夏休みも残り2週間を切り 朝の光がカーテンを透かして部屋に入ってくる。 俺は颯音の腕の中で目を覚ました。 颯音はまだ眠っていて、長い睫毛が静かに揺れ、頬に少し汗をかいて、俺の胸に顔を埋めたまま、小さな寝息を立てていた。 蓮「颯音、朝だよ」 颯音「ん、もうちょっと」 颯音が俺の首に腕を回して、朝のキスをしてきた。 颯音「蓮、おはよう」 蓮「おはよう」 二人で布団の中で少しだけ体を重ねて、朝の光を浴びながらキスをした。 朝ごはんは颯音が作ったトーストとスクランブルエッグ。 蓮がコーヒーを淹れて、二人でテーブルに向かい合って食べた。 颯音「蓮、夏休みももう終わるね」 蓮「うん。あっという間だ」 颯音「まだやりたいこといっぱいあるよ」 蓮「そうだな」 朝食後、颯音がポストを見に行った。 颯音「蓮、郵便来てるよ」 蓮「何?」 颯音が封書を持って戻ってきた。 白い封筒で、送り主の名前は書かれていない。 宛名は「瀬尾蓮様」。 颯音「蓮宛だよ」 蓮「俺宛?」 颯音は封書を手に持ったまま、 少し迷った表情になった。 颯音「蓮、ちょっと待ってて」 颯音は自分の部屋に封書を持って入っていった。 蓮「颯音?」 颯音は部屋のドアを閉めて、 一人で封書を開けた。 中には一枚の便箋。 「蓮
Dernière mise à jour : 2026-02-07 Read More