそのまま布団の中で絡まったまま、 もう一度朝の続きを始めた。颯音が俺の上に覆いかぶさってきて、 まだ眠そうな瞳で俺を見つめながら、 ゆっくり腰を沈めてきた。颯音「……蓮……朝から……もう、欲しい……」蓮「……颯音……」俺たちは完全に一つになった。 まだ小さくて、痛みもあるけど、 それ以上に気持ちよくて、 自然と声が漏れる。蓮「あっ……颯音……そこ……!」颯音「……蓮の声……可愛い……もっと……」颯音が腰を激しく動かすたびに、 俺の声がどんどん大きくなった。蓮「だめ……声……出ちゃう……!」颯音「……いいよ……俺だけに聞かせて……」でも、朝の家は静かすぎる。 おばあちゃんはまだ寝ているはずなのに、 俺の声が廊下まで響いてしまいそうで怖かった。颯音が急に俺の口を手で塞いだ。颯音「……蓮、静かに……でも……我慢しないで……」颯音の指の隙間から、くぐもった声が漏れる。蓮「んっ……んんっ……!」颯音も限界が近かった。 俺の中で熱いものが溢れて、 同時に俺も達してしまった。びくびくっと体が震えて、 颯音が俺の上に崩れ落ちる。颯音「……蓮……愛してる……」蓮「……俺も……」その瞬間、 ドアの向こうで、かすかに足音がした。おばあちゃんの声が小さく聞こえた。おばあちゃん「……蓮? 颯音? どうしたの? うなされてる?」
last updateLast Updated : 2025-12-13
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第26話 5月4日 憲法記念日、初めて「外で全部交わした日」

カーテン越しの光が眩しくて、俺は目を覚ました。 隣で颯音がまだ眠っている。 頬に少し汗をかいて、唇がに股で布団を蹴り飛ばしている。 パジャマのズボンが腰までずり下がっていて、 朝立ちの小さなモノが半分皮を被ったまま、ぴくぴく動いているのが丸見えだった。 俺はそっと手を伸ばして、指先で先端を撫でた。 びくん、と跳ねて、颯音が「ん……」と甘い声を漏らす。 颯音「……蓮……朝から……?」 まだ半分寝ぼけている声で、 でもすぐに俺の首に腕を回して、 朝のキスをしてきた。 颯音「……蓮、今日は……外、行かない?」 その一言で、胸がドキンと鳴った。 颯音が続けた。 颯音「前に見つけた、あの秘密基地…… 今日は絶対誰も来ないよ。 ……全部、したい」 「全部」という言葉の重さに、 俺は息を呑んだ。 リュックには水筒、シート、お菓子、 そして念のためのタオルとティッシュ。 颯音は「今日は特別だから」と、 俺の大好きなイチゴジャムのサンドイッチを朝から作ってくれた。 自転車を二十分漕いで、 小学校の裏山の奥へ。 誰も通らない獣道を、 手を繋いで歩く。 鳥の声とまり木が折れる音だけが響いて、 五月の風が木々を揺らす。 やっと着いた。 苔むした岩の洞窟。 入り口は狭いけど、中は意外と広い。 天井から根が垂れていて、 床は落ち葉でふかふか。
last updateLast Updated : 2025-12-13
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第27話 5月5日 こどもの日、初めての「二人きり旅行」

部屋はまだ薄暗くて、カーテンの隙間から朝の光が少しだけ漏れていた。 俺はベッドの上で目を覚まして、隣の颯音を見た。 颯音は俺の腕枕で、穏やかな寝息を立てていた。 昨夜の外での熱い記憶が体に残っていて、 俺はそっと颯音の髪を撫でて、耳元で囁いた。蓮「……颯音、起きて。旅行の準備だよ」颯音が目をこすりながら、ゆっくり起き上がった。颯音「……蓮……おはよう」まだ寝ぼけ声で、俺に抱きついてきて、朝のキス。 甘くて、柔らかくて、すぐに体が熱くなった。颯音「……今日……本当に二人きりだね」蓮「……うん。おばあちゃんも許可してくれたし」昨日、おばあちゃんに旅行の話をしたとき、 おばあちゃんは少し驚いた顔をしたけど、すぐに笑って、 「お前たち、ほんとに仲がいいね。お小遣い持っていきなさい」って言ってくれた。 おばあちゃんの回復も順調で、今日は近所の友人とゆっくり過ごす予定だと言っていた。行き先は、海沿いの小さな温泉町「波音の宿」。 ネットで調べて、子供でも泊まれる民宿を見つけた。 朝風呂付きで、貸切露天風呂もあって、部屋に鍵がかけられる。 一泊二日、二人きりで過ごす初めての旅行。おばあちゃんに見送られて、家を出た。 リュックには着替え、水筒、お菓子、タオル、それと……秘密のものも少し。 颯音は新しい青いキャップを被って、俺はお揃いの白いTシャツ。 駅までの道を、手を繋いで歩く。 五月の風が心地よくて、胸が高鳴った。電車の中では窓際の席に並んで座って、颯音が俺の肩に頭を預けてきた。 周りに人は少ないけど、念のため声は小さく。颯音「……蓮、楽しみ?」蓮「……うん。颯音と二人きりで一泊……夢みたい」颯音が俺の手を握って、指輪のネックレスをそっと触った。颯音「……部屋に着いたら……すぐ、した
last updateLast Updated : 2025-12-14
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第28話 5月6日 旅行2日目 「朝から晩まで溶け合った日 」

