LOGIN11歳の男子小学生・蓮は、同じクラスの颯音に淡い恋心を抱いていた。頭脳明晰で学年トップの蓮と、中性的な優しさを持つ颯音。二人は互いに惹かれ合いながらも、言葉にできない想いを胸に秘めていた。そんなある日、6年生進級の前日、二人の親がそれぞれ離婚を発表する。突然の出来事に傷つき、孤独を感じる中、同じ境遇の二人は家族の事情で一緒に暮らすことになる。365日の共同生活の中で、日常の小さな喜びや悲しみを共有し、互いの心の傷を癒やしていく。純粋な友情が次第に恋愛へと変わり、涙を流すほどの切ない瞬間を乗り越えながら、二人は本当の絆を築いていく。1日1話で紡がれる、心温まる純情恋愛物語。
View More2学期も後半に差し掛かり、今日は体育の授業だった。 体育館に集まったクラスメイトたちは、 半袖の体操着と短パン姿で、 少し肌寒い秋の空気を感じながら準備運動をしていた。 この日は柔道の授業。 柔道着ではなく、 体育着のまま行うという学校の方針で、 みんな短いズボンを履いており、 動き回るたびにズボンの裾がめくれ、 パンツの端や太ももがチラチラ見えていた。 担任「今日は受け身と組手の練習だ。 ペアを組んで、 怪我しないようにね」 蓮は真哉と、 颯音は玲王とペアを組んだ。 体育館のマットの上に並び、 まずは受け身の練習から始まった。 真哉「蓮、 俺が投げるから、 ちゃんと受け身取れよ」 蓮「わかった。 いくぞ」 真哉が蓮の袖を掴んで、 軽く投げる。 蓮はマットに倒れ込み、 受け身を取った。 短パンの裾がめくれ、 パンツの端が見えた。 真哉は笑いながら手を差し伸べ、 蓮を引き起こした。 真哉「蓮、 パンツ見えたぞ」 蓮「うるさい。 お前も見えてるだろ」 真哉は自分の短パンを軽く叩いて笑った。 真哉「俺のはボクサーだから、 大丈夫だ」 一方、颯音と玲王のペアは、 少し離れたところで組手の練習をしていた。 颯音は玲王の袖を掴み、
2学期も中盤に差し掛かり、今日は体育の授業がある日だった。 朝のホームルームが終わると、担任が「今日は体育だから、体操着に着替えて体育館に集合」と言い、教室は一気にざわついた。 男子たちは自分の席で制服を脱ぎ始め、女子たちは女子更衣室へ移動していく。 教室の空気は少し蒸し暑く、 窓を開けても秋の風が弱く、 体操着に着替えるみんなの体温でさらに熱気がこもっていた。 颯音は自分の席で上着を脱ぎながら、 チラチラと玲王の方を見ていた。 玲王は隣の列の席で、 制服のシャツを脱ぎ、 ズボンのベルトを外していた。 颯音の視線に気づいたのか、 玲王は少し照れくさそうに笑って、 ズボンをゆっくり下ろした。 ズボンが膝まで下がった瞬間、 玲王のブリーフが露わになった。 キャラクター付きのカラフルなブリーフ。 普段はボクサーパンツを履いている玲王が、 今日はわざわざブリーフを選んでいた。 股間の部分が少し膨らんでいて、 布地がピッタリ張り付いているのがわかった。 颯音(玲王……今日、ブリーフなんだ……可愛い……) 颯音は思わず視線を固定してしまい、 自分の股間が反応し始めた。 体操着の短パンの中で、 少し硬くなるのを感じて、 慌てて目を逸らした。 その時、 近くにいた愁(シュウ)が気づいた。 愁は颯音たちと同じぐらいの身長で、 クラスの中では下ネタが好きなキャラとして有名だった。 愁は玲王のブリーフを見て、 教室のみんなに聞こえ
昼休みのチャイムが鳴ると同時に、教室は一気に賑やかになった。 クラスメイトたちは弁当箱を開けたり、友達と集まって話したり、校庭へ飛び出したりと、思い思いに時間を過ごし始めた。 蓮は席に座ったまま、すぐに参考書を取り出し、立ち上がった。 机の上に広げていた算数の問題集をカバンにしまい、 代わりに中学受験用の過去問集とノートを手に持つ。蓮(昼休みは勉強の時間。颯音も、今頃教室でみんなと楽しんでるかな)蓮は誰とも言葉を交わさず、 静かに教室を出て図書室に向かった。 廊下を歩きながら、 颯音の笑顔を思い浮かべ、 心の中で小さく呟いた。蓮(颯音……俺、合格するから。待ってて)図書室に入ると、 静寂が蓮を迎えた。 窓際の席に座り、 過去問集を開いて、 鉛筆を走らせ始めた。 周りの音は遠く、 ページをめくる音と、 鉛筆の音だけが響く。 蓮は集中して問題を解き、 間違えたところはノートに書き写し、 解説を読み込んだ。 昼休みの40分を、 すべて勉強に費やした。一方、教室では颯音が真哉、玲王と一緒に弁当を広げていた。 真哉は大きな弁当箱を開け、 玲王はコンビニのおにぎりを頰張り、 颯音は施設で作ってもらったシンプルな弁当を食べていた。 三人で修学旅行の写真を見返したり、 次の授業の話をしたり、 他愛もない会話で笑い合っていた。真哉「颯音、弁当いつも質素だな。俺の唐揚げやるよ」颯音「ありがとう。でも施設の弁当、意外と美味しいんだ」玲王「颯音くん、最近人気だよね。昼休みいつも誰か来る」颯音「そうかな。みんな優しいだけだよ」三人は笑いながら弁当を食べ続けていた。 颯音は左手に違和感を感じ、 横目で見た。 玲王の制服のズボンの裾から、
施設での生活が始まって1ヶ月が経った。 10月10日。 蓮は中学受験の本番が2月にあることを知り、勉強に集中するために学校に行っても授業中はもちろん休み時間も机に向かっていた。 国語の読解問題、算数の応用問題、社会の年表暗記、理科の図鑑読み込み。 参考書を広げノートにびっしりと書き込み問題を解き続ける。 クラスメイトたちは最初驚いていたが次第に「蓮、受験頑張ってるんだな」と認めるようになり話しかけるのを控えるようになった。担任「蓮くん、休み時間も勉強してるのね。すごいわ」蓮「はい。合格したいので」担任「応援してるわよ」蓮は担任に頭を下げ、再び参考書に目を落とした。一方、颯音はクラスで人気者になっていた。 修学旅行での明るい態度や玲王たちとの仲良しぶりがクラスメイトの目に留まり、昼休みになるといつも周りに人が集まるようになった。昼休み、教室の隅で颯音は玲王、真哉、真琴と一緒に弁当を広げていた。真哉「颯音、今日もみんな集まってくるな」颯音「うん。みんな優しいから」玲王「颯音くん、人気者だね」真琴「颯音くん、可愛いし優しいし、そりゃ人気出るよ」颯音「そんなことないよ」そこにクラスメイトの数人が近づいてきた。クラスメイトA「颯音くん、一緒に弁当食べていい?」颯音「うん。もちろん」クラスメイトB「颯音くん、修学旅行の写真見せてよ」颯音「いいよ。スマホで見て」颯音はスマホを取り出して修学旅行の写真を見せた。クラスメイトC「わー、みんな楽しそう!」颯音「うん。すごく楽しかった」昼休みの時間はみんなで写真を見たり話したり笑い合ったりして過ぎていった。放課後、颯音は玲王たちと一緒に校庭で遊んだ。玲王「颯音くん、サッカーやろう」颯音「うん。やるやる