俺たちは離れの部屋に着いた瞬間から、もう服を着る気なんて完全に失っていた。 パンツ一枚すら邪魔だと感じて、 ボクサーパンツもボクサーブリーフも畳の隅に放り投げ、 一日中、文字通り「肌一枚」で過ごした。昨日抜いた所は、 まだ根元が少し赤くなっているけど、 そのおかげで俺たちの大事なところは まるで生まれたての赤ちゃんみたいにツルツルで、 朝の光に照らされてピンク色に輝いていた。颯音が俺の前に立って、 恥ずかしそうに両手で隠しながらも、 すぐに手を離して見せてくれた。颯音「……蓮、見て……ツルツルだよ……」俺も同じように見せた。 まだ完全に皮に包まれたままの小さなモノは、 毛がなくなったことでより幼く、より可愛く見える。 先端は少しだけ皮から顔を出して、 朝立ちでぴくぴく震えている。颯音「……蓮のここ……赤ちゃんみたい…… でも、もう硬い……」颯音が跪いて、 ツルツルの根元にそっと唇を押し当てた。 俺はびくっと腰を震わせて、 すぐに声が漏れた。蓮「あっ……颯音……!」颯音は舌先でツルツルの皮膚を這い回り、 皮をゆっくりめくって、 敏感な先端をちゅっと吸った。颯音「……蓮の味……昨日より濃い……」俺も我慢できなくなって、 颯音を押し倒して、 同じようにツルツルの大事なところに唇を這わせた。蓮「……颯音のここ……ほんとに可愛い…… ツルツルで……俺だけの……」俺たちは畳の上で、 69の形で、 ツルツルの肌を舐め合い、 吸い合い、 何度も何度も白い熱を放った。露天風呂では、 お湯の中で、 ツルツルの体がぴったり重なった。 颯音が俺の膝の上に座り、 ゆっ
last updateLast Updated : 2025-12-14
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第29話 5月7日 「見ちゃいけないものを見てしまった、俺たちだけの秘密」

静かな朝を迎えた。制服に袖を通しながら、 俺たちは鏡の前で何度も顔を見合わせた。 旅行の2日間、裸で過ごし続けたせいで、 制服の生地が肌に触れるだけで、 ぞくぞくするような違和感があった。颯音「……蓮、今日……みんな、どうなってるか……気になる」蓮「……うん……俺も」旅行中、俺たちだけの世界に浸っていたせいで、 他の11歳の男の子がどうなっているのか、 急に現実的に、 そして少し罪深い好奇心が湧いて仕方なかった。学校に着くと、 教室の空気がいつもよりざわついていた。 ゴールデンウィーク明けで、 みんなが少し日焼けして、 少しだけ背が伸びた気がして、 俺たちは無意識に、 他の男子の股間や首筋や腕や、 体全体をチラチラ見てしまう。1時間目の休み時間。 男子トイレに並んだとき、 俺と颯音は自然と隣同タイミングで個室ではなく並びの小便器に立った。隣に立った拓也がズボンを下ろした瞬間、 俺と颯音は同時に目が釘付けになった。拓也の大事なところは、 まだ完全に皮に包まれたままで、 毛は一本も生えていない。 根元はツルツルで、 旅行前の俺たちとまったく同じだった。颯音が俺の耳元で、息だけで囁いた。颯音「……蓮……みんな、まだ……赤ちゃん……」蓮「……うん……」その次に並んだ翔太も、 同じく毛ゼロ、皮被ったまま。 さらにその隣の健太も、 同じだった。俺たちは顔を見合わせて、 胸の奥に、 優越感と、 少しの罪悪感と、 でも何より「俺たちだけが特別」という、 甘く、熱い確信が湧き上がった。体育の着替えの時間。 更衣室は男子だけの空間。 制服を
last updateLast Updated : 2025-12-15
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第30話 5月15日 突然の永遠の別れ、そして「二人きり」の始まり

朝7時10分。 いつもと同じように、おばあちゃんが台所で味噌汁の匂いを立てていた。 右半身はまだ少し不自由だけど、 最近は自分で包丁を持って、 「今日はおにぎり握ってあげるよ」と笑ってくれるまで回復していた。俺と颯音は制服に袖を通しながら、 「今日もおばあちゃんの味噌汁だね」と顔を見合わせて笑った。 それが、おばあちゃんとの最後の会話になった。7時27分。 突然、台所から「ガシャン」という大きな音がした。俺たちは同時に駆けつけた。おばあちゃんが仰向けに倒れていた。 鍋がひっくり返り、味噌汁が床に広がり、 割れた茶碗の破片が散乱している。 おばあちゃんの顔は真っ青で、 目は見開かれたまま、 口の端から泡が少し出ていた。颯音「ばあちゃんっ!!!」俺は震える手で119番に電話しながら、 颯音は必死におばあちゃんの体を揺すった。颯音「ばあちゃん! 起きて! ねえ! ばあちゃん!!」救急隊員が到着するまでの8分間、 俺たちはおばあちゃんの手を握りしめて、 名前を呼び続けた。 でも、返事はなかった。病院に運ばれてすぐ、 医師が深刻な顔で俺たちに告げた。医師「……脳内出血の再発です。 前回よりも出血量が多く、すでに脳幹が圧迫されています。 ……残念ながら、回復の見込みはありません。 あと数時間、長くても今日中には……」颯音が膝から崩れ落ちた。 俺も立っていられなくなって、 床に座り込んだ。颯音「……うそ……」俺は言葉が出なかった。 ただ、颯音の肩を抱いて、 震えることしかできなかった。集中治療室に通されたとき、 おばあちゃんはもう意識がなかった。 チューブだらけで、 モニ
last updateLast Updated : 2025-12-15
